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2009年5月の記事

第76回日本ダービー 結果コラム

やっぱり「個人馬主」が優先!
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1着…ロジユニヴァース ≪萩 原・横山典≫
2着…リーチザクラウン ≪橋 口・武 豊≫
3着…アントニオバローズ≪武 田・角 田≫
4着…ナカヤマフェスタ ≪二ノ宮・蛯 名≫
5着…アプレザンレーヴ ≪池江郎・内田博≫

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圧倒的1番人気だったアンライバルドは全く伸びず、結局のところ暴走したジョーカプチーノの後ろでレースした馬の1・2・3着で決まった今年の日本ダービー!

…ただこの結果に関しては誰も違和感はないハズだ……なぜなら、「横山典にダービーを…」という長年の競馬ファンならびに競馬界全体が画策した通りの結果になったからだ!( …馬券を外した人は悔しいかもしれないが、それでもこの結果は納得できるはず。勝つべき実績を持つ馬が勝つべき順番の騎手を背にして勝った訳だから! )

ただし、勘違いして欲しくないことがある……このような結果が生まれるのは、あくまでこのレースが牧場・馬主・厩舎・実績を積んだ騎手のためにある「日本ダービー」だからだ!

…ジョーカプチーノの暴走逃げも、リーチザクラウンの2着粘りも、角田くんが3着になったのも、蛯名くん・内田博騎手の関東ジョッキーのベテラン2人が4・5着になったのも、もちろんアンライバルドが馬場のせいにできて大敗したことも全てがレース前から決まっていたこと!

これを「ヤラセ」というのならそれも一つの正しい解説であるし、また、これが実力と思うならそれもまた一つの正しい解釈である。つまるところ、これが日本の競馬の在り方であり仕組みなのだ!

…ただし、これは「ヤラセ」であるが「八百長」ではない。八百長とは、特定の個人だけが得をすることであり、一見、今回得したように見える横山典くんと萩原調教師でさえ、皐月賞で多くの期待を裏切ったせいで一流ではないことをすでに証明している。

ましてや、「雨のせい・雨のおかげのダービー馬・ダービージョッキー・ダービー調教師」という名目は一生付いてまわり、言うなれば、サニーブライアンがダービー馬になった時よりも価値の低い評価をされるだろう。

このことからしても、いくら今回ダービー馬になったとはいえ、ロジユニヴァースを「本当に強い馬」だと思う人は少なくともこのブログを読んでいる人にはいないだろう。( …ただし、必ずそれなりの古馬G1は勝てるハズ。それがダービー馬の存在価値なのだから… )

今回の1・2・3着の結果から、見る目があるなら騎手も調教師も「単なる国家組織体の一員」でしかないことはすぐに分かるハズ!( …だから、甘やかされた存在の騎手が大口を叩くのは許せない。新人最多勝ジョッキーだとか、牝馬のG1しか勝てないジョッキーがこと騎乗技術を語るなど以ての外。NHKのトップランナーももう少し人選に気を付けて欲しい!…ボンボンとスネカジリの大言など「亀田」と同じなのだから! )

…つまるところ、「日本ダービー」とは騎手から牧場までの集大成が行使される舞台なのだ。勝つべき資格のある者たちのために、参加した17組の騎手・厩舎・牧場が一体となって作り上げるレースなのである。

また、今回のロジユニヴァースの優勝で一つ気になったことがある……それは、初めて馬主になった人がいきなり「ダービーオーナー」という称号を得たことだ…( …勝つのは一向に構わない。こうした強運もあって当然だから! )

…これが何を意味しているかを考えた時、私は、如何に現在の日本経済が危機に瀕しているかを見せられた気がしたのだ!

イギリスの名言で、『首相になるよりダービーオーナーになるのが難しい!』というのがあるのをご存知の方も多いハズ。

…これは本当に名言であり、人気や名声だけでなく、大きな経済的基盤はもちろん、馬主としての充分な実績がなければ成れないとういうのを表しているからだ。

それを初年度馬主が達成してしまったということは、今の日本競馬の基本的思考が長年の馬主実績や良い意味での伝統ではなく、「経済力」中心というのを証明したからだ。つまり、それだけ日本経済にゆとりがないことを意味している訳だ。( …これは国家独唱したさぶちゃんにも当て嵌まるかも…今年は2頭もダービーに出れるチャンスがあったのに果たせなかったから。 )

とにかく、「 おめでとう、横山典くん! 」と言おう。そして、「 良かったね、萩原先生! 」とも言おう!……たとえ、これが最初で最後の本物のG1制覇としてもだ!
( …やっぱり、皐月賞の馬体減りは「三味線」だったんですね。でも、こんなに体重を変動させて勝つ馬が、本当に強い馬であるかは大いに疑問だ。でも、所詮この程度が今の関東厩舎の限界なんだろう。今回は「馬主さん・牧場さん様々」だ! )

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第76回日本ダービー 予想コラム(決断編)

またも1枠1番に入れる意図は…
今年の日本ダービーの枠順が決まった!

5月31日東京競馬10R(15時40分発走)
第76回東京優駿 (JpnI・芝・左2400m)

枠 馬   馬  名   性齢 重量 騎 手
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1  1 ロジユニヴァース  牡3 57.0 横山典
1  2 アプレザンレーヴ  牡3 57.0 内田博

……………………………………………………………
2  3 フィフスペトル   牡3 57.0 安藤勝
2  4 トップカミング   牡3 57.0  幸 

……………………………………………………………
3  5 マッハヴェロシティ 牡3 57.0 柴田善
3  6 ケイアイライジン  牡3 57.0 松 岡

……………………………………………………………
4  7 ナカヤマフェスタ  牡3 57.0 蛯 名
4  8 ブレイクランアウト 牡3 57.0 藤 田

……………………………………………………………
5  9 ジョーカプチーノ  牡3 57.0 藤岡康
5 10 アントニオバローズ 牡3 57.0 角 田

……………………………………………………………
6 11 セイウンワンダー  牡3 57.0 福 永
6 12 リーチザクラウン  牡3 57.0 武 豊

……………………………………………………………
7 13 シェーンヴァルト  牡3 57.0 北村友
7 14 ゴールデンチケット 牡3 57.0 川 田
7 15 アーリーロブスト  牡3 57.0 三 浦

……………………………………………………………
8 16 トライアンフマーチ 牡3 57.0 武 幸
8 17 アイアンルック   牡3 57.0 小牧太
8 18 アンライバルド   牡3 57.0 岩田康

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皐月賞と同じく、またもロジユニヴァースが1枠1番に入れられたことに奇妙な因縁を感じるのは私だけではないだろう…

果たして、圧倒的人気を裏切った皐月賞の「再現」か?それとも「リベンジ」か?しかも、おそらく今度は圧倒的人気を背負うアンライバルドを8枠18番に入れ、大外枠の不利を演出しているあたりにも「妙な臭さ」を漂わせている……

しかし、ここまでの結果を見ても分かるように、馬そのものの実力ではアンライバルドに敵う要素は一つもない。唯一、日本ダービーにおいて、過去75頭の勝ち馬のうち74頭が個人馬主だったことのみが買いの材料でしかない( 日本ダービー予想コラム(土台編)を参照 )

また、古い頃の24頭以上が参加した日本ダービーならいざ知らず、現在の18頭しか出れない厳選された日本ダービーにおいては大外枠の不利などあってないようなモノ。それどころか、狭いゲートに閉じ込められるのを嫌う動物の本能を考えれば、最後にゲートインさせられる18番というのは逆に有利かもしれない。

したがって、私の決断は以下となる…↓↓↓↓↓

東京10R 第76回日本ダービー 芝2400m
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◎…18番アンライバルド   ≪友 道・岩田康≫
▲…17番アイアンルック   ≪橋 口・小牧太≫
▲…16番トライアンフマーチ ≪角 居・武 幸≫
△…13番シェーンバルト   ≪岡 田・北村友≫

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「◎」アンライバルドは仕方がない。「実力=実績」、果ては鞍上の技量でも抜けた存在だと言えるからだ。

また、ここで言う「実力=実績」とは単に皐月賞で見事な勝ち方をしたというだけではない。その根源は、今世代の代表馬として誰もが認めるブエナビスタに勝っていることにある!

……ブエナビスタが怪物であることは、オークスで騎手の失策を馬の能力でカバーしたことでも分かるハズ。しかも同馬は、競馬学校出でない安藤勝騎手が判断ミスしたにも関わらず勝ち切ったのだ……

勉強や恩情で中央に入ってきた数人の地方ジョッキーは論外だが、完全に個人の技量のみで騎手を続けている地方出身ジョッキーにとって、レースにおける判断ミスは「メシの喰いっぱぐれ」に直結する。

これは、同じような勝ち方でオークスを制したシーザリオとは訳が違う。なぜなら、同じ競馬学校出身ジョッキーたちが道を開けてくれるという騎手間の援護がほとんど得られないからだ。( …だから「福永くんは恵まれたジョッキー」だと毎度説いている訳だ。もちろん三浦くんも! …武豊騎手と彼らの最大の違いはココ。少なくとも武豊騎手は、デビュー時に良い馬を回してもらって勝ち星を積み上げた訳ではないから! )

したがって、安藤勝騎手と同じ立場にある岩田康騎手が横山典くんみたいなマネはできない。もしやってしまったら「メシの喰いっぱぐれ」になるからだ。( …ただし、「ヤラズ」の可能性はゼロではない。今回に限らず、牧場・馬主の指示という可能性は常にあるから…… )

「▲」にアイアンルック・トライアンフマーチを置いたのは、正直なところ、どちらが上位とも判断できなかったから。

…両馬を比較した場合、牧場と馬主に関しては互角で、騎手の技量・重賞勝ち実績でアイアンルックがやや上位と見れる。だが、同馬はリーチザクラウンとの厩舎2頭出しに不安がある。騎手としての立場上、恩義のある橋口先生がリーチザクラウンを優先した場合、「ヤラズ」の可能性があるからだ。

その点トライアンフマーチには厩舎の柵はない。だから「▲」2頭の予想となった訳!

『それなら、リーチザクラウンを「○」にすれば良い!』と思うだろうが、それは私自身が全く納得できない。なぜなら、リーチザクラウンの好走を考えるとどうしてもロジユニヴァースの巻き返しという「理に適わない」理屈が生じるから!( …やはり、あれだけ不可解な大敗をした馬の巻返しとなるとミエミエのヤラセ競馬になってしまうのが……??? )

「△」をシェーンバルトとしたのは、誰か一人くらいは競馬学校出の若手が食い込むのではないかと思ったから……そうなると皐月賞4着の同馬しかいなくなってしまう。

…さすがに馬の能力的にもアーリーロブストは買えない。( …所詮、主催者と調教師のおかげで新人記録が作れただけのジョッキー。それを証明するように先輩恵まれジョッキーのお手馬での参加。8着入線でもヤラセ! …何よりダービーに出させてもらったことを感謝して欲しい。本当に上手ければフィフスペトルで出てたハズなんだから! )

…もう一人の藤岡康くんはNHKマイルC勝ちで充分のハズ。( …色んな理由は付けられるだろうが、なぜ同馬がここに出てきたのか疑問。ダービーは短距離戦じゃない! )

…川田くんと松岡くんはもう若手ではない。( …ただ、ゴールデンチケット川田くんの出方には大いに興味がある。皐月賞のように逃げを打つのか、それともリーチザクラウンの逃げを許すのかでレースの流れが決まりそうだから! )

果たして、アンライバルドは父ネオユニヴァース同様に共同馬主でありながら日本ダービー馬になれるのか……これが今年の予想の焦点!( …私的ながら、今回アプレザンレーヴだけは勘弁してもらいたい。勝っても不思議ではないが、正直人気になり過ぎている感があるから。ロジユニヴァースの巻返しもねっ! )

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第76回日本ダービー 予想コラム(図式編)

桜花賞より波乱度高いが……
アンライバルドの1強体制! …これが今年の日本ダービーの図式であるのは周知の通りである。

…いくら実績あるロジユニヴァースや未知のアプレザンレーヴらがいると言われても、皐月賞で使った素晴らしい切れ脚を見せられてしまっては仕方ないだろう。( …ブエナビスタに土をつけたのは伊達じゃない! )

現時点では( おそらく当日も )、1着はもとより連軸から外せない存在。したがって、推測できる予想図式の形は2つになる!

…アンライバルドを1着とするのか、それとも紛れて2着になるのかである。

まずアンライバルドを1着と仮定した場合……

…もちろんその他の人気馬が2着に来る可能性は高いのだが、皐月賞同様に状況( レース展開 )次第では人気薄の食い込みも考えねばならない。

つまり、アンライバルドが1着だからこそ人気薄の台頭による高配当が望める可能性が生まれる訳だ。

次にアンライバルドを2着と仮定した場合……

…この場合、少なくとも馬連での高配当は望めない。なぜなら、アンライバルドを破る馬ともなれば必ず過去の実績や勝ち馬データに該当するはずで、人気薄の台頭などありえないことになるから。( …先週のオークスもレッドディザイアだからこそ接戦になった訳で、ここに来るまでにそれ相応の能力を見せてない馬の一発などあってはならないからだ。 )

何しろこのレースは「日本ダービー」なのである! …いくらここ2年続けて高配当が出ているとは言え、所詮は人気薄の2着食い込みであり、1着は勝つべき馬がちゃんと勝っている正真正銘の本物のG1レースなのだ。

したがって、アンライバルドが2着になるとすれば、この時点ですでに1着と成り得る馬は決まってしまう! …どんなに可能性を広げても、未知の惑星馬アプレザンレーヴか、アンライバルドの切れ脚を封じ込める展開に持ち込めた時のロジユニヴァースか、もしくは、想定以上のスピードで逃げ切りを果たす可能性のあるリーチザクラウンまで!

ちなみに、いくらG1馬と言えどもジョーカプチーノでは到底ムリだ。仮に2400mを乗り切れたとしても今度の相手は前走の比ではない。NHKマイルCのメンバーであれば押し切れたかもしれないが、順当だったら前走のNHKマイルCのメンバーにも負けてしまうハズ。

この点から見れば、今回に関してはフィフスペトル・ブレイクランアウトの「馬主 (有)キャロット・ファーム」組に巻き返しのチャンス大と言える。

現時点で私が気になっているのは、「日本ダービー予想コラム 土台編」で述べたロジユニヴァース奇跡の巻返しがあるか否かである。

…皐月賞前の実績ならば、同馬こそが今年のダービー馬に最も近かったハズで、どうして8着入線すらできなかったのか不思議でならない。いくらG1未勝利の萩原厩舎とは言え、単なる仕上げミスでは済まされない敗戦だからだ。

また別の観点では、「常識ハズレの惨敗」があれば「常識ハズレの巻返し」があってもおかしくない…と考える人がどれほどいるのか? …これは、如何に同馬に思い入れのある人がいるかを知りたいから。また、負けた馬でも応援し続ける「判官贔屓」と言うべき思いがどれほどあるのかで、同馬の今後が見えてくることに興味を惹かれるから!

…ロジユニヴァースの実績からすれば、古馬になって重賞未勝利などというヴィクトリーのようなニセ馬ではないはずでこのまま黙って引き下がるとは到底思えない。おそらく、鞍上も一世一代の想いで乗ってくるハズ!

結果的には敗れるかもしれないが、もし今度も2ケタ着順だったらそれこそ救いようがなくなってしまう。「勝て!」とまでは言わないが、少なくとも掲示板くらいは走って欲しい……でないと、馬はもちろん騎手と厩舎も終わってしまうことになり、私はそれが心配でならない……???( …冷めた思考なら、また惨敗した時は「弥生賞までのヤラセ馬だった」ということで、所詮はヴィクトリー2世と判断するしかないだろう! )

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第70回オークス 結果コラム

やはり2強対決だったが、3連単は……

1着…ブエナビスタ    ≪松田博・安藤勝≫
2着…レッドディザイア  ≪松永幹・四 位≫
3着…ジェルミナル    ≪藤原英・福 永≫
4着…ブロードストリート ≪藤原英・藤 田≫
5着…ディアジーナ    ≪田 村・内田博≫

久しぶりに「化け物」を見させてもらったオークス!!!

