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2010年12月の記事

第55回有馬記念(G1) 結果コラム

競馬学校教育の完敗

★私が有馬記念で対抗予想した馬が、ジョッキーがココ一番で無残な出遅れで全てパー・・・

こんなことならメイショウベルーガにでも乗せておけば良かったのに、あたら実績ある馬に不釣合いな技量しか持たない子を乗せるから外人ジョッキーにいいようにやられるのだ!・・・と、瞬間叫び出しそうになったが、じっくり考えてみると、「乗り子(調教助手に毛の生えたような存在)」と「名手」という歴然の差があるからには当然の結果だと肯定せざるを得ないだろう。(…アスリートの中にアマチュアを入れて予想したのは我が不徳!)

こんなことになるのも、全ての原因は、競馬学校の「優秀」というレベル=誰が乗っても過不足ないレースになるよう平均したジョッキーを育成するという基準のおかげ。

つまり、競馬学校で教育される「騎乗」とは、あくまで中央競馬の中で如何に上手に徒党を組み、如何に上手に個々の馬たちを平均的に走らせ・成績を残させるかを重視するという「団体競技的レースの在り方」を指導する場所ということだ。

その最たる例が、宝塚記念を柴田善くんで勝ったナカヤマフェスタであろう。

同馬を勝たせたのが本当にジョッキーの実力だったなら、渡欧時においても柴田善くんが乗って当然だったはず。だが、結局は元の蛯名くんが乗って好走したというのがおかしな話。

誰が乗っても同じ結果が出るという馬を上手にジョッキーに配分するという面があるからこそ、有馬記念でトーセンジョーダンに乗った3代目天才ちゃまが、「武さんの馬に乗れば10回中9回は勝てる」などとのたまってしまうのだ。ようするに、【 恵まれた馬に乗れれば誰でも勝てる 】と明言したようなもの!

したがって、ジョッキーを管理する(何らかの)存在がその気になりさえすれば、今はカスと思われてる子でも、余裕で勝たせることができるようになるということだろう。

そんな子には、『あぁ、トーセンジョーダンに中舘くんが乗っていたら、1頭だけ離された5着ということはなかったんじゃないかなぁ~』と、言ってやりたいが……!

また今年ほど、【 外人(名手のみ)>元地方(数人除く)>競馬学校卒 】という騎乗技量の差をまざまざと見せられた年はなかったろう。

まるで30年前のメジャーリーグに対する日本プロ野球界、15年前のサッカーワールドカップレベルに対する日本サッカー界、現在でも変わらないラグビー界のレベル差と同じか、個人技術という観点からすればあきらかにこれら以下である。

しかも、こと中央競馬のジョッキーは、本来別の団体である地方重賞さえも圧倒的な馬の力差で勝ちを奪い取っていくという「アコギ」と言い切れる恵まれた状況であり、地方ジョッキーの立場であれば、『本当に自己の技量で勝ってると言うのなら、地方に来た時くらい地元の馬に乗って勝たせてみろ』と言ってやりたいほどだろう!

おそらく、否、間違いなく今のレベルより福永(父)、岡部、中島啓、郷原(父)、加賀、栗田、野平祐、的場(父)、増沢などがいた時代の方が数十倍上手いジョッキーがいたと言えるはずだ!

今の競馬学校卒ジョッキーは決して上手くない ≦ 世界的には「下手」の部類・・・これが紛れもない事実であることを露呈した2010年の競馬だったということで締め括りたい。

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第27回ラジオNIKKEI杯2歳ステークス(G3) 結果コラム

残念!梅田智厩舎……

1着…ダノンバラード( 55.0・池江郎・武 豊 )

まさかのダノンバラード1着には正直ビックリした。なぜなら、引退間際厩舎と武豊コンビがまさか勝つとは思っていなかったから。やっぱり有馬記念に無理やり出走させられたダノックスさんへのご祝儀だったのだろう!

