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第139回天皇賞(春) 結果コラム

おめでとう松岡騎手!でも馬券は買えなかった…

1着…2番マイネルキッツ  ≪国 枝・松 岡≫
2着…4番アルナスライン  ≪松元茂・蛯 名≫
3着…12番ドリームジャーニー≪池江寿・池 添≫

予想は完敗だったが、若手の中で一番期待していた松岡騎手が勝ったことは非常に喜ばしいかぎり!

ただ、2着に蛯名くんが来たのには正直驚いている。それも、最後の直線で敢えて松岡騎手を交わそうとしなかったところに驚いた。( …落鉄だと言っていたが、本当かなあ?? )

…マイネルキッツに馬体を並べかけた時、アルナスラインの脚勢はあきらかに交せるモノであった。これはVTRを見れば誰でもすぐに分かるだろう。なのに、蛯名くんは必死に追っていなかった。必死に追っていたのなら、もっと腕が伸びているハズだし、もっと上体が低くなければならないだろうから…まあ、国枝厩舎の管理馬が前にいては交さないのも当然だろうが!

レースの驚きはこれだが、結果的に一番の驚いたのはとうとう「マイネル」が天皇賞を勝ったことである……これによって、古馬の最高峰レース「天皇賞・春」が単なる一つのG1に格下げされたのが証明されたからだ!

…もちろん私もだが、長年競馬をやってきた人にとっては、古馬の最高峰レースが天皇賞・春という意識を強く持っていたハズ。私も「そこはかとないせつなさ」を感じすにはいられない。

少額一口馬主で成立っている「ラフィアン」がこのレースを勝ったことで、巷に流布していた「天皇賞の価値下落」を決定付けたのは誰もが分かるだろう。これまでの大手馬主の思惑で左右されていた時代ではなくなったことを意味するからだ。( …好例は「メジロ」だね! )

ただし、この「天皇賞・春の価値下落」は別に悪いことではない……伝統はあるが、後の種牡馬的な観点からも時流に合わない長距離戦を古馬最高峰レースに位置付けるのはムリがあるし、何より先の大手馬主の思惑が通用しなくなることで、今回の松岡のように若手の台頭が進むことで波乱度のアップ=面白さの増大につながるからだ!

特にそれを象徴してくれたのが、武豊・横山典の騎乗馬たちの惨敗!

…これまでの常識だったら、「モンテ=毛利氏・松田国の武豊起用」の馬が負けるなど考えられなかった。だから私も生産牧場の絡みを抜きにした場合としてモンテクリスエスを推したのだ。

『だったら、前走乗った柴田善で充分だったろうに…』と思う人もいるだろう。しかし、モンテクリスエスが柴田善くんのままではいくら私でもハナっから消していた。なぜなら、腐っても天皇賞・春を叔父さんのおかげで勝たせてもらっている騎手にくれてやる理由などないし、何より同馬を勝たせられる技量も持ってない。おまけに人気馬にも推されないからだ!

しかし、これら競馬学校上がりの上手い騎手がちゃんと来なかったと言うことで、世代交代の顕著な進行地方騎手の方が本当は上手いことを裏付けてくれたのはむしろ幸いでもある。今後は元地方出身騎手3人( 安藤勝・岩田康・内田博 )を中心に騎手の動向を確認・推理すれば的中に辿り着けることになるからだ!

実際に、今は人気を裏切る方が格段に多い「三浦くん」などもその一人。今週も裏開催と化した東京競馬場において着順変更なしの失格を喰らったのでも分かるように、所詮競馬学校上がりは「作られた者」でしかないのだ!

ただし、彼個人に関しては可哀相な新人だとも思う……記録更新に飛びついた天下の国営放送において、こともあろうに「武豊さんの馬に乗ったら……」と言わされたのが発端だからだ。むしろ、「福永さんの馬に……」と言っておけば世間の競馬ファンのほとんどが拍手喝采を贈ったのではないだろうか。( 技量はともかく、私もファンになったかもしれない。それに、少なくとも内田博・松岡・吉田豊以外の関東騎手より上手いのは確かなのだから! )

余談はさておき、今回の天皇賞の場合、ベテランが負けた敗因は以下の状況だったと私は見ている……

…デムーロで「本物のG1」ジャパンカップを勝ったスクリーンヒーローが、技量格下の横山典くんになった時点で来ないのはむしろ当然!( …何しろロジユニ騎手だし! )

…スクリーンヒーローと互角のレースをしたことで人気になったジャガーメイルだが、さすがに3ヶ月ぶりのレースでは安藤勝でも厳しかった。( …何より厩舎がお粗末。入着は上出来だ! )

…世代交代の最大の推進役である武豊が来ないのも当然。これまでやりたい放題だった時代はいい加減に主催者もほっとけないだろうから!( …売上げ伸びないし! )

…海外を目指すディープスカイに騎乗する四位騎手がこの長距離G1を「勝・た・な・い」のはある意味当然。所詮は牡馬低レベル世代の一代表馬などより、大事なのは今後海外で活躍する馬の方だから!( …競馬学校上がりの四位騎手が古馬の中・長距離G1を両方とも勝つなどバランス的にもマズイだろうし! )

…昨年このレースを制した岩田康が勝てる馬に乗ってこなかったのは、このG1が騎手の技量を反映するものでなくなったことの象徴。その上、順番的にも「ヤラズ」はあきらか!( …有力馬に乗せちゃうと間違って勝っちゃうし! )

これだけ技量上位と見られている騎手に「外的な足枷」がある以上、コスモバルクでずっと冷や飯を食わされていた松岡騎手が勝たせてもらえるのも納得するし、追えない騎手の代表と恵まれ騎手の代表がそれぞれ2着・微差4着なのも分かる!

これならば、伏兵視された秋山くんや武幸くんが技量的にも来ないのは当り前。そもそも彼らは和田くん同様、人気薄での穴あけ騎手でしかないのだから!

その他の騎手も今回は単なる付け足しでしかなかった…中でも「?」なのは、追える小牧騎手が逃げ馬ホクトスルタンに乗せられたこと。つまり、ホクトスルタンも所詮はその程度の馬でしかないということだ!( …低レベルの5才馬だし! )

今回の結果にこれ以上の大きな意味は何もない。単に松岡騎手がこれでようやく有力騎手に仲間入りできただけのこと…

でも、腕なら吉田豊騎手もかなり上手いと思うのだが、惜しむらくは、先輩に楯突いたことで割を食ったこと。本当なら今頃は関東を代表する騎手の一人になっていたハズだったのに……

ついでに、いつ藤田騎手は関東中心騎乗に変わってくれるのか!?…彼がこちらに来れば、すぐにでも横山典の後継ぎになれるのに……どうせ、今さら騎手界に東西などないのだから、関西で埋もれているよりも関東で内田博の相手役を演じてくれた方がファンにとっても何倍もありがたいハズ…と、密かに思っているんですけど!!

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