…2冠ほぼ確定の状況で順当に勝ったブエナビスタだが、レースとしては準最悪だった。なのに、今は伸びてこないハズの大外からのごぼう抜き。( …昨年のディープスカイのダービーを思い出した! )

しかも、常識なら絶対届かないはずのレッドディザイアまで交わしてしまったのだからオドロキ以外の何物でもない!!( …普通は絶対に届かない。一瞬、「ムリして脚やっちゃったんじゃないか」と故障を心配したほど… )

この脚を見せられては、「化け物」という言葉しか出てこない!

四位騎手も完璧な勝ち競馬!…本当にこの馬は可哀相である。

…レース中の位置取りも先団直後の内を回るロスなし競馬。残り200mで後続を完全に引き離した時には99%勝つと誰もが思ったハズだ。なのに、差されてしまったのでは世代が不幸だったとしか言えないだろう!

でも、同馬は絶対に秋華賞を獲る!…春は相手が悪すぎただけ。

3着だけが予想上で納得いかない馬。

…でも、3着指定馬の順当な3着入線だけに結果には納得せざるを得ない。

予想の半ば( 予想コラム図式編 )で『消す』と断言した馬だけにガックリ。

4着の藤田くんには一言だけ……『抜かせよ。3着馬を!』

…まさか最後の最後で厩舎3頭出しという背景がモロに出てしまうとは……

ここが「ヤラセ」ポイントだった!( …藤田のヒキ! )

ディアジーナの5着は一番予想通りの結果!

…昨年レッドアゲートで2番人気7着だった「田村厩舎・ディアレスト」コンビだけに、今年は馬券にならない掲示板までと思ったら、全くその通りだったことに思わず苦笑いした。

牝馬の最高峰レースはあくまで「桜花賞」である。なのに、そこを出れるのに出なかった馬がどんなに人気なってもクラシックで馬券になる訳がない!…敵わぬまでも挑戦する意識の薄い所、厩舎人が夢を追わない所に強い馬も良い人材( 厩務員 )も育つ訳がないからだ。

ここまでは、単に関東2流厩舎が3才牝馬重賞で「賞金稼ぎ」しただけ。これが現実だろう。

馬主さんは、何も「お金」のために競走馬を持とうとしているのではない。いつの日か自分の持ち馬が大レースを勝つことを夢見て馬主になっているのだから。( …ここでも、今の関東厩舎が如何に切羽詰っているかが見てとれるのが悲しい…貧乏な私が言うのも何だが、誰か太っ腹な馬主さんはいないのかな…? )

とにかくブエナビスタは本当に強い!…おそらく、否、少なくともウオッカよりもはるかに強い!( …惜しむらくは、ダイワスカーレットと対戦させたかった… )

…「これなら凱旋門賞好走に光明が見えてきた!」と、大いに感じさせてくれた驚嘆の内容に私はただただ驚くばかり!!

願わくば、ぜひとも今年の日本ダービー馬と対戦( もしかしたら再戦? )してもらいたいが、今はじっくり体調を整え、必ず一度現地で走らせてから凱旋門賞に臨んで欲しい。( …牝馬3冠などに走らないで欲しい。もうブエナビスタに秋華賞など必要ないのだから… )

杉本アナではないが、「どうか無事で……」と願うばかりだ!( …テンポイントのフレーズは古すぎっ!? )

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第70回オークス 予想コラム(決断編)

ブエナビスタは負けない!

今年のオークスにおける焦点……それは、ブエナビスタという馬がどこまで高みに昇れるかである!

ブエナビスタがすでに「名牝」であるのは間違いなく、こと馬の格付に関して唯一不安があるとすれば「松田博厩舎」ということくらい。何しろ、これまでの松田博厩舎と言えば、G1レースで人気をコカす方が多かった厩舎だからだ。しかし、今回その心配は極端に低い。なぜなら、松田博厩舎がこれまで通りの人気コカし厩舎だったら、牝馬クラシック最高峰である桜花賞でコケていたはずだからだ!

桜花賞を絶対的な馬の力量と騎手の技量で乗り切れたからこそ「凱旋門挑戦」と言う競馬界の夢を公言した訳で、故障・大出遅れ・落馬などの不慮の事故でもない限りブエナビスタが敗れることはないだろう。

その意味では、先週のウオッカより1着鉄板の馬であり、今回の同馬に限って「競馬に絶対はない!」の格言はあて嵌らないだろう!

したがって、馬券的には如何ながらブエナビスタを1着以外にはできないし、してはならない。よって、私の決断はコチラとなる↓↓↓↓↓……!

東京11R 第70回オークス 芝2400m
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◎…7番 ブエナビスタ    ≪松田博・安藤勝≫
○…3番 レッドディザイア  ≪松永幹・四 位≫
△…13番 ブロードストリート ≪藤原英・藤 田≫
△…17番 デリキットピース  ≪鹿戸雄・柴田善≫
△…8番 ディアジーナ    ≪田 村・内田博≫

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…「◎」ブエナビスタの強さを今さら取り上げても意味はない。私の中ではディープインパクト並みの不動の1着馬だと思っている。( …特にこの馬の強さを感じたのはデビュー戦である。安藤勝騎手が試走的思惑で乗っていなければ、おそらくアンライバルドにも勝てたかもしれないから! )

…「○」レッドディザイアは今年一番可哀相な存在。ブエナビスタと同期でなければ最有力間違いない馬だったろう。

ただ同馬には気になる点が1つある。「重箱の隅を突く」ような不安だが、それは「松永幹厩舎」である点だ。2着なら問題ないとは思うが、如何せん開業したばかりの騎手上がり調教師だけに全幅の信頼が置けないからだ。

馬の能力なら文句なしの「○」だが、実際のレースにおいて、もしブエナビスタを負かしに行く競馬をした場合、思わぬ伏兵に先着される可能性がブエナビスタより高いのは否めないだろう。( …おそらく勝つ競馬をするブエナビスタを上手くマークできれば大丈夫だと思うが、エルフィンSのようにじっくり構えすぎるとワイドサファイア程度にハナ差競馬を強いられる心配があるのが…… )

…「△」3頭は、それぞれ土台編から選んだ馬たちである。

何を使ってきたかは、今回のオークスに関しては大した問題ではない。なぜなら、桜花賞の結果を推察すれば、人気通り走った1・2着馬の実力が他馬より抜きん出ているのは周知のことだからだ。

いくら桜花賞組とは言え、3着以下の馬たちまで強いと言えないのは当然である。それを裏付けしてくれたのが、藤原英厩舎の3頭出しだろう。( …だからジェルミナルは消した訳……3着に来たらゴメンナサイ! )

ならば、別路線からココに出てきた馬たちに「第3席」食い込みのチャンスも充分となる。それがこの3頭を選んだ理由である!( …裏目に出れば、社台系列馬が3着に来るだけだ…… )

よく目にする過去のデータから馬を選ぼうとすると、どうしても重賞勝ち馬や重賞好走たちになってしまうのがオークスなどクラシックの常識……ヴィーヴァヴォドカやダノンベルベールが、桜花賞負け組の巻返しで伏兵視されるのは百も承知だが、ここまで力量差を見せられては、オチャラケ2人組( 後藤&村田くん )では妙味もない上に信頼も置けない。

是非とも今回はいつものようにじっとしていて欲しいと願うばかりだ!

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第76回日本ダービー 予想コラム(土台編)

波乱が起きるなら…
オークス同様に出走馬もほぼ確定し、あとは本番を待つだけとなっている第76回日本ダービー……早速、出走馬の土台を検討してみたい!

…以下が、2006年度産馬より厳選された18+1頭の土台である…

優先出走馬…社台系=10頭( 関西7・関東3 )
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 ゴールデンチケット≪ 森 ・川 田≫
父 キングカメハメハ  馬主 (有)社台レースホース
牧場 千歳市 社台ファーム

 リーチザクラウン ≪橋 口・武 豊≫
父 スペシャルウィーク 馬主 臼田浩義
牧場 千歳市 社台ファーム

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 アイアンルック  ≪橋 口・小牧太≫
父 アドマイヤボス   馬主 池上一馬
牧場 早来町 ノーザンファーム

 アプレザンレーヴ ≪池江郎・内田博≫
父 シンボリクリスエス 馬主 (有)サンデーレーシング
牧場 早来町 ノーザンファーム
 シェーンヴァルト ≪岡 田・北村友≫
父 ジャングルポケット 馬主 (有)サンデーレーシング
牧場 早来町 ノーザンファーム

 ロジユニヴァース ≪萩 原・横山典≫
父 ネオユニヴァース 馬主 久米田正明
牧場 早来町 ノーザンファーム

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 アンライバルド  ≪友 道・岩田康≫
父 ネオユニヴァース  馬主 (有)サンデーレーシング
牧場 安平町 ノーザンファーム
 トライアンフマーチ≪角 居・武 幸≫
父 スペシャルウィーク 馬主 (有)キャロットファーム
牧場 安平町 ノーザンファーム

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 フィフスペトル  ≪加藤征・安藤勝≫
父 キングカメハメハ  馬主 (有)キャロットファーム
牧場 白老町 (有)社台コーポレーション白老ファーム
 ブレイクランアウト≪戸 田・藤 田≫
父 Smart Strike   馬主 (有)キャロットファーム
牧場 米国 Shadai Corporation

優先出走馬…非社台系=8頭( 関西5・関東3 )
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 ジョーカプチーノ ≪中 竹・藤岡康≫
父 マンハッタンカフェ 馬主 上田けい子
牧場 浦河町 ハッピーネモファーム
 トップカミング  ≪境 直・ 幸 ≫
父 ゴールドアリュール 馬主 (有)コオロ
牧場 浦河町 木戸口牧場
 マッハヴェロシティ≪武 藤・柴田善≫
父 マンハッタンカフェ 馬主 井上一郎
牧場 浦河町 日の出牧場
 アーリーロブスト ≪本 田・三 浦≫
父 バブルガムフェロー 馬主 (有)三嶋牧場
牧場 日高町 山際辰夫
 ケイアイライジン ≪尾 形・松 岡≫
父 Came Home 馬主 (株)啓愛義肢材料販売所
牧場 日高町 メイプルファーム

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 アントニオバローズ≪武 田・角 田≫
父 マンハッタンカフェ 馬主 猪熊広次
牧場 新冠町 前川隆範
 セイウンワンダー ≪領 家・福 永≫
父 グラスワンダー   馬主 大谷高雄
牧場 新ひだか町 筒井征文
 ナカヤマフェスタ ≪二ノ宮・蛯 名≫
父 ステイゴールド   馬主 和泉信子
牧場 むかわ町 新井牧場

回避待ち順位1位=社台系
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 デルフォイ    ≪長 浜・---≫
父 スペシャルウィーク 馬主 (有)社台レースホース
牧場 新冠町 追分ファーム

まずは、各馬の同一種牡馬をチェックしてみると……

「父 スペシャルウィーク」産駒が3頭、「父 マンハッタンカフェ」産駒が3頭、「父 ネオユニヴァース」産駒が2頭、「父 キングカメハメハ」産駒が2頭いて、つまるところ、この種牡馬たちが今後のセールの注目株になる訳だ!

これは、特に今回の結果に直接つながるものではないかもしれないが、これら4頭の種牡馬が今後の生産界を背負って行くという確認のために取り上げた。( …いざ、決断に迷った時の参考になるかもしれないから! )

もちろん、中でもネオユニヴァース産駒の2頭は特筆だ!

続いて同一馬主は、「馬主 (有)サンデーレーシング」が3頭、「馬主 (有)キャロットファーム」が3頭、「馬主 (有)社台レースホース」が2頭いて、こちらの方が馬券上のポイントとなるだろう!

まずは「馬主 (有)サンデーレーシング」だが、筆頭はもちろんアンライバルドで、少差で続くのがアプレザンレーヴ。離された最後がシェーンヴァルトとなる……おそらく人気通りの順位だがこればかりは仕方がない。北村友くんには可哀相だが、馬の実績から厩舎、果ては技量においてもこの2頭に太刀打ちできないからだ。( …まさかの同一馬主1~3着の場合のみ馬券になるかも?? )

次に「馬主 (有)キャロットファーム」だが、正直言ってこちらの順位は付け難い……トライアンフマーチは、やっぱり鞍上が連続好走できないのが信頼できないし、フィフスペトルは、結局のところ騎手変更のゴタゴタを起こした厩舎が心配だし、ブレイクランアウトは、武豊騎手が降りたことに不安が残るからだ。

残る「馬主 (有)社台レースホース」だが、こちらは順位をつける必要もない。ゴールデンチケット・デルフォイともに馬券対象になれるほど今年のメンバーは弱くないからだ。本音を言えば、最終登録してきたのが不思議なくらいで、厩舎が一流でなければ「冗談だろっ?」と叫びたいほどだ!

ここだけの話だが…究極のところ日本ダービーとは競馬ファンのためにあるレースではない。牧場・厩舎・騎手、そして何より馬主さんの名誉のためにあるレースなのだ。

それを証明しているのが歴代ダービー馬の馬主さんたち……私が知る限り、過去76年の歴史の中で共同馬主で勝った馬は、「馬主 (有)社台レースホース」だったネオユニヴァースだけ。つまり、本来なら共同馬主の馬は2着が精一杯なのだ。

ただ、もしこの状況が続くのなら今年の日本ダービーは波乱確実だろう。何しろ、社台系で個人馬主なのは、リーチザクラウン・アイアンルック・ロジユニヴァースの3頭しかいないのだから……とは言え、「馬主 (有)社台レースホース」にしろ「馬主 (有)サンデーレーシング」しろ、実質「各吉田さんの持ち馬」と言えるのでイマイチ説得力に欠けるのが何とも…( …でも意外に面白い馬券になると思いません?皐月賞の1・2番人気とNHKマイルC2番人気の組み合わせって! …おまけにNHKマイルC1番人気馬は武豊騎手が降りたから消せるしね! )

でも、これだと「ロジユニ・リベンジ」という名のドラマが作れそうだ!( …エンディングは勝利ジョッキー・インタビューでの横山典の涙で決まりだ! )

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第70回オークス 予想コラム(図式編)

≪ 冷静に眺めて見れば… ≫
桜花賞馬ブエナビスタの1強ムードとなっている今年のオークス……だが、よ~く冷静に眺めてみると、本質は1強ではなく2強対決の図式と言えるだろう。

もちろん、もう1頭とは桜花賞2着馬レッドディザイアである!

もう一度桜花賞を思い出してもらえば分かることだが、桜花賞時におけるレッドディザイアはブエナビスタより2つの事柄で劣っている( 不利と見られた )ものがあった。

その1つは臨戦過程( ローテーション )であり、もう1つは枠順である。言うなれば、今回こそが正真正銘五分の状況でブエナビスタと戦うことになる訳だ!

ただ、こう述べると「ブエナビスタ鉄板レースに迷いを抱かせるつもりか?」と勘繰る方もいるだろう。特に厩舎関係に興味のある人なら、「松永幹厩舎なんてまだ開業したばかりでそこまでの信頼できない!」と思われて当然だ。

だが、サブタイトル通り冷静に考えてみると、桜花賞で負けたとはいえレッドディザイアを軽視する訳にはいかなくなってしまう。

そもそも今回のオークスに関しては、厩舎レベルや調教師の実績などは、こと勝ち負けだけに限ると関係なくなってしまう。なぜなら、この2頭の対決だけと思えば、調教師( 厩舎 )対決ではなく、担当厩務員の対決になるからだ。( 同じ社台系だが、土台が違うから土台編を参照して下さい! )

確かに、全体を考慮する( 厩舎の実績 )と松永幹厩舎が勝てる訳などない。それどころか、桜花賞の2着さえも本当なら大穴でなければならなかっただろう。関西の重鎮調教師と実績皆無の騎手上がり調教師では元々論評の対象にもならないのだから……

……しかし、そんな厩舎比較を払拭するかのようにレッドディザイアはしっかり2着になった。それも2ヶ月ぶりのレース・大外枠という不利を背負ってだ!

今年の桜花賞の場合、それまでのレッドディザイアの脚質であれば、ブエナビスタをマークしながら直線で外から馬体を併せる形のレースをしたかったハズ。競り負けする馬でないのは厩舎・騎手ともにエルフィンSの剛脚からも分かっていたハズだからだ。

だが、大外枠に入ってはこの手は使えない。なぜなら、ブエナビスタの位置取り次第では最後方から大外まくりというムチャな競馬をする可能性が高くなるからだ。

その点は、さすがに「牝馬の幹夫」と呼ばれただけあって、そんなムチャはさせられないことは分かっていたようである。仕方なく( …かは不明だが、 )ブエナビスタより先に行って直線で外に出す普通の後方待機レースをさせたことでもそれが分かるし、それをきっちり実行した四位騎手も立派だ。( …さすがは2年連続ダービージョッキー。技量のある証拠だ! )

したがって、2400mという距離との戦いを除けば、今回唯一ブエナビスタを倒せる馬はレッドディザイアしかいないことになる!

これが、冷静に眺めれば…「2強対決」であることの主旨なのだ。

結果、桜花賞の1・2着そのままになるのか、それともひっくり返せるかは枠順未定の現在では決断できない。だが、少なくともこの両馬に完全な力量差が見当たらないのは確かだろう。

よって、馬券的な狙い方の基準となるのは2つになる……1つが、この両馬の3着に何が来るのかということと、もう1つが、この両馬の間に食い込める2着馬がいるか否かということだ。

ただ、一つだけ桜花賞の1・2着馬に関して気になることがある。それは、桜花賞勝利後にブエナビスタ陣営がブチ上げた「 凱旋門賞挑戦 」の話題である!

競馬ファンとしてはぜひ実現してもらいたい話であるが、そうなると、やはりブエナビスタは死んでもここだけは負けられないことになる!( …ここを勝てないような馬が凱旋門賞挑戦をブチ上げる訳がないからだ! ) …これで負けたら「ロジユニ・ショック」どころか、単なる「亀田」になる!

この点だけでも、安藤勝騎手の重圧はハンパなものではない。福永くんだったらブルって小便ちびっちゃうところだろう。

ただし、その代わりに残りの騎手全員がアシストしてくれるだろうけどね。何しろ、主催者に作られたマスコミ用ジョッキーだから……下手に負かしちゃったら2度と馬が回って来なくなっちゃうもんね!…でも、その意味ならレッドディザイアも一緒か! …競馬学校って一体何を教えているのかようワカラン??? …徒党の組み方かなあ???

ちなみに、そう言えば、今年のダービーには四位騎手の騎乗馬がいないのが不思議でならない……2年連続ダービー・ジョッキーが乗らないなんて普通おかしいだろっ! …てっきりセイウンワンダーかと思ったら、まさか福永くんだなんて?? …ホントに恵まれた子だ。( …でも、19番目のデルフォイに四位騎手が乗ってくると思うけどね。ジョーカプチーノの回避でね! )

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第4回ヴィクトリアマイル 結果コラム

当然の結果…ただし、安田は敗れる!

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1着…ウオッカ      55.0 ≪角 居・武 豊≫
2着…ブラボーデイジー  55.0 ≪音 無・生 野≫
3着…ショウナンラノビア 55.0 ≪岡 田・柴田善≫
4着…ザレマ       55.0 ≪音 無・安藤勝≫
5着…ジョリーダンス   55.0 ≪ 堀 ・四 位≫

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予想においては、完全な検討違いの2・3着選びで完敗……

一叩き+友道厩舎+内田博起用で期待したムードインディゴだったが、こちらはマイナス18Kgが示す通りの完全な調教ミス。休養明けマイネレーツェルはウオッカの番手でレースを進めたが、こちらもマイナス4Kgが示す通り、馬のデキが悪く直線でおしまい。

1・4・5着が順番通りだったので多少悔しさはあるが、体調の不備ばかりは当日でないと分からない部分で致し方なし。ただ、五十嵐厩舎はこの程度の結果も納得だが、友道厩舎の大幅馬体減にはガッカリだ。( …とは言え、きっとこれがムードインディゴの実力なのだろう。所詮ウルトラ大穴の秋華賞2着馬。とっとと見切れば良かった……無念! )

ウオッカ7馬身差の1着…このメンバーなら当然…

…状況によっては逃げの手も考えられたウオッカだが、今回は同厩舎ブーケフレグランスの三浦くんがしっかり仕事をして引っ張り役をこなしてくれた。おかげで、最高に楽な位置取りをキープできたのも大きかった。

正直なところ、私的にはこの三浦くんの仕事の方がウオッカの7馬身差よりも数段ビックリした。なぜなら、三浦くんが他人の引っ張り役をちゃんとこなせるとは思ってなかったからだ。どうやら、少しは「レースにおける自分の役割」が分かってきたのだろう……今後、うまく成長してくれればG1タイトルを手にする日も近いはずだ。( …そもそも騎手としての素質は近年ピカイチなのだから、あとは如何に上手に駆引きをこなせるか否かだけ。ただし、下手に駆引きばかり覚えると騎手会長になっちゃうけどね! )

ただ、勝ったウオッカを貶める気はないが、久しぶりに見たフジテレビのレース・アナウンサーや解説者の絶賛ほど私はウオッカの今後に期待はしていない。

ウオッカという存在=「勝つ時も負ける時も派手!」という馬の気性では、次のレースで惨敗しても全く不思議ではないからだ。しかも、今回は厩舎2頭出しに加えて、ちゃんと引っ張り役が仕事をした中でのモノ。おまけに、他のG1馬は全部ニセものという万全の環境でのレース……援護のなさそうな安田記念では同じ結果が望めないことは目に見えるハズだ。

2・3着はともに騎手への御祝儀みたいなモノ…

生野くんは、ちぎられた2着でも上出来という程度のジョッキー。また柴田善くんは、いつもの通り「関東騎手の誰か一人を食い込ませる時のベテラン・ジョッキー」の特権での3着残り……逆に言えば、これでほぼ馬もおしまいということであり、今後の活躍は到底ムリだろう。

惨敗したニセG1馬たちの中で、わずかに残念と言えるのはカワカミプリンセスだけだろう…

…同馬が牝馬にしては安定して高い能力を維持しているのは確か。ただ、今回のように2・3着に「御祝儀ジョッキー」がいては好走させてもらえないのが痛かった。つまり、柴田善くんが3着だからこそ横山典くんの出番はなかったということだ!

そもそも、元来の主戦ジョッキーである本田(現調教師)がいなくなった時点で、同馬に先がないのは明白なのである……本田騎手をいきなり調教師にするために用意された馬だからだ。

中には『 1着失格からおかしくなった! 』と思っている人もいるようだが、鞍上に競馬学校出を乗せているようでは好走が限界。まして、今の横山典くんではどんなニセG1でも勝てる訳がない。掲示板すら載れないのがその証拠である!( …これはリトルアマポーラも同じ。福永くんで勝てるようならわざわざ武幸くんを降ろす必要もない訳で、これだけでも如何に騎手の中に「ヤラセ」が横行しているかが分かるだろう。 )

今回の結果によって、このレースを使った馬の今後の動向が変動することはなにもないだろう……単にウオッカの強さを競馬ファンに見せるだけのモノでしかないからだ。

ただ、私が気になるのは、今回何もしなかった内田博騎手の次週オークスでの成果がどうなるかである…

…今回、田村厩舎がレッドアゲートを出走させていたが、内田博騎手だけが頼りの田村厩舎が松岡くん起用では惨敗も全く意に介してないハズ。

問題は、オークスでディアジーナがブエナビスタにどこまで迫れるかであり、今週ほとんど「ヤラズ」に徹した内田博騎手が、来週も何もしないとは考えられない状況になってきたことで「堅い結果」を招くのが面白くないのだ。

今の関東騎手の中心は内田博騎手である。これは、騎乗数・勝ち星・騎手の技量のどれを取っても太刀打ちできるジョッキーがいないことでも分かるだろう。

例えれば、先週、武豊騎手が未勝利でした…では、今週も1勝もできないでしょうか?と尋ねられているようなモノ!…関西ならいざ知らず( 安藤勝や岩田康がいるから )、現在の関東騎手レベルではとても続けて未勝利だとは考えられない!

ただでさえ、関西馬上位のオークスメンバーの中で、唯一好走している関東牝馬。いくら今回のオークスが2・3着でも仕方ない状況とは言え、まさか、他の関東ジョッキーに劣る結果になるとは考えられない。馬券的に面白くない2着確保は充分なのだ。

また、逆にとても勝てそうにない厩舎・馬主・牧場だからこそ、騎手の技量で2着に食い込んで来る事例は枚挙に暇がない。何しろサクセスブロッケンを勝たせ、ピンクカメオさえG1馬にしてしまう腕の持ち主!

果てさて、2週続けて「内田博騎手のヤラズ」があるのかが心配になってしまったヴィクトリアマイルの結果に、「今の私は気もそぞろ」というのが本音である……

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「馬ナビ」もチェック!

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第54回京王杯スプリングC 結果コラム

今回ラッキーは後藤くん!

1着…スズカコーズウェイ≪橋 田・後 藤≫5牡
2着…トウショウカレッジ≪池 添・内田博≫7牡
3着…ファダリット   ≪松元茂・武 豊≫4牡

1着は、武豊騎手から馬を回してもらった後藤くん…

…若手の台頭を望む騎手界だが、さすがにG3に毛の生えた今回の京王杯スプリングCではそれは成らなかった。おかげで、「第2の柴田善くん」=関西所属一流騎手の2着限界ジョッキー候補である後藤くんが武豊騎手からのもらい馬で勝たせてもらった…という結果になった!

2着の内田博騎手、3着の武豊騎手の2人が順当に技量通りの着順となり、1着穴目の2・3着堅い馬という馬券を演出…

…高齢馬に騎乗する騎手の中で一番上手いジョッキーが順当に連対を確保し、若い馬( 4才 )でも一番上手いジョッキーが3着を確保したという結果。

つまり、当然のことだが、高松宮記念からの参戦組で上手いジョッキーを配した馬がその他を抑えこんだという訳で、この結果、もちろんこの中から本番の安田記念で狙える馬は1頭もいないことを証明してくれた形だ!

今回期待したタケミカヅチ・スマイルジャックなどの若い馬たちには残念な結果…

…特に情けなかったのは、当然の結果ながらタケミカヅチに騎乗していた柴田善くんで、スタートで馬が躓いたのか、馬の背中にかぶさるような格好で一間歩出遅れ。おかげで最内だったのも災いし、この馬の理想の位置取りができなくなった。結局、終始後方でモタモタするレース運びとなり、見せ場すらない完敗の態をさらした。

また、同じく当然の結果ながらスマイルジャックの田中勝くんも柴田善くんと似たり寄ったりの中途半端なレース運び。一体、スマイルジャックをどうしたかったのかすら分からない形となり、こちらも鞍上の技量のなさを見せつけてくれただけの内容。

今回の京王杯スプリングCでは、関東所属のベテラン騎手( 内田博騎手を除く )に信頼が置けないというのを如実に見せつけてくれただけ…こんな調子だから、まだまだ未熟な三浦くんなどが天狗なるのであり、藤田騎手などの関東参戦が必要にもなる訳だ。

この内容を見せられては、もう1・2名上手い地方騎手の参入が関東には必要だという思いになるのは私だけではないだろう…

…南関東公営も厳しい状況になるだろうが、ここは、やはり戸崎圭騎手の中央移籍を期待するしかない。

どんなに関東に良い馬が入厩されて来ても、現在のように、所詮「1000万条件で賞金稼ぎするのに適した騎手」=( 着拾いのみ上手にこなすレベルの騎手 )が中心では、今後の関東馬の活躍は期待できなくなってしまうからだ。

「世代交代」を進めるのは当然のことだが、残念ながら今の競馬学校出の騎手たちでは、とうてい柴田善くん以上の技量アップは望めない。関東騎手会長のレベルでこの程度なのだから、それ以下の若い騎手たちが中々レベルアップしないのも「推して知るべし」となるのは当然だからだ!

ぜひぜひ、一日も早い戸崎圭騎手の移籍を希望するばかり!( …松岡だけでは可哀相だ! )

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第4回ヴィクトリアマイル 予想コラム(決断編)

2着も許されない存在!

ウオッカとカワカミプリンセス……力量通りならこの2頭は馬券圏内から外せない存在だろう。特にウオッカにおいては、厩舎・騎手・果ては実績からも2着以下になってはいけない存在である。

こんなG3に毛の生えた程度のメンバー相手にたとえドバイ以来のレースだとか、体調がイマイチだとか言われてもしっかり逃げ切って勝たねばならない。いくら日本ダービーが「ヤラセ」だったとしても、それがダービー馬の使命・格の違いだからだ。

つまり、ここでウオッカが昨年と同じもしくはそれ以下の結果で終わったなら、それこそ「ダービーはヤラセだった」のを証明することになる。それだけは、いくら世代交代の旗頭である武豊騎手でも許されない。

昨年と違って、この後に必ず勝てるG1がないこともあるが、何より、世代を代表する日本ダービー馬をこれ以上貶めることは、生産界も含めた今の日本競馬界の土台さえ揺るがしかねないからだ。

したがって、私の決断はコチラ↓↓↓↓↓……
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東京11R ヴィクトリアマイル 芝1600m
◎…6番ウオッカ      55.0 ≪角 居・武 豊≫
○…10番ムードインディゴ  55.0 ≪友 道・内田博≫
▲…3番マイネレーツェル  55.0 ≪五十嵐・川 田≫
△…5番ザレマ       55.0 ≪音 無・安藤勝≫
△…12番ジョリーダンス   55.0 ≪ 堀 ・四 位≫

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ウオッカは切れない!」これは今回の予想の絶対条件である。よって、問題は2着以下に何を選ぶか……私は、あえてカワカミプリンセスを消すことにした。理由は単純、馬券的に全く面白みがないし、それが許されない存在だと思ったから!

牧場・馬主・厩舎・果ては馬の力量もこの際関係ない。ここで問題なのは、鞍上横山典くんが順当な人気馬でつまらない連対を果たした場合、同騎手ならびに今後のG1戦線における売上げにも大きく悪影響を及ぼしかねないからだ。

ただでさえ、同騎手は萩原調教師とともに「史上最大の不様」を皐月賞で晒したジョッキー。比較的人気薄だった先週のNHKマイルCと違い、ここでの下手な好走は競馬ファンだけでなく競馬界をも敵にしかねない状況を生む…と私は見たのだ!

また、このカワカミプリンセスとよく似た状況にあるのがもう1頭の人気馬リトルアマポーラである。何しろ鞍上が、誰もが知る「中央所属ジョッキー史上、最も恵まれて勝たせてもらっている騎手」福永くんだからだ。

周知の通り、彼は上手いジョッキーではない。三浦くん同様「作られたジョッキー」である。しかも、リトルアマポーラはルメール騎手だからこそエリザベス女王杯を勝てた馬。ルメール騎手より2枚も3枚も格下技量の福永くんで好結果が出る訳がない。いくら低レベルメンバーとは言え、それではリトルアマポーラが連対した時点で「ヤラセ丸出し」になってしまう。

つまり、カワカミプリンセスとリトルアマポーラは、鞍上的にも今回走ってはいけない存在なのである!

したがって、「○」には順当にザレマとレジネッタ!…としたかったのだが、この両馬にもいささか不安がある。牧場・馬主・厩舎は問題ないのだが、やはり鞍上に心配があるのだ。

騎手の技量は問題ないのだが、何しろ安藤勝騎手は来週オークスでブエナビスタを勝たせるという大仕事が控えている。しかも、馬が使い詰めであり、前走以上の期待はが懸けられないと思えるから。また、レジネッタの小牧騎手は、先週のアントニオバローズでの人気馬負けの伏線もあるが、そもそも小牧騎手自体が人気薄で大仕事をするタイプであり、人気馬レジネッタでの参戦がどう出るか読み切れない部分が多いのだ。

ならば…ということで、鞍上に内田博を迎え、一叩きしたムードインディゴを「○」とし、ポン駆けが効き、関西若手騎手の筆頭株川田くん騎乗のマイネレーツェルを「▲」に選んだ!

奇しくも「◎~▲」3頭が「前走で武豊騎乗」という馬になったが、それはそれで面白いつながりでもある。ぜひとも両馬には頑張って戴きたいと願ってやまない!

…また何より、「一つくらい武豊がG1勝っても良いだろう?」とも思っているのだが…果てさて結果は如何に?!

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第54回京王杯スプリングC 予想コラム(決断編)

駆けるべきは新興勢力!

若い馬( 4才馬 )、もしくは戦績数の少ない馬……これが今回、トライアル戦として存在すべき京王杯スプリングCの意義だと推察する。なぜなら、高齢馬の中に「これは!」という実績ある馬がほとんどいない状況にあるからだ!

そこで、私の最終決断はコチラ↓↓↓↓↓……
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東京11R 京王杯スプリングC 芝1400m
◎…16番マイネルファルケ  57.0 ≪萱 野・松 岡≫4牡
○…8番スマイルジャック  57.0 ≪小桧山・田中勝≫4牡
▲…1番タケミカヅチ    57.0 ≪大江原・柴田善≫4牡
△…13番ソルジャーズソング 57.0 ≪鮫 島・北村友≫7牡

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……やはり上位予想3頭には若い4才馬を重視した!

「◎」マイネルファルケは、「○・▲」よりも勢い・技量的にも信頼できる鞍上だから。
もちろん不安は厩舎だが、本番の安田記念はさておき、ここなら勝っても全く問題ないメンバー構成だと見たから。

「○」スマイルジャックは、「▲」タケミカヅチより人気面でも重圧なく乗れるし、何より日本ダービー2着の実績が光っているから。もちろん距離性と鞍上に不安はあるが、田中勝くんのテン乗り一発はこれまでも数々目にしているだけに今回はそこに賭けた。

「▲」タケミカヅチは順当な人気馬。ただし、中山コースの大駆け実績に比べて東京コースは今一つ信頼に欠ける面があり、もちろん同馬の狙いは次の安田記念のハズで、ここは同じ4才馬の新興勢力の台頭に譲ることが充分考えられる。まして、前走・本番より1ハロン短い芝1400m戦のトライアルであり、ここはムリに勝ちに来ることはしない可能性もあるから。

「△」にソルジャーズソングをおいたのは、5才以上の馬の中で、今回限り馬券圏内になれそうな「ここ一発勝負」の馬として可能性ありと見たから。

もちろん他馬にもチャンスはあるが、やはり世代交代を進めねばならない現状を考えると、ここでやってくれそうなのは北村友くんくらいしかいない。

先週G1を制した藤岡康くんもいるが、さすがに大穴一発の後にまでは狙えない。確かに馬は好調かもしれないが、いくら何でも藤岡康くんが続けて穴をあけるとは考え難い。何よりまだそこまで上手い騎手だとも思えない。

…技量的にはまだまだお兄ちゃんの方が上であると私は思っている。できれば藤岡佑くんには、ぜひ安田記念で激走して戴きたいと願っているのだが……?!

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第70回オークス 予想コラム(土台編)

ブエナビスタ唯一の死角?

オークス一週前ながら、すでにほぼ出走馬も決まっており、わざわざ待つまでもないと判断してオークス土台編を公表します。( …この早さが土台検索の強み! )

優先出走9頭…社台系
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 レッドディザイア  55.0 ≪松永幹・四 位≫
牧場 千歳市 社台ファーム
馬主 (株)東京ホースレーシング
 ワイドサファイア  55.0 ≪藤原英・岩田康≫
牧場 千歳市 社台ファーム
馬主 幅田昌伸
 ジェルミナル    55.0 ≪藤原英・福 永≫
牧場 千歳市 社台ファーム
馬主 (有)社台レースホース
 デリキットピース  55.0 ≪鹿戸雄・柴田善≫
牧場 千歳市 社台ファーム
馬主 (有)社台レースホース
 ダノンベルベール  55.0 ≪国 枝・後 藤≫
牧場 千歳市 社台ファーム
馬主 (株)ダノックス
 アイアムネオ    55.0 ≪奥平雅・横山典≫
牧場 千歳市 社台ファーム
馬主 堀紘一
 ハシッテホシーノ  55.0 ≪手 塚・松 岡≫
牧場 千歳市 社台ファーム
馬主 齊藤四方司
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 ブエナビスタ    55.0 ≪松田博・安藤勝≫
牧場 早来町 ノーザンファーム
馬主 (有)サンデーレーシング
 ヴィーヴァヴォドカ 55.0 ≪勢 司・村 田≫
牧場 白老町 (有)社台コーポレーション白老ファーム
馬主 芹澤精一

優先出走6頭…非社台系
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 ブロードストリート 55.0 ≪藤原英・藤 田≫
牧場 日高町 下河辺牧場
馬主 下河邉行雄
 イナズマアマリリス 55.0 ≪松元茂・池 添≫
牧場 新冠町 小泉牧場
馬主 小泉賢悟
 サクラローズマリー 55.0 ≪友 道・三 浦≫
牧場 静内町 西村和夫
馬主 (株)さくらコマース
 ツーデイズノーチス 55.0 ≪斎藤誠・武 豊≫
牧場 静内町 西村和夫
馬主 諸江幸祐
 ディアジーナ    55.0 ≪田 村・内田博≫
牧場 浦河町 南部功
馬主 ディアレスト
 パドブレ      55.0 ≪相 沢・西 田≫
牧場 浦河町 大道牧場
馬主 (有)ミルファーム

抽選待ち…3/4頭
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 ダイアナバローズ  55.0 ≪小 笠・---≫
牧場 三石町 水上習孝
馬主 猪熊広次
 フミノイマージン  55.0 ≪本 田・---≫
牧場 日高町 シンコーファーム
馬主 谷二
 マイティースルー  55.0 ≪大久洋・---≫
牧場 安平町 ノーザンファーム
馬主 (有)キャロットファーム
 ラークキャロル   55.0 ≪菊 川・勝 浦≫
牧場 早来町 ノーザンファーム
馬主 (有)サンデーレーシング
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実力はさておき、大本命馬ブエナビスタにとって唯一の死角が「早来町 ノーザンファーム」産駒の援護がないこと。とは言え、仮に抽選を通ってラークキャロルが出られたとしても大した援護にはならないだろうが…

反対に「千歳市 社台ファーム」産駒の7頭出走はスゴい。その気になれば、レースにおいてブエナビスタを包み込むなど造作もないだろう。

しかし、そうなると今度は「千歳市 社台ファーム産駒の中で何が勝つのか」という問題が生じ、私には逆にそれが予想の興味をそそる材料となるのだが?!

もしも、そんな状況になったらどうなるか!……結果的にブエナビスタを負かす以上は、それ相応の地力を秘めている馬が最優先されるのは自明の理。

その場合、考慮される条件は2つ…ブエナビスタと未対戦の馬、もしくはブエナビスタと接戦を演じた馬ということになる。したがって、自然該当馬は2頭となり、社台系の未対戦馬ならデリキットピース、そして、接戦を演じた馬ならレッドディザイアということになる!

ただ、ここで問題になるのが馬主・厩舎の絡み……レッドディザイアが勝つというのなら、桜花賞の内容から考えてもまだ納得もできるだろう。だが、デリキットピースが勝つとなるとちょっとどころじゃない問題が生じてしまう。

無傷の2連勝馬なのは良い点だが、はっきり言って期待材料はこれだけ。その上、同じ「馬主 (有)社台レースホース」の桜花賞3着ジェルミナルとの柵( しがらみ )が発生してしまう。また、いくら鞍上が柴田善くんということで騎手たちが妥協させられても、何より厩舎( 調教師 )は妥協できない。『 デリキットピースで勝ち負けになるなら、ウチのジェルミナル・ワイドサファイア・ブロードストリートの3頭が来ても全くおかしくない! 』という意識があって当然だからだ。

特に鞍上を岩田康騎手で臨ませるワイドサファイアには、2走前の忘れな草賞で先着されているとはいえ、同馬の方が圧倒的に鋭い脚を見せている……私が調教師でも「仮に馬の力量を互角としても騎手の技量からも絶対に譲れない!」と思うだろう。

したがって結論を言うと、柴田善くんが騎乗するデリキットピースでは相手にならない!…ということになる。( …私的には当然の結論なのだが、騎手への最後の御祝儀というふざけた意図があるなら全くの逆予想になるのだが?! )

この時点ですでに私の予想からデリキットピースは消えた……昨年ジャパンカップを制した鹿戸雄厩舎でブエナビスタと未対戦の無傷の連勝馬という魅力ある存在ではあるが、鞍上が望み薄なのが残念でならない。

せめて、鹿戸雄厩舎の馬で好成績を出している蛯名くんだったらまだチャンスもあったろうに……と思うのは私だけはないのでは?!( …所詮ダービーでアドマイヤメインを譲られても2着にしかできない初代恵まれジョッキー。そもそも期待するのも酷な話ではある! )

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第54回京王杯スプリングC 予想コラム(土台編)(図式編)

今年は関東馬2頭にチャンス濃厚!

ヴィクトリアマイルが新設されたおかげでG3級馬の集まりになってしまった今年の京王杯スプリングC……この傾向は、よほどの有力牡馬の参加でもないかぎりずっと続きそうな様相だ。

また今回は登録ばかりが多く、正直言って安田記念で期待できそうな馬などほとんどいないのが実情。それがサブタイトル通り、関東馬スマイルジャックとタケミカヅチの2頭に勝つチャンスがありそうにつながっている。( …関西が1軍なら関東は2軍。そんな2軍厩舎の馬にチャンスがあるだけでもこのレースに将来性は見出せない! )

だが、現状は駄馬オープンの集まりでしかない中で、少しでもこの先レースを盛り上げられる存在を考えた場合、概ね2つの道が考えられる。それは、年齢的に若い馬( =4・5才馬 )か、もしくは戦績数の少ない馬ということだ!

…つまり、今回の京王杯スプリングCに関しては、ここで戦績数の多い高齢馬が勝つようなら「駄馬の集まり」を証明するようなモノで、その場合は各馬の土台がレースの大きな勝因となるハズ。しかし、上記の2つの道が主体の場合は各馬の土台があまり用を成さないことになる。

したがって、これらを踏まえて、各馬の土台を確認して頂きたい!

優先出走…連闘登録を除く15頭
----------------------------------------------関 西
 ウエスタンダンサー 55.0 ≪崎 山・---≫5牝
牧場 静内町 北西牧場
馬主 西川賢
 トウショウカレッジ 57.0 ≪池 添・内田博≫7牡
牧場 静内町 トウショウ産業(株)トウショウ牧場
馬主 トウショウ産業(株)
 ボストンオー    57.0 ≪岩 元・---≫4牡
牧場 浦河町 宮内牧場
馬主 ボストンホース(株)
 タマモホットプレイ 57.0 ≪南 井・---≫8牡
牧場 浦河町 信成牧場
馬主 タマモ(株)
 マヤノツルギ    57.0 ≪梅 内・藤 田≫5牡
牧場 新冠町 村田牧場
馬主 田所英子
 カネトシツヨシオー 57.0 ≪野 村・---≫6牡
牧場 千歳市 社台ファーム
馬主 兼松利男
 ランザローテ    57.0 ≪池江寿・---≫6牡
牧場 早来町 ノーザンファーム
馬主 (有)キャロットファーム
 ソルジャーズソング 57.0 ≪鮫 島・北村友≫7牡
牧場 白老町 白老ファーム
馬主 (有)サンデーレーシング
 ファリダット    57.0 ≪松元茂・武 豊≫4牡
牧場 米国 North Hills Management
馬主 前田幸治
----------------------------------------------関 東
 スマイルジャック  57.0 ≪小桧山・田中勝≫4牡
牧場 鵡川町 上水牧場
馬主 齊藤四方司
 タケミカヅチ    57.0 ≪大江原・柴田善≫4牡
牧場 千歳市 社台ファーム
馬主 (有)社台レースホース
 マイネルファルケ  57.0 ≪萱 野・松 岡≫4牡
牧場 新冠町 ビッグレッドファーム
馬主 (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
 ユビキタス     57.0 ≪鈴木伸・---≫4牡
牧場 三石町 村上牧場
馬主 池谷誠一
 レオマイスター   57.0 ≪古賀慎・北村宏≫4牡
牧場 門別町 若林武雄
馬主 (株)レオ
 リザーブカード   57.0 ≪栗 田・三 浦≫6牡
牧場 早来町 ノーザンファーム
馬主 (有)サンデーレーシング

繰り上がり待ち…出走確実馬1頭
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 ヤマニンリュバン  57.0 ≪西 園・---≫4牡
牧場 新冠町 錦岡牧場
馬主 土井薫

繰り上がり待ち…現状2/3頭まで
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 スズカコーズウェイ 57.0 ≪橋 田・---≫5牡
牧場 静内町 グランド牧場
馬主 永井啓弍
 トーセンクラウン  57.0 ≪菅 原・---≫5牡
牧場 三石町 山際牧場
馬主 島川隆哉
 モルトグランデ   57.0 ≪久保田・---≫5牡
牧場 米国 Grade I Bloodstock
馬主 櫻井盛夫
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見ての通り、本来なら多くの産駒を送り込めるハズの「早来町 ノーザンファーム」、「千歳市 社台ファーム」の社台系牧場が極めて少ない…

…これだけでも、このレースが「駄馬の集まり」であることを証明していると言えるだろう。芝のG2戦なのにだ!( 賞金が高いのに良い馬が集まっていない! )

おかげで、いやでも「A予想」が決まってしまう…

…コチラが「A予想」である↓↓↓↓↓…
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東京11R 京王杯スプリングC 芝1400m
◎…スマイルジャック  57.0 ≪小桧山・田中勝≫4牡
○…タケミカヅチ    57.0 ≪大江原・柴田善≫4牡
▲…マイネルファルケ  57.0 ≪萱 野・松 岡≫4牡
▲…ファリダット    57.0 ≪松元茂・武 豊≫4牡
△…トウショウカレッジ 57.0 ≪池 添・内田博≫7牡
△…ソルジャーズソング 57.0 ≪鮫 島・北村友≫7牡

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…見ての通り、A予想は年齢の若い馬優先である。もちろん騎手は無視。つまり、ベテラン騎手への御祝儀レースという結果となる訳。

では、「B予想」となるとコチラになる↓↓↓↓↓…
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東京11R 京王杯スプリングC 芝1400m
◎…トウショウカレッジ 57.0 ≪池 添・内田博≫7牡
○…ソルジャーズソング 57.0 ≪鮫 島・北村友≫7牡
▲…スズカコーズウェイ 57.0 ≪橋 田・---≫5牡
△…マイネルファルケ  57.0 ≪萱 野・松 岡≫4牡
△…スマイルジャック  57.0 ≪小桧山・田中勝≫4牡
△…タケミカヅチ    57.0 ≪大江原・柴田善≫4牡

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…「◎」トウショウカレッジは静内町牧場の高齢馬の頑張り期待に加えて、「△」2頭の田中勝・柴田善の世代交代推進役ジョッキーとは技量もはるかに上だから!

…「○」ソルジャーズソングも高齢馬の頑張り期待と、若い北村友くんなのが世代交代推進役ジョッキーより将来性があるから!

…「▲」スズカコーズウェイは現在騎手未定ながら、「◎」と同じ静内町牧場であることに加え、厩舎格が今回一番上であることでの推奨!

高齢馬( 6才以上 )というならリザーブカードという選択もあるのだが、いくら何でも内田博騎手から失格明けの三浦くん予定である以上さすがに厳しいと見た!

確かに内田博騎手が好走するなら馬券圏内に食い込んでくる可能性は高いのだが、それではさすがに「ヤラセ丸出し」であり、しかも「甘やかしミエミエ」なので、彼の今後のためにも馬券対象から外させてもらった次第!

ただ、この「A・B予想」を複合させた形である「1着に若い馬+2・3着に高齢馬」となるのが正直怖い。そうそう技量通りに内田博・松岡・武豊ばかりに勝たせてはマズいと主催者が考えれば複合形が濃厚になりそうだから……でも、そうなると人気サイドは変わんないけどね!

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第4回ヴィクトリアマイル 予想コラム(土台編)

「新冠町 錦岡牧場」の悲願成るか?

G1という名の実質G2戦重賞であるヴィクトリアマイル。格ならウオッカがぶち抜けているのは昨年と同じである。

新聞の見出しなら「リベンジだ。ウオッカ!」になるのは当り前。それどころか、本来この程度の牝馬戦ごときでダービー馬が敗れるなど、サッカーでブラジルが日本に2-0で負けるようなモノ。つまりは「恥辱」でしかない。だが、昨年もそんな状況で敗れたのがウオッカらしいところで、今年はここを確実に勝てるか否かが問題だ。

なぜなら、おそらく昨年同様この後の安田記念→宝塚記念へと向かうだろうが、昨年と違い、何しろ今年はディープスカイがいる。したがって、ウオッカの実力的にもこのレースくらいしか勝てるG1がないのが実情だからだ!

そこで、ポイントとなるのがウオッカのアシスト役となる馬の存在。もちろんウオッカ自身がどんなレースをするかが問題だが、要するに今回ほど土台面が重要なレースはないだろう。

…以下が、馬主・牧場関連に沿って並べた出走馬の土台である。

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カワカミプリンセス 55.0 ≪西 浦・横山典≫ 6才
牧場 三石町 三石川上牧場
馬主 (有)三石川上牧場
サワヤカラスカル  55.0 ≪西 橋・浜 中≫ 4才
牧場 鵡川町 新井牧場
馬主 永井啓弍
ショウナンラノビア 55.0 ≪岡 田・柴田善≫ 6才
牧場 早来町 ノーザンファーム
馬主 国本哲秀
チェレブリタ    55.0 ≪荒 川・蛯 名≫ 4才
牧場 浦河町 三嶋牧場
馬主 (有)三嶋牧場
マイネレーツェル  55.0 ≪五十嵐・川 田≫ 4才
牧場 青森県 佐々木牧場
馬主 (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
ブラボーデイジー  55.0 ≪音 無・生 野≫ 4才
牧場 門別町 ヤナガワ牧場
馬主 松岡隆雄
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ザレマ       55.0 ≪音 無・安藤勝≫ 5才
牧場 千歳市 社台ファーム
馬主 吉田照哉
ブーケフレグランス 55.0 ≪角 居・三 浦≫ 4才
牧場 千歳市 社台ファーム
馬主 (有)社台レースホース
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ウオッカ      55.0 ≪角 居・武 豊≫ 5才
牧場 静内町 カントリー牧場
馬主 谷水雄三
アルコセニョーラ  55.0 ≪畠山重・武士沢≫ 5才
牧場 静内町  畠山牧場
馬主 中村政勝
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リトルアマポーラ  55.0 ≪長 浜・福 永≫ 4才
牧場 白老町 (有)社台コーポレーション白老ファーム
馬主 (有)社台レースホース
ムードインディゴ  55.0 ≪友 道・内田博≫ 4才
牧場 白老町 (有)社台コーポレーション白老ファーム
馬主 金子真人ホールディングス(株)
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ピンクカメオ    55.0 ≪国 枝・後 藤≫ 5才
牧場 新冠町 パカパカファーム
馬主 金子真人ホールディングス(株)
ジョリーダンス   55.0 ≪ 堀 ・四 位≫ 8才
牧場 新冠町 錦岡牧場
馬主 小林薫
ヤマニンメルベイユ 55.0 ≪栗 田・柴 山≫ 7才
牧場 新冠町 錦岡牧場
馬主 土井肇
ヤマニンエマイユ  55.0 ≪浅 見・田中勝≫ 6才
牧場 新冠町 錦岡牧場
馬主 土井肇
レジネッタ     55.0 ≪浅 見・小 牧≫ 4才
牧場 新冠町 追分ファーム
馬主 (有)社台レースホース
セラフィックロンプ 55.0 ≪武 藤・宮 崎≫ 5才
牧場 新冠町 守矢牧場
馬主 井上一郎
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上記を見て私がまず感じたことは、「何でこんなに徒党の組みやすいメンバー構成なの?」といういこと。中でも一番に目に付いたのが「新冠町 錦岡牧場」の3頭だ。

…ヤマニンエマイユ≪浅 見・田中勝≫は論外としても、残りの2頭には充分チャンスがありそうなのに惹かれた。( 浅見厩舎の主力はレジネッタであるし、鞍上が小牧と田中勝では技量に差があり過ぎ! )

…ジョリーダンスは、鞍上がウオッカの本当の主戦である四位騎手でもあり、技量的な問題も少なく、何より馬自体が好調。

…ヤマニンメルベイユは、前走人気薄とはいえ、58.0Kgを背負っての3着入線で今回上がり目が期待できる馬。

穴をあけてくれるなら、「新冠町 錦岡牧場」の激走に注意したい!

また、面白そうな組み合わせなのが「千歳市 社台ファーム」の2頭だろう。

もちろん主役はザレマだが、もう1頭のブーケフレグランスが角居厩舎でウオッカと同厩舎なのが興味をそそる存在。馬券になるかはさておき、ブーケフレグランスの鞍上三浦くんがウオッカのアシスト役をどう演じるかが見物だ。

「白老町 (有)社台コーポレーション白老ファーム」の2頭にも興味が湧く。

一応G1馬であるリトルアマポーラはさておき、馬主つながりでムードインディゴとこちらも一応G1馬であるピンクカメオの連携の有無に興味が惹かれる。

穴を出してくれるなら、技量上位のムードインディゴの差し脚を引き出すためにピンクカメオの後藤くんがどんな引っぱり役をするのかが面白そう。

とは言え、ピンクカメオが先行策をすると、リトルアマポーラの福永くんのアシスト役になる可能性もあり、ここでも福永くんが恵まれた馬に騎乗しているのが分かる。

最後に、土台的な援護関係は見当たらないが実力馬であるカワカミプリンセスを横山典くんがどう乗るのかにも注目だ。ザレマなのかウオッカなのか……レースにおいて彼が目標とした馬によって位置取りをどう取るのかが見物だ!

とりあえず現状での「A予想」はコチラ↓↓↓↓↓…
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東京11R ヴィクトリアマイル 芝1600m
◎…ウオッカ      55.0 ≪角 居・武 豊≫
○…ザレマ       55.0 ≪音 無・安藤勝≫
▲…リトルアマポーラ  55.0 ≪長 浜・福 永≫
△…カワカミプリンセス 55.0 ≪西 浦・横山典≫
×…ジョリーダンス   55.0 ≪ 堀 ・四 位≫
×…ヤマニンメルベイユ 55.0 ≪栗 田・柴 山≫

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…ただ、これで決まってしまうと馬券的な妙味は全くなし。是非とも世代交代推進役として武豊騎手の名演技を見せて欲しいと願うばかりだ!!

では「B予想」となるとコチラ↓↓↓↓↓になる…
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東京11R ヴィクトリアマイル 芝1600m
◎…ムードインディゴ  55.0 ≪友 道・内田博≫
○…マイネレーツェル  55.0 ≪五十嵐・川 田≫
▲…ザレマ       55.0 ≪音 無・安藤勝≫
△…ウオッカ      55.0 ≪角 居・武 豊≫
×…カワカミプリンセス 55.0 ≪西 浦・横山典≫
×…ジョリーダンス   55.0 ≪ 堀 ・四 位≫

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…近走先行しているウオッカがその通り先行した場合、その他の逃げ・先行馬とともに援護役のピンクカメオがちゃんとウオッカのペースを乱す仕事をしてくれればムードインディゴの内田博騎手の差しが嵌る可能性大と見て「◎」。

差しが嵌るなら「○・▲」の突っ込みの可能性も大きくなるためにこの両馬を推奨。「○」をマイネレーツェルにしたのは、この後に「オークス必勝」が控えている安藤勝騎手よりも重圧なく乗れる川田くんが有利と見たから。

また「×」にカワカミプリンセスを置いたのは、やはり同馬はウオッカを目標とするレースをする可能性が高いから。何しろ鞍上が、ユタカマークの銀メダリスト横山典くんだから。ただし、差し脚を活かす方に回ると一躍候補になるのだが……

果てさて、この実質G2戦を制するのは誰なのか…武豊騎手が勝って今春はこのG1一つのみになるのならこの後が楽になりそうだが……?

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第14回NHKマイルカップ 結果コラム

このカプチーノは苦かった…

1着…3番ジョーカプチーノ ≪中 竹・藤岡康≫
2着…13番レッドスパーダ  ≪藤沢和・横山典≫
3着…10番グランプリエンゼル≪矢 作・内田博≫
4着…9番マイネルエルフ  ≪鹿戸雄・松 岡≫
5着…8番スガノメダリスト ≪粕 谷・勝 浦≫

コレ獲った方はお見事です!

結局、暴走した田中勝くんの逃げ馬ゲットフルマークスを追いかけた先行馬たちで決まったということ。

しかしながら、この馬券を獲った人にぜひ伺いたいことがある……

…それは、足し算馬券( 13=3+10になるから! )でしょうか?それともカプチーノが2枠3番に入って、前走着順と一緒になったからでしょうか?…何しろ、こんなこじ付けでもない限り、藤岡康くんを1着では買えないハズだから!( …人気薄ボックス多頭数買いしてる人は別ですけど! )

でも正直なところ、兄の藤岡佑くんより先にG1を勝つとは思ってもいなかった。しかも、矢作厩舎グランプリエンゼルが内田博騎手のおかげで3着に来たから皮肉としか言えない。( …スーパーホーネットで安田記念を勝てれば良いんだけどね! )

2着馬については今さら語るべきことはない。強いて言えば、「マイルG1なら藤沢和厩舎は強い!」ということくらい!

ただ、ここでも横山典くんが2着だったのには苦笑した。結局彼が勝ったクラシックG1において、元から彼のお手馬だったのはメジロライアンしかいないのを再確認させられたから!

…2冠馬セイウンスカイ( …本当は徳吉の息子の馬! )も然りだが、要するに彼こそがメイショウドトウなどの歴代シルバーコレクターを上回る「2着ジョッキー」だったということ。私はてっきり蛯名くんかと思っていたが、どうやらこれは競馬学校出で関東所属の上手い方の騎手全員にあてはまるらしい!

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…と、まあ、好走馬の話はここまでにして、問題なのは、今後のG1戦線において今回惨敗した関西の世代交代推進騎手をどう見るかだろう!

とりあえず、岩田康・小牧太の2騎手は心配ない。なぜなら、2人にはそれぞれ惨敗する理由がレース以前にあったからだ!

岩田康騎手は最初から馬自体が力不足…というより、清水出厩舎なのにNHKマイルCに出れたこと自体が上出来。一番可哀相なのは間違いなく馬主さんだ!( …何しろ高橋成厩舎と同程度のレベルだから! )

小牧太騎手は、レース中に不利を受けたから…と言うことになるだろうが、実際には不利を受けなくても負けていた。馬主さんには申し訳ないが、SS系の格安種牡馬であるアドマイヤボスの仔でNHKマイルCの上位人気になっただけでも超の付く幸運!( …リーチザクラウン同様、2走目の武豊騎手起用の時点で今年はこうなる運命だったと思うしかない。武豊時代を終わらせないと競馬人気が停滞してマズイ状況になるからね。ただでさえ地方競馬が廃れている中で、活性化するには新しい人材が不可欠だから! )

安藤勝騎手フィフスペトルの直線ズルズルには多少アタマを捻ったが、要するに、主催者が目を懸けている新人騎手と揉めた厩舎なのが原因。また、なまじ馬に力量があったのも加藤征厩舎には仇になった形。鼻の低い天狗小僧のためにこんな惨敗したのも同然だからだ!( …朝日杯FSのルメール変更までは良かったが、その後のゴタゴタでスプリングSで武豊を起用したのが間違い。今年の武豊は「性質の悪い病原菌」みたいなモノ…彼が過去に乗った馬はココ一番でコケるようになっているようだ。だから、新馬戦が武豊だったロジユニヴァースもあんな負け方をしたのだろう!…何より、そもそも関東厩舎が「関西のサブ」でしかないのが問題なんだけど! )

これで、今年の武豊騎手は「G1では絶対に手を出してはいけない存在」となった…とは言え、この状況は武豊騎手に責任がある訳ではない!今後の騎手界を考えれば、武豊騎手ばかり勝たせる訳にはいかない思惑があるからだろう…おそらく!!

周知の通り、競馬学校出の騎手で武豊を上回る者など「ヤラセ」でもない限りいる訳がない……昨年この「ヤラセ」で武豊の新人記録を抜いた少年がいたが、「天才」と持ち上げられた挙句、亀田よろしく「天狗の一言」で技量がばれ、現在では同期の伊藤工くんの方が活躍している始末!

何度も書いたが、彼は決して「天才」ではない。このままだと第2の蛯名くん程度で終わるだろう。それも蛯名くんに及ばない生涯勝ち星で…!( …まだまだ道中の流れが読めずに平場の勝ち鞍が伸びないから! )

…ただし、今からでも充分間に合うハズなので、是非とも一時期どこかの地方競馬に乗せて、もっと本物のハングリーな騎手たちの中で腕を磨くべきである!

このまま育てば、エリート意識が増長し、まるで「弱い野球チームのレギュラー選手」のようになるだろう!

…ちなみに、半月ほど前にこの状況と相反する指導者の言葉をテレビで見た覚えがある。それは、岩隈投手が7回無失点( 投球数93球 )で交代した後、リリーフ陣が打たれて4点差をひっくり返されたゲーム後の野村監督の発言である。

監督は、『7回で降板した岩隈の責任…エースならもっと投げないとイカん!』とマスコミの前で語ったのを覚えている人もいるハズ。これには、「7回無失点で代った岩隈に責任はない」と、誰もが思うだろう……全くその通りである!

…しかし、監督の「発言の意図」にピンと来た人はおそらく少ないだろう!

野村監督は、岩隈投手が「チームの柱・チームの牽引者」だからこそ厳しい言葉を岩隈に言ったのだ!…主力選手だからこそ叱られねばならない。大事な選手だからこそ増長させてはならないことを知っているからだ!

本当に現実には中々できない「指導者たる人間のお手本となる発言」だ!

実際にミスしているのだから、ミスした選手を叱るのは簡単である。まして、技量の劣る選手を批難するのは社会では当り前のように行なわれているだろう。( …私の高校時代の部活もそう!…「井の中の蛙」のレギュラーのくせに、チームの控えの選手にだけデカイ態度を取っていたバカばかりだった。しかも、監督もそんな選手を放置していたため結局は弱くなってしまった! )

技量の劣る選手に責任を被せることは、選手間はもちろんチームを運営する人間はしてはいけないし、ほっといてもいけないこと。だが、チームが弱くなるほどこの気持ちが起こりやすいし、また平気でレギュラーがデカイ態度になる。

今の阪神もこんな状況なのかもしれない。実際に5番バッターは主力なのに打ってないのも事実だが、それを選手が口にしてはいけないだろう…増長の要因・きっかけとなるからだ!( …これは指揮官の仕事である。主力を叱咤できるのは指揮官だけだから! )

…これは、弱肉強食の意識とはまったく違うモノ…単なる「お山の大将・井の中の蛙」の意識の低い愚か者を増やすだけの「弱者排斥発想」であり、要は、全てを自分本位で考えるだけの腐れ人間を生むものだ!

…学校でも会社でもこの「自分本位」の意識が蔓延ったところに、勉強や労働の発展・向上、果ては好結果が生まれる訳がない!

伊良部を見れば、どうなるかバカでも分かるでしょ!( …またしても苦言になってしまった! )

最後に…おめでとう藤岡康くん。このレースが初G1ということで、どうか「第2の武幸くん」にはならないでくれ!( …これって、普段は馬券の役に立たない騎手ということだから…… )

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第57回京都新聞杯 結果コラム

本番用なしの結果!

1着…ベストメンバー  ≪宮 本・四 位≫
2着…デルフォイ    ≪長 浜・武 豊≫
3着…ロードロックスター≪池江郎・ 幸 ≫

このG2戦に照準を合わせたベストメンバーの順当勝ち!

ただし、若葉Sで皐月賞の権利を取り、皐月賞を使った後にここを勝った同馬に本番日本ダービーでの出番はないだろう。たとえ、若葉Sで負かした相手が皐月賞2着馬であってもだ!…まして、いくらなんでも四位騎手の3年連続優勝はないだろうが、馬券対象になっても偉業だろう!

2着に武豊騎乗のデルフォイが来て賞金を上積みしたが、こちらは長浜厩舎と社台系「追分ファーム」のコンビ( とは言え、武豊騎乗で人気だが… )というのが予想のキモだった。とは言え、同馬が2着に来るのなら3着が「武豊のおヒキ」である幸くんなのは至極納得。

つまり、2・3着は何でも良かった例年通りの京都新聞杯だったという訳だ!

今回もまたそうだが、厩舎・馬主にとって大事な権利取りレースだというのに、福永くんと後藤くんの2人にはほとほと参った…見てても「突っ込みどころ満載」だ!

この一世代前の恵まれ騎手たちは、どうして牡馬クラシックになるとこんな不様な騎乗しかできないのだろう…一方は出遅れてスタートでお終い。一方は流れ込み5着も見せ場もなかった。

しかも、福永くんに至っては完全に自分の技量を勘違いしているのが問題……お父さんの勝ち星に並んだ時のコメントがそれ!

「やっとオヤジと同じに成れました。」などとは何たる増長か!…天下の岡部元騎手が「自分より10年先を行っている騎手」と評したお父さんと勝ち星が並んだくらいで「オヤジと同じ」なんてふざけたこと言ってるんじゃない!勝ち星の半分は、お父さんの偉業のおかげ!…道中馬群をもっと上手く捌けるようになってから言いなさい!

また、今さらながら後藤くんにはもう関西には遠征しないで欲しい……追えない蛯名くんでさえ関西遠征時にはそれなりの結果を出してるのに、せっかく石坂厩舎がクラシック好走の可能性ある馬に乗せてくれているのに、精一杯の結果が完敗きさらぎ賞2着ではお話しにならんだろう!

彼ら2人は「アスリート」ではない。ここ一番では全く信頼できない単なる凡才でしかない!( …もしかしたら、ある意味「ロジユニ・横山典」の方がアスリートかもしれない。あきらめるのは頗る早いけど! )

実際のレースにおいて、本当に上手い騎手・アスリートと呼べる騎手なら「ココ一番」で結果を残すのは当り前である。並みのレベル・技量では、自分に良い馬が回ってくることなど生涯に一度あるかないかだからだ!

競馬学校出がエリートなのは分かるが、それはあくまで騎乗抜きの学力の話。だから、競馬学校出のほとんどが「アスリート」になれない。運動神経と頭脳神経が一体化している者が一流のアスリートになれるのだ。

なのに、関東に自分がどれほどのレベルかを分かってない者がいる。でなければ『…10回乗ったら9回勝てる』などと低いのに鼻高々と答えるバカが出てくる訳がない!

もちろん調教師は何でも助けてくれるだろう。なぜなら、主催者の肝入り騎手である以上、どうせいつかはフリーになる。それまでに担当調教師として擁護しておけば、現状ならば結果的にJRAに恩を売ることになり、後々厩舎に何らかの恩恵があると思っているからだ!…上手くなってくれれば後々主戦として使えるし!( …とは言え、加藤征調教師との確執までには到らない。あの難癖も単なる話題作りだからだ…でなきゃ、その問題の翌週にすぐ加藤征厩舎の馬に本人を乗せるわきゃない! )

武豊の記録破りと関東騎手の技量向上のために「作られた騎手」であることを本人は気付いてない。競馬を舐めとる!( …どうでも良いG2以外、フィフスペトルから降ろされるのが実力なんですよ! )

…競馬学校は一体何を生徒に教えているのか!…自分の技量がどれ位か、どうしてここまで勝ち星が積めたのかくらいは自覚できる人間を作らないでどうする!

福永くん・後藤くんを見ていると本当に「単なる主催者の手駒の一人」としか思えなくなるのが悲しくてならない京都新聞杯でしかなかった……!!

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競馬コラム…2009.05.07

競馬新聞に言いたい事!

競馬の予想に「展開」を加味したのは(故)大川慶次郎氏だった!

「競馬の神様」と呼ばれた同氏だが、私が競馬に興味を示し始めた頃には、すでこの敬称は代議士を先生と呼ぶ感覚と同じ程度でしかなった。( …おそらく、大半の競馬ファンが覚えているのは有馬記念の『 ライアン!ライアン! 』の叫び声でしかないだろう! )

同氏が全レース的中( パーフェクト )を何度も果たした頃と今の競馬予想は完全に別のモノになっているのは誰もが分かるだろう…それでなくても、馬券の中心が単勝・枠連しかなかった時代ではないのだから。

とは言え、いくら馬券種類が限定されていた時代でもパーフェクは偉業の成果であり、同氏の名声を過小評価するのは早計である。それよりも、同氏の競馬予想の根本となっていた「パドックでの体調確認=相馬眼」や「騎手の技量評価と馬の脚質評価」をもっと賞賛すべきだろう。

ここで、大川氏のことを引き合いに出したのには訳がある。同氏が競馬新聞社の関係者だったから…

…最近、競馬新聞( 専門紙・スポーツ紙全て )でどうしても腑に落ちない・納得できない予想が一つだけある…それは調教タイムのみを重視して「好調教馬を推奨する予想」である。( …大川氏はパドック状態での相馬眼を重視した人であり、調教の良し悪しで予想はしなかった。プロの調教に第3者が判断を付けるなど土台不可能であり、さすが大川氏は道理に適った人だった! )

これが通用するのは新馬戦くらいしかなく、しかも、せいぜい有効なのは1200m以下の短距離戦でしかない。それでさえ、血統・枠順・展開・馬の気性などで大きく結果が変わってしまうのだ。

そもそも、年中馬に触れている担当厩務員や調教師でさえ、明確に馬の能力の限界を知ってはいない。馬主から預託されている大事な馬を限界まで、またはそれ以上に鍛え上げることなどほとんど不可能だからだ。

私の知る限り、それを行なったのは関西に坂路が導入された時の(故)戸山調教師=現森調教師くらいで、彼らでさえ馬の故障覚悟で実験的に行なったの過ぎないのだ。だから、本来単に心肺機能の強い馬でしかなかったミホノブルボンが名馬になれたのだ。

なのに、巷の競馬新聞はいまだに調教タイムで紙面を埋め、本音を語らない関係者のコメントを載せているのが納得できない。これでは「予想紙」ではなく、まるでタイム分析やコメント予想に頼る一般ファン用の単なるデータ表でしかない。

そんなモノに毎度毎度1部450円もかけて専門紙を買う人が増えるハズもなく、とどのつまり、あてにされなくなるのは当然だろう。だったら、毎週競馬を楽しむ人なら、月々1000円程度でJRA・VANに加入した方が得策だろうし、たまに競馬を楽しむ人なら、一般スポ-ツ紙を見れば充分だろう。

では、何が予想に必要な真の調教材料になるのか?…これを考えた時に、今ある新聞の形態を基調にした場合、私は以下の2項目の変更・改善点を提言したい。

…調教欄では、該当馬が過去に出した最高調教タイムを表記すること。もちろんそこには誰が乗り、どのコースで追われ、どんな馬場状態だったかが明記していなければならない……軽量の騎手と重量ある担当助手との違いも分かるし、出走馬同士の限界値の比較ができるし、過去の走破タイムとの比較でやる気や勝負度合を測れるからだ。また、これ以上の活用方法は調教欄にはないだろうし…

…今は前回の直前調教が調教欄の上部に載っている形が多いが、これなど何の役にも立たないのは明白だ。何しろ、大方の競馬ファンだけでなく、プロの予想家でさえ、結果解説に用いようともしないのだ。つまり、調教タイムで優劣を判断するなど、これ以上ない危険なモノであるのを証明しているのだ。( …何より、プロと呼ばれるトラックマンでも外見から馬の状態・調子を評価できる者など誰一人いない!…これができたら世界に通用する超一流調教師になれる! )

…勝負が懸かっている調教師や担当厩務員が本音を語らないのは当然。したがって、コメント欄として必要なことは、どんなレースを馬にさせるかを公言したモノだけを記載するしかない。つまるところ、究極コメント欄は不要になるだろう…大事な戦術を公開するような厩舎がある訳ないからだ。

…現在の騎手では、中舘騎手のみが常に先行競馬をするだけで、騎手自身が特徴ある騎乗をする者がいなくなった。これでは、騎手による展開予想は全くできない訳で、各馬のそれまでの脚質でレース展開を予想するしかない。したがって、ある程度レース数をこなさなければ脚質など判断できない。

そもそも脚質とは馬自身の気性や調子により作られるモノで、例えばスピード性能に優る有力馬の前を暴走覚悟で逃げた馬がいた場合、有力馬が勝った時の脚質は先行と表記される。実際には逃げと変わらないのに「抑えも効く」と誤認してしまうだろう。つまり、本来同一であるはずの脚質と馬の気性が別モノと表記されるのが問題なのだ。

この好例が今年のリーチザクラウンだろう……初めてのレースでとまどった可能性もあるが、小牧太騎手が中団に控えてレースを進め、最後はアンライバルドに届かなかったもののブエナビスタには先着した。これはおそらく、同馬は単なる逃げ馬ではなく、小牧太騎手以降に乗った騎手が競馬を覚えさせられずに今の状況になったのが推察できる…

…きさらぎ賞を勝つほどの期待馬だったが、新馬戦という一番大事なレースで学びかけた「折り合い」を、それ以降の騎手が厩舎事情から勝ちを意識しすぎて今の気性にしてしまったということだ。

これが皐月賞での惨敗につながった訳で、そもそも騎手をコロコロ変えている馬は強くないことの証明でもある。( …今年の場合、この逆がトライアンフマーチ。ただし、この馬は元々強い馬ではない。本当に強ければ、今JRAで一番の調教師がデビューから武幸くんなど乗せるものか! )

例えはさておき、上記1・2項目が競馬新聞に改訂をお願いしたい!

とは言え、私個人的には別に誰がどんな予想をしようとも一向に気にしてはいない。ただ、曖昧この上ない調教タイムを予想の軸にしている予想家がいるのが信じられなかったのだ。( …始終個々の馬を見ている訳じゃないのに、単に調教タイムの良し悪しで馬同士を比較するなどおかしなことだし、何より、調教師の調教にケチをつけているようなものだから! )

私自身は、できれば新しく変わった予想が出てくれば面白いと思っている。「サイン読み」も面白いし、「タイム指数」も外面的には説得力はあるし、「血統統計予想」も距離性の参考くらいにはなるだろう。あてにはならないが、それぞれ特徴あるモノだし、何より知識的に競馬が楽しめるから!

だが、『では、不良血馬や距離不適正馬・低タイム持ち馬の好走はどう説明するの?』と言われた時、これら世間一般の実績で評価した普通の予想では説明がつかない。それが内心悔しくてならない!( …皐月賞のロジユニなどはその最たる例! )

競馬をコラムする者として、私はそんな馬たちの激走・凡走にも必ず理由があると思っている……この点は、「サイン読み」の本家本元元祖である高本氏と思いを一つにする者である。

でも、私には「現在主流のサイン読み」はできない!!…だって、いま巷に流布している「サイン読み」は、良くて別のレースの出目の反映だとか、レース開催時に世間で話題になってることとくっ付けたものしかないからだ。それでは、競馬予想の根本である「競走」の観点から大きく外れてしまっているからだ。

現代「競走」は科学が発達し、理由の付けられない激走・凡走はなくなっている。しかし、それでも強いものが敗れるから面白いのだが、根本的には勝つ理由・敗れる理由があるからこそ「競走」は成立しているのである。逆に言えば、「競走」だからこそ理由の付かない勝ち負けはないハズなのだ!

…その点では、いまだに理由の付けられないロジユニヴァースが心配でならない!!なぜなら、それは管理者の無能を晒しているようなモノだから。プロの調教師にそんなことがある訳がない!

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第14回NHKマイルカップ 予想コラム(土台編)

社台系の掲示板独占もある?

登録は全部で34頭、フルゲート18頭で行なわれる今年のNHKマイルカップ…

…下記18頭から回避が出ない限り繰り上がり馬は出走できない状況にあり、出走順第1位のツクバホクトオーのみ土台分析に加えることとした。( …とは言え、厩舎が厩舎だけにG1では除外しても良かったかも! )

以下が今年の出走馬たちの土台である…出走予定馬抜粋19頭。=ダブル登録(京都新聞杯・オークス)
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 ミッキーパンプキン 57.0 ≪清水出・岩田康≫
生産牧場 追分ファーム         追分町
 アイアンルック   57.0 ≪橋 口・小牧太≫
生産牧場 ノーザンファーム       早来町
 ダイワプリベール  57.0 ≪池 上・後 藤≫
生産牧場 社台ファーム         千歳市
ワンカラット    55.0 ≪藤岡健・藤岡佑≫
生産牧場 社台ファーム         千歳市
 サンカルロ     57.0 ≪大久洋・吉田豊≫
生産牧場 (有)社台コーポ白老ファーム 白老町
 フィフスペトル   57.0 ≪加藤征・安藤勝≫
生産牧場 (有)社台コーポ白老ファーム 白老町
 ブレイクランアウト 57.0 ≪戸 田・武 豊≫
生産牧場 Shadai Corporation      米国

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アントニオバローズ 57.0 ≪武 田・角 田≫
生産牧場 前川隆範           新冠町

 マイネルエルフ   57.0 ≪鹿戸雄・松 岡≫
生産牧場 ビッグレッドファーム     新冠町
 アドバンスヘイロー 57.0 ≪河 野・---≫
生産牧場 佐藤信広           新冠町
 ジョーカプチーノ  57.0 ≪中 竹・藤岡康≫
生産牧場 ハッピーネモファーム     浦河町
 ゲットフルマークス 57.0 ≪岩 戸・田中勝≫
生産牧場 梅田牧場           浦河町
 タイガーストーン  57.0 ≪坂口則・蛯 名≫
生産牧場 タイヘイ牧場         静内町
 ラインブラッド   57.0 ≪領 家・福 永≫
生産牧場 シンボリ牧場         静内町
 グランプリエンゼル 55.0 ≪矢 作・---≫
生産牧場 田上稔            三石町
 ティアップゴールド 57.0 ≪西 浦・池 添≫
生産牧場 上村清志           三石町
 スガノメダリスト  57.0 ≪粕 谷・勝 浦≫
生産牧場 富田恭司           様似町
 レッドスパーダ   57.0 ≪藤沢和・横山典≫
生産牧場 下河辺牧場          日高町

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回避待ち…繰り上がり
ツクバホクトオー  57.0 ≪荻 原・---≫
生産牧場 酒井牧場           浦河町
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今回から馬主の表記を外し、生産牧場のみを重視する形を取ることにした。ただ、今回においてはフィフスペトルとブレイクランアウトが「㈲キャロットファーム」の同一馬主であり、成績上文句なしの有力馬となっているだけに気になるところではある。

しかしながら、今年に限っては両馬ともに関東厩舎であるのに加え、ともに鞍上に不安があるのでさほど馬主を気にすることはないと私は推察した!( …第一、どっちかが好走すれば馬主的には大した問題ではない! )

もちろん鞍上不安の理由は騎手の技量ではない。

…安藤勝騎手の場合は、この後オークスでブエナビスタを確勝させる大仕事が待っている……「凱旋門賞に3才牝馬で挑戦!」という青写真をブチ上げたブエナビスタに、凱旋門賞に近い国内牝馬限定の2400m戦で傷を付ける訳にはいかない。ある意味、「勝つべくして勝たねばならない」この上ない状況でのオークス騎乗が控えているのだ。正直今回は、主役を武豊の馬に譲る可能性が少なからずあると思われる。

仮に凱旋門賞挑戦がなくなったとしても、今回のNHKマイルカップのフィフスペトルは元々お手馬でない関東馬。まして、もう1頭の同馬主ブレイクランアウトが桜花賞勝ち時の戸田厩舎とあっては、馬の期待度はさておき、過去のG1での因果からしても全幅の信頼は置けなくなるだろう!

一方の武豊騎手は、安藤勝騎手のような今後の問題は抱えておらず、しかも対抗する有力馬の1頭フィフスペトルが安藤勝騎手で厩舎絡みでの最高級の援護者というほぼ最高の環境でレースに臨める形にある。したがって、同馬が最有力と見て間違いない。

だが、この騎手の問題点は「世代交代の最大の推進役」にあることだ。もちろんそんなことは関係ないと連軸に推しても良いのだが、その場合の心配は3ヶ月ぶりのレースという不安があることだろう。

ただし、最近のクラシック・ローテーションでは「NHKマイルから日本ダービー」という路線が生まれているため、ここで最低でも1・2着になり、一叩き後にダービーという青写真かもしれない。そうなると、3ヶ月ぶりなど関係なく連軸として狙うべき馬となるだろう……何しろ、「アンライバルドの1強状態にある日本ダービー」である現状であり、少しでも波乱を演出したいと主催者側が考えていれば、皐月賞で格付のついた馬たちではムリであり、同馬にその一端を担わせるしかないだろうから!( …そうなると、藤沢和厩舎レッドスパーダは用なしの可能性が出てくるのが面白い。何しろ、皐月賞に出れるのに出なかったマイル路線選択馬にその資格はないからだ!…とは言え、その視点ではブレイクランアウトも「同じ穴の狢」なのだが… )

社台系におけるその他の有力馬では、アイアンルックとサンカルロが人気の一角を占めることになるだろう。

…アイアンルックの場合、この馬も状況によってはここから日本ダービーの路線が取れる位置におり、鞍上も今なら殊クラシック路線においては武豊より信頼できる小牧太騎手であるのも良い。また、厩舎的にも関東などより数倍信頼できる橋口厩舎なのも文句なし。ケチを付けるとすればアドマイヤボスの仔であるくらい。

…サンカルロの場合、この馬の良い点は生産牧場においてフィフスペトルの代りになる可能性があること。騎手も吉田豊であれば大久保洋吉厩舎の子飼いでもあり、負ければ実力不足ということになるが、騎手自体は全力で乗ることは間違いなく、その点はアイアンルック同様の良い点である!

したがって、現状での「A予想」は……
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【東京11R】NHKマイルカップ 芝1600m
◎…ブレイクランアウト 57.0 ≪戸 田・武 豊≫
○…アイアンルック   57.0 ≪橋 口・小牧太≫
▲…サンカルロ     57.0 ≪大久洋・吉田豊≫
△…フィフスペトル   57.0 ≪加藤征・安藤勝≫
△…ミッキーパンプキン 57.0 ≪清水出・岩田康≫
△…ワンカラット    55.0 ≪藤岡健・藤岡佑≫
△…ダイワプリベール  57.0 ≪池 上・後 藤≫

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……の順番だと見ているのだが?果たして…

では「B予想」となる生産牧場バラバラで決まった場合の候補となるのは…

…筆頭は「日高町 下河辺牧場」のレッドスパーダ、続いて「新冠町」のアントニオバローズくらいまでが限界だろう。その他残り全部は大穴となる訳だが、現状の騎手予定のままならば、上記2頭にしか勝てる要素は見当たらない。

したがって、「B予想」は……
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【東京11R】NHKマイルカップ 芝1600m
○…アントニオバローズ 57.0 ≪武 田・角 田≫
○…アイアンルック   57.0 ≪橋 口・小牧太≫
▲…サンカルロ     57.0 ≪大久洋・吉田豊≫
▲…レッドスパーダ   57.0 ≪藤沢和・横山典≫
▲…ブレイクランアウト 57.0 ≪戸 田・武 豊≫
△…フィフスペトル   57.0 ≪加藤征・安藤勝≫

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と現状では見ている。ここには今年の騎手の置かれた立場・状況を推奨の中に加味している。だから「▲」に3頭も置いた!

とは言え、私が「◎」を置かなかったことでも分かるように、正直迷いがあるのも確か。何しろいくらダービージョッキーとはいえ、2世厩舎と言って良い関西のB級武田厩舎に「◎」を打つのは厳しいからだ。まして、外見上ならアイアンルックの方が圧倒的に騎手の技量も厩舎格も上。しかも、アントニオバローズは京都新聞杯とのダブル登録という不確定な状況を抱えている。

本来なら「黙って消しの筆頭」なのだが、あくまで生産牧場関係なしと思えば、今のところ立派な候補である以上消しまではできない。上位に置いたが惨敗しても不思議ない一発馬だと言えるだろう。

さてさて、貴方はどう見るか?…オークスを捨ててくるかもしれないワンカラットの一発に賭けてみるのも面白い手かもね?!

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第139回天皇賞(春) 結果コラム

おめでとう松岡騎手!でも馬券は買えなかった…

1着…2番マイネルキッツ  ≪国 枝・松 岡≫
2着…4番アルナスライン  ≪松元茂・蛯 名≫
3着…12番ドリームジャーニー≪池江寿・池 添≫

予想は完敗だったが、若手の中で一番期待していた松岡騎手が勝ったことは非常に喜ばしいかぎり!

ただ、2着に蛯名くんが来たのには正直驚いている。それも、最後の直線で敢えて松岡騎手を交わそうとしなかったところに驚いた。( …落鉄だと言っていたが、本当かなあ?? )

…マイネルキッツに馬体を並べかけた時、アルナスラインの脚勢はあきらかに交せるモノであった。これはVTRを見れば誰でもすぐに分かるだろう。なのに、蛯名くんは必死に追っていなかった。必死に追っていたのなら、もっと腕が伸びているハズだし、もっと上体が低くなければならないだろうから…まあ、国枝厩舎の管理馬が前にいては交さないのも当然だろうが!

レースの驚きはこれだが、結果的に一番の驚いたのはとうとう「マイネル」が天皇賞を勝ったことである……これによって、古馬の最高峰レース「天皇賞・春」が単なる一つのG1に格下げされたのが証明されたからだ!

…もちろん私もだが、長年競馬をやってきた人にとっては、古馬の最高峰レースが天皇賞・春という意識を強く持っていたハズ。私も「そこはかとないせつなさ」を感じすにはいられない。

少額一口馬主で成立っている「ラフィアン」がこのレースを勝ったことで、巷に流布していた「天皇賞の価値下落」を決定付けたのは誰もが分かるだろう。これまでの大手馬主の思惑で左右されていた時代ではなくなったことを意味するからだ。( …好例は「メジロ」だね! )

ただし、この「天皇賞・春の価値下落」は別に悪いことではない……伝統はあるが、後の種牡馬的な観点からも時流に合わない長距離戦を古馬最高峰レースに位置付けるのはムリがあるし、何より先の大手馬主の思惑が通用しなくなることで、今回の松岡のように若手の台頭が進むことで波乱度のアップ=面白さの増大につながるからだ!

特にそれを象徴してくれたのが、武豊・横山典の騎乗馬たちの惨敗!

…これまでの常識だったら、「モンテ=毛利氏・松田国の武豊起用」の馬が負けるなど考えられなかった。だから私も生産牧場の絡みを抜きにした場合としてモンテクリスエスを推したのだ。

『だったら、前走乗った柴田善で充分だったろうに…』と思う人もいるだろう。しかし、モンテクリスエスが柴田善くんのままではいくら私でもハナっから消していた。なぜなら、腐っても天皇賞・春を叔父さんのおかげで勝たせてもらっている騎手にくれてやる理由などないし、何より同馬を勝たせられる技量も持ってない。おまけに人気馬にも推されないからだ!

しかし、これら競馬学校上がりの上手い騎手がちゃんと来なかったと言うことで、世代交代の顕著な進行地方騎手の方が本当は上手いことを裏付けてくれたのはむしろ幸いでもある。今後は元地方出身騎手3人( 安藤勝・岩田康・内田博 )を中心に騎手の動向を確認・推理すれば的中に辿り着けることになるからだ!

実際に、今は人気を裏切る方が格段に多い「三浦くん」などもその一人。今週も裏開催と化した東京競馬場において着順変更なしの失格を喰らったのでも分かるように、所詮競馬学校上がりは「作られた者」でしかないのだ!

ただし、彼個人に関しては可哀相な新人だとも思う……記録更新に飛びついた天下の国営放送において、こともあろうに「武豊さんの馬に乗ったら……」と言わされたのが発端だからだ。むしろ、「福永さんの馬に……」と言っておけば世間の競馬ファンのほとんどが拍手喝采を贈ったのではないだろうか。( 技量はともかく、私もファンになったかもしれない。それに、少なくとも内田博・松岡・吉田豊以外の関東騎手より上手いのは確かなのだから! )

余談はさておき、今回の天皇賞の場合、ベテランが負けた敗因は以下の状況だったと私は見ている……

…デムーロで「本物のG1」ジャパンカップを勝ったスクリーンヒーローが、技量格下の横山典くんになった時点で来ないのはむしろ当然!( …何しろロジユニ騎手だし! )

…スクリーンヒーローと互角のレースをしたことで人気になったジャガーメイルだが、さすがに3ヶ月ぶりのレースでは安藤勝でも厳しかった。( …何より厩舎がお粗末。入着は上出来だ! )

…世代交代の最大の推進役である武豊が来ないのも当然。これまでやりたい放題だった時代はいい加減に主催者もほっとけないだろうから!( …売上げ伸びないし! )

…海外を目指すディープスカイに騎乗する四位騎手がこの長距離G1を「勝・た・な・い」のはある意味当然。所詮は牡馬低レベル世代の一代表馬などより、大事なのは今後海外で活躍する馬の方だから!( …競馬学校上がりの四位騎手が古馬の中・長距離G1を両方とも勝つなどバランス的にもマズイだろうし! )

…昨年このレースを制した岩田康が勝てる馬に乗ってこなかったのは、このG1が騎手の技量を反映するものでなくなったことの象徴。その上、順番的にも「ヤラズ」はあきらか!( …有力馬に乗せちゃうと間違って勝っちゃうし! )

これだけ技量上位と見られている騎手に「外的な足枷」がある以上、コスモバルクでずっと冷や飯を食わされていた松岡騎手が勝たせてもらえるのも納得するし、追えない騎手の代表と恵まれ騎手の代表がそれぞれ2着・微差4着なのも分かる!

これならば、伏兵視された秋山くんや武幸くんが技量的にも来ないのは当り前。そもそも彼らは和田くん同様、人気薄での穴あけ騎手でしかないのだから!

その他の騎手も今回は単なる付け足しでしかなかった…中でも「?」なのは、追える小牧騎手が逃げ馬ホクトスルタンに乗せられたこと。つまり、ホクトスルタンも所詮はその程度の馬でしかないということだ!( …低レベルの5才馬だし! )

今回の結果にこれ以上の大きな意味は何もない。単に松岡騎手がこれでようやく有力騎手に仲間入りできただけのこと…

でも、腕なら吉田豊騎手もかなり上手いと思うのだが、惜しむらくは、先輩に楯突いたことで割を食ったこと。本当なら今頃は関東を代表する騎手の一人になっていたハズだったのに……

ついでに、いつ藤田騎手は関東中心騎乗に変わってくれるのか!?…彼がこちらに来れば、すぐにでも横山典の後継ぎになれるのに……どうせ、今さら騎手界に東西などないのだから、関西で埋もれているよりも関東で内田博の相手役を演じてくれた方がファンにとっても何倍もありがたいハズ…と、密かに思っているんですけど!!

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競馬コラム…2009.05.02

ブエナビスタの凱旋門賞登録に思うこと

今秋に行なわれる凱旋門賞にブエナビスタが登録したという……

果たして本気か否かは現状では不確定な話ではあるが、【 3才牝馬には頗る恵まれた斤量で実施されている欧州最高峰レース 】であるだけに、絶好調で臨めるなら奇跡の期待も高まる何とも夢のある話題である!

…とは言え、やはり現実に考えるなら「 5位入線でも上出来 」であるのは否めない。

今さらながらの解説になるが、【 アメリカ産駒でさえ勝ってない欧州競馬界の象徴的レース 】であり、ある意味「F1」で勝つことより数千倍困難な状況で戦わされることになるからだ!

ディープインパクトが3位入線( 後に失格 )、エルコンドルパサーが奇跡の2位入線( それも蛯名くんで……エルコンドルパサーは本当に強かった!…せめて的場だったら… )した凱旋門賞……

もしも実際にブエナビスタが挑戦することになった場合、何より大事なことがある。それは、本番前に必ず「 実際のレースによる実地経験 」を積ませて欲しいことだ!

…エルコンドルパサーが好走できた要因は多々あるだろうが、馬にとっても騎手とっても最も大きかったのは「 先乗りして現状のコースを経験していたこと 」に尽きる!

確かに実際のレースでも恵まれた点はある。他の欧州馬主・調教師たちが『 トライアル2着とはいえ、所詮はアメリカ産駒のジャパン育成馬。しかも、鞍上は大したことない…だったら欧州馬が負けることはないだろ! 』と多寡を括ってくれたおかげで、比較的スムーズに逃げ手が打てたこともある。

ただ、後になって誰もが惜しんだことだが、『 もしもあの時、鞍上が武豊や本当のお手馬騎手である的場だったら… 』…きっと、あのアタマ差は逆になっていただろうと!!

…この時の危うかった教訓があるから、ディープインパクトは見事な欧州馬の包囲網に架けられて敗れてしまったと言える。その裏付けが、他の欧州有力馬たちも尽く消え、軽量とはいえども人気薄だった牝馬レイルリンクに漁夫の利をさらわれてしまったのだろう。

しかも、ディープインパクトは宝塚記念からの直行という【 人馬ともにレースによる実地未経験で臨んでしまった 】のが痛かったし、何より勿体なかった……慣れない先行競馬を課せられたことでそれが分かるから!

競走馬の移動環境が如何に迅速になっているとはいえ、まだまだ日本産駒がブッツケで勝てるほど海外レースは甘くない。ましてや、ダビスタでも滅多に出れない凱旋門賞である……

先乗りして現況の馬場に慣れさせるくらいの【 余裕あるローテーションで臨まないでは参加するだけ終わってしまうのが関の山 】だろう!

ぜひぜひ、オークス以降に思い切った早期渡欧を進言したい!

…実地戦を使わなかった?使えなかった?ディープインパクイト級の馬でようやく3着、あるいは少差の3着だったと見れば、ブエナビスタがディープインパクト級に至ってないとしても、実地経験を積ませることで少なくとも軽量を活かせる可能性があり、チャンスがないとは言い切れないハズ!…人気薄だったレイルリンクが飛び込んで来れるのだから……

とりあえず、オークスはしっかり脚を測って勝って欲しい。仮に後続に1秒差をつけて勝ったとしても、そこにあるのは単に「 日本の3才牝馬との差 」でしかない。いくらでも力差を見せられるならば、逆に力をセーブして勝てるはずだ!…シンボリルドルフがそうであったように…!

牝馬3冠など捨てるくらいの覚悟で臨んでこそ好結果が得られるのではないのか??…と、馬主さんには酷なことかもしれないが、こう思わざるを得ない「大きな夢のある話題」だろう!!

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第139回天皇賞(春) 予想コラム(決断編)その2

新しい「B予想」を発見!?

前回の予想コラムを再検討するうちに、私は面白い流れを見つけてしまった……それは、今年のG1戦において馬券対象になった馬たちで、「生産牧場ノーザンファーム 早来町」がバランス良く?結果を出していることである!

あらためて、ここまで行なわれたG1レース1~3着馬を表記してみると……
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第26回 フェブラリーS
1着…サクセスブロッケン 57.0 ≪藤原英・内田博≫
馬主 高嶋哲     生産牧場 谷川牧場     浦河町
2着…カジノドライヴ   57.0 ≪藤沢和・安藤勝≫
馬主 山本英俊    生産牧場 Shell Bloodstock 米国
3着…カネヒキリ     57.0 ≪角 居・ルメール
馬主 金子真人HD㈱ 生産牧場 ノーザンファーム 早来町

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第39回 高松宮記念
1着…ローレルゲレイロ  57.0 ≪ 昆 ・藤 田≫
馬主 ㈱ローレルR  生産牧場 村田牧場     新冠町
2着…スリープレスナイト 55.0 ≪橋 口・上 村
馬主 ㈲サンデーR  生産牧場 ノーザンファーム 早来町
3着…ソルジャーズソング 57.0 ≪鮫 島・北村友≫
馬主 ㈲サンデーR  生産牧場 ㈲社台C白老F  白老町

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第69回 桜花賞
1着…ブエナビスタ    55.0 ≪松田博・安藤勝
馬主 ㈲サンデーR  生産牧場 ノーザンファーム 早来町
2着…レッドディザイア  55.0 ≪松永幹・四 位≫
馬主 ㈱東京ホースR 生産牧場 社台ファーム   千歳市
3着…ジェルミナル    55.0 ≪藤原英・福 永≫
馬主 ㈲社台RH   生産牧場 社台ファーム   千歳市

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第69回 皐月賞
1着…アンライバルド   57.0 ≪友 道・岩田康≫
馬主 ㈲サンデーR  生産牧場 ノーザンファーム 安平町
2着…トライアンフマーチ 57.0 ≪角 居・武 幸≫
馬主 ㈲キャロットF 生産牧場 ノーザンファーム 安平町
3着…セイウンワンダー  57.0 ≪領 家・内田博≫
馬主 大谷高雄    生産牧場 筒井征文   新ひだか町

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見てのとおり「ノーザンファーム 早来町」の産駒は「3着→2着→1着→4着シェーンバルト」と来ており、次は最高でも5着になる順番なのだ?!……もちろんこれは単なる結果論だが、ポイントなのは今年のG1戦で「ノーザンファーム 早来町」は全てが1番人気馬になっていることにある!

したがって、今回の天皇賞(春)で「ノーザンファーム 早来町」は1番人気にならないだけになおさら信用度は低くなり、その場合は最高でも5着になる順番というのがより現実味を帯びてくることになる。当然ながら有力馬の一角を担うアルナスラインやヒカルカザブエがおり予断を許さない状況ではあるが…

…そこでここが面白いところだが、さらに検証してみると、これまで「ノーザンファーム 早来町」で馬券になった馬に共通しているのが全てが騎手のお手馬という点である!

今回「ノーザンファーム 早来町」の人気馬はアルナスラインとヒカルカザブエになるだろうが、両馬ともに騎手のお手馬でない!…これは大きな欠点である。

お手馬でない騎手が乗り変わりで前走結果を出したということは、勝った時にきっちり仕上げていた可能性が高いことは誰もが納得できるハズ。よって、今回の「ノーザンファーム 早来町」の代表2頭の前走着順( 成績 )にとらわれてはならないことが推察できる。

したがって、これから導き出されることは2つ……テン乗り有力騎手の一発に注意せよということとお手馬で騎乗の有力馬を中心にせよということである。

そこで、新しい「B予想」となるのがコレ↓↓↓
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【京都第10R】天皇賞(春) 芝3200m
◎…モンテクリスエス  58.0 ≪松田国・武 豊
○…ゼンノグッドウッド 58.0 ≪浅 見・武 幸
▲…アサクサキングス  58.0 ≪大久龍・四 位

△…デルタブルース   58.0 ≪角 居・岩田康
△…アルナスライン   58.0 ≪松元茂・蛯 名≫
△…ヒカルカザブエ   58.0 ≪岡 田・秋 山≫
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当然ながら、生産牧場関係で大きな援護がないのと今年はヤラレ・裏切り役になっている武豊なのが心配のタネではあるが、成績面を加味した場合の「テン乗り有力騎手の一発に注意せよ」にモロに該当する同馬が最右翼と考えて「◎」とした!

…「○」ゼンノグッドウッドの理由は「◎」との兄弟関係も少なからずあるが、「お手馬で騎乗の有力馬を中心にせよ」に該当することと、唯一クラシック勝ちした浅見厩舎の馬なのが武幸くんの気合に拍車を掛けるのではと見たから!…しかも、「◎」が末脚勝負を望む馬であり、脚質的に一緒に上がってくる可能性も大きいから!

…「◎・○」に差されると予想しても、当然「▲」にはアサクサキングスの残り目は見なければならない。やはり「お手馬で騎乗の有力馬を中心にせよ」が該当するし、「○」と同じ生産牧場であるからには近走実績で一番の同馬を圏外にはできない。したがって「▲」!

…「△」3頭は馬券対象外だけに細かい順番は難しいが、基本的には掲示板争いである限り、同じ「馬主 ㈲サンデーR」、同じ「生産牧場 ノーザンファーム 早来町」という共通点のある同馬たちが優先と見たから!

ここに先述の最高でも5着になる順番をあてはめるなら、4着にはドリームジャーニー、もしくはその他の馬( 有力馬ならスクリーンヒーロー、伏兵ならジャガーメイル辺り )が来ることになり、3頭は5着争いとなるのだが??

もちろんこの「B予想」は、キーマン武豊次第の一発予想であるから心配は尽きない。しかしながら、かなり面白い馬券であることは確か……もしもアサクサキングスが3着を外したなら10万超え馬券になる可能性も高いだろう。

…結果的には「武兄弟馬券」ながら面白み充分だと思うのですが…果てさてどうなることやら??

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第16回テレビ東京杯青葉賞 予想コラム(土台編)(決断編)

安平町?早来町?それより池江郎&白老町!

ダービートライアル青葉賞……その利点は本番と同距離を経験できることに尽きるだろう。

以下が除外確実1頭を除いた残りの全登録馬の土台である!
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優先出走…14頭/社台系8頭
 スマートタイタン  56.0 ≪松田国・---≫
父 タニノギムレット  牡 馬主 大川徹
生産牧場 ノーザンファーム 安平町
 セイクリッドバレー 56.0 ≪高橋裕・蛯 名≫
タニノギムレット  牡 馬主 吉田勝己
生産牧場 ノーザンファーム 安平町
 ピサノカルティエ  56.0 ≪ 堀 ・福 永≫
ネオユニヴァース  牡 馬主 市川義美
生産牧場 ノーザンファーム 安平町

 キタサンアミーゴ  56.0 ≪松田博・---≫
フジキセキ     牡 馬主 (有)大野商事
生産牧場 ノーザンファーム 早来町
 アプレザンレーヴ  56.0 ≪池江郎内田博
父 シンボリクリスエス 牡 馬主 (有)サンデーR
生産牧場 ノーザンファーム 早来町

 イネオレオ     56.0 ≪池江郎岩田康
父 ダンスインザダーク 牡 馬主 藤田孟司
生産牧場 ㈲社台C白老F  白老町
 バアゼルリバー   56.0 ≪松田博安藤勝
フジキセキ     牡 馬主 市川義美
生産牧場 ㈲社台C白老F  白老町

 サトノエンペラー  56.0 ≪藤沢和・北村宏≫
父 シンボリクリスエス 牡 馬主 里見治
生産牧場 社台ファーム   千歳市

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優先出走…14頭/非社台系6頭
 トップクリフォード 56.0 ≪山 内・---≫
父 ジャングルポケット 牡 馬主 横瀬兼二
生産牧場 ハシモトフアーム 新冠町
 トーセンルーチェ  56.0 ≪鈴木康・---≫
父 マリエンバード   牡 馬主 島川隆哉
生産牧場 ハシモトフアーム 新冠町
 マイネルクラリティ 56.0 ≪宮 本・川 島≫
父 グラスワンダー   牡 馬主 (株)TCラフィアン
生産牧場 コスモヴューF  新冠町
 トップカミング   56.0 ≪境 直・ 幸 ≫
父 ゴールドアリュール 牡 馬主 (有)コオロ
生産牧場 木戸口牧場    浦河町
 ワンダーアキュート 56.0 ≪佐藤正・後 藤≫
父 カリズマティック  牡 馬主 山本信行
生産牧場 フクダファーム  三石町
 フォルミダービレ  56.0 ≪尾 形・吉田豊≫
父 キングカメハメハ  牡 馬主 (有)前川企画
生産牧場 雅牧場      平取町

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抽選待ち…4頭/12
 マッハヴェロシティ 56.0 ≪武 藤・柴田善≫
父 マンハッタンカフェ 牡 馬主 井上一郎
生産牧場 日の出牧場    浦河町
 メイショウデジレ  56.0 ≪小島太・---≫
父 キングカメハメハ  牡 馬主 松本好雄
生産牧場 三嶋牧場     浦河町
 テツキセキ     56.0 ≪吉 田・---≫
父 フジキセキ     牡 馬主 木村哲也
生産牧場 ガーベラパークS 浦河町
 ジャミール     56.0 ≪松元茂・---≫
父 ステイゴールド   牡 馬主 吉田照哉
生産牧場 福田牧場     浦河町
 トーセンマルゴー  56.0 ≪上 原・---≫
父 ダンスインザダーク 牡 馬主 島川隆哉
生産牧場 社台ファーム   千歳市
 ビンテージチャート 56.0 ≪上 原・---≫
父 キングカメハメハ  牡 馬主 (有)キャロットF
生産牧場 ノーザンファーム 早来町

 ニシノホウギョク  56.0 ≪河 内・---≫
父 ブライアンズタイム 牡 馬主 西山茂行
生産牧場 西山牧場     むかわ町
 バックハウス    56.0 ≪的 場・---≫
父 ネオユニヴァース  牡 馬主 池谷誠一
生産牧場 片山牧場     三石町
 メジロワーロック  56.0 ≪谷 原・---≫
父 タニノギムレット  牡 馬主 (有)メジロ牧場
生産牧場 メジロ牧場    洞爺湖町
 ウォークラウン   56.0 ≪中 竹・---≫
父 War Chant 牡 馬主 加藤守
生産牧場 Carl Rosen Associates 米国
 タイフーンルビー  56.0 ≪戸 田・---≫
父 Unbridled's Song 牡 馬主 吉澤克己
生産牧場 Moon Lake Stables   米国
 テスタマッタ    56.0 ≪村 山・---≫
父 Tapit     牡 馬主 吉田和美
生産牧場 Waterford Farm     米国
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ここでの期待馬アプレザンレーヴに内田博騎手が起用されることになり、俄然池江郎厩舎が消せない状況だと言える。

理由はもちろん、「ノーザンファーム 安平町」の代表馬2頭セイクリッドバレー・ピサノカルティエに騎乗予定の蛯名・福永くんに対して、池江郎厩舎が予定している内田博・岩田康では鞍上の技量が違い過ぎているからだ!

そんな訳で、今回の「ノーザンファーム 安平町」の恵まれ騎手2人にはしっかり消えて戴きたいところである。そうでないと、ただでさえ皐月賞1・2着馬が「ノーザンファーム 安平町」であるのに、これ以上増えられてもあまり意味を成さないからだ!

したがって、現状における「A予想」はコレ↓↓↓
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【東京11R】テレビ東京杯青葉賞 芝2400m
◎…アプレザンレーヴ  56.0 ≪池江郎・内田博≫
○…バアゼルリバー   56.0 ≪松田博・安藤勝≫
▲…イネオレオ     56.0 ≪池江郎・岩田康≫
△…キタサンアミーゴ  56.0 ≪松田博・---≫

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「△」に騎手未定ながらキタサンアミーゴを挙げたのは、「◎」と同じ「ノーザンファーム 早来町」に加え、「○」と同じ父馬・同じ厩舎だから。おかげでひっじょぉーに分かりやすい2頭出し厩舎の組み合わせになってしまったのが、逆に不安ではあるのだが……??

では「B予想」はと言うと、これが中々見つからないので困っているのが実情である……

残念ながら、非社台系で唯一の組合せである「ハシモトフアーム 新冠町」の2頭が未だに騎手未定の状況であり、しかも、騎手が決まっている馬で少しでも相手になれそうな技量の騎手が「雅牧場 平取町」産駒馬フォルミダービレの吉田豊しかいないのだ。

したがって、期待薄の「B予想」なのがコレ↓↓↓
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【東京11R】テレビ東京杯青葉賞 芝2400m
◎…サトノエンペラー  56.0 ≪藤沢和・北村宏≫
○…ピサノカルティエ  56.0 ≪ 堀 ・福 永≫
▲…セイクリッドバレー 56.0 ≪高橋裕・蛯 名≫
▲…フォルミダービレ  56.0 ≪尾 形・吉田豊≫
△…ビンテージチャート 56.0 ≪上 原・---≫
△…トーセンマルゴー  56.0 ≪上 原・---≫

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ただし、「△」の2頭は抽選待ちだけに何とも厳しい状況。しかもトーセンマルゴーは「馬主 島川隆哉氏」の絡みがあり、「◎」サトノエンペラーと同じ「社台ファーム 千歳市」、「△」ビンテージチャートと同厩舎だから取り上げた馬。本来なら消しても良いのだが、これだけ絡みのある馬も滅多にないので押えない訳にいかなかった。

正直「B予想」に期待はできないが、大波乱ならこの6頭が演出するのではと私は見ているのだが…果たして、北村宏くんはどんな結果を出してくれるのかが一番の注目点である。

何しろ、先週の日曜日に山ほど勝ち捲くった藤沢和厩舎だけに何とも判断に迷うばかりだ???

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