2着…オールアズワン( 55.0・領 家・安藤勝 )

何とか2着を確保してくれてこちらは正直ホッとした思い。札幌2才Sで1番人気だったアドマイヤセプターが鞍上でバタバタ惨敗していたので不安いっぱいだったが、やっぱり日本人ジョッキーで一番上手い騎手はキチンと結果を出してくれるので助かった!

しかしながら、1着馬と4着馬の騎手(武豊・福永)がゴール前で手綱を緩めたのを見るに、同馬が今後のクラシックで磐石とならないのではと思えたところが問題かも・・・

3着…コティリオン( 55.0・橋 口・ルメール )

精一杯ルメール騎手が追ったところに福永ちゃんが手綱を緩めたおかげで3着に届いた格好なのが何ともモヤモヤするところ。鞍上強化でギリギリ3着が目一杯では、同馬の今後もあまり期待は持てないかも・・・

4着…ウインバリアシオン( 55.0・松永昌・福 永 )

なぜゴール直前で手綱を緩めたかは分からないが、最後まで追っていれば3着はあったのではないかと思えてならない。

ただ、脚が残ってなかったところに外から2頭に交わされたので無理をしなかったことは、この鞍上にしては冷静な判断だったのではないだろうか。もちろん同馬の馬券を買っていた方には悔まれるところだろうが・・・

※残念な梅田智センセー・浜中くん・馬主さん&生産牧場さん・・・

レース前のコメントでは、『どこからでも競馬ができるので今後に繋げたい』と述べてあったが、残念ながらこの馬の限界点が見えたといえる少々ブザマなレース運びだった。

たしかに敗戦理由の半分はジョッキーのバタバタ騎乗にあるが、残り半分はやっぱり大レースにおける厩舎の経験値が不足していた馬のモタモタ感が原因。

もし同馬に今後の成長が見込めるなら、目標のレースに合わせて仕上げを持って来れるように調整するための良い勉強になったのではないだろうか・・・

★この結果で問題になるのは・・・

クラシックにつながるレースを制したことでダノンバラードの将来が大きく興味を持たれることになるが、果たしてどこの厩舎に回されるのかが一番の問題だろう。

池江寿厩舎に回されるとかなり期待が懸けられる存在になりそうだが、いくら良い厩舎に回されたとしても担当厩務員さんが一緒じゃないとダメになる場合が多いのが不安なのだが・・・

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第55回有馬記念(G1) 予想コラム・決断編

常識と非常識が交錯するが……

枠 馬番 馬名 (斤量 調教師 性齢/毛色 騎手 )
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1  1  ヴィクトワールピサ( 55.0・角 居・牡3/黒鹿・デムーロ )
1  2  ネヴァブション  ( 57.0・伊藤正・牡7/黒鹿・後 藤 )
2  3  フォゲッタブル  ( 57.0・池江郎・牡4/黒鹿・岩田康 )
2  4  トーセンジョーダン( 57.0・池江寿・牡4/ 鹿 ・三 浦 )
3  5  ルーラーシップ  ( 55.0・角 居・牡3/ 鹿 ・ルメール )
3  6  ローズキングダム ( 55.0・橋 口・牡3/黒鹿・武 豊 )出走取消
4  7  ブエナビスタ   ( 55.0・松田博・牝4/黒鹿・スミヨン )
4  8  メイショウベルーガ( 55.0・池 添・牝5/ 芦 ・蛯 名 )
5  9  ダノンシャンティ ( 55.0・松田国・牡3/黒鹿・ベリー )
5 10  エイシンフラッシュ( 55.0・藤原英・牡3/黒鹿・内田博 )
6 11  トゥザグローリー ( 55.0・池江郎・牡3/ 鹿 ・ウィリア )
6 12  ドリームジャーニー( 57.0・池江寿・牡6/ 鹿 ・池 添 )
7 13  オウケンブルースリ( 57.0・音 無・牡5/ 栗 ・横山典 )
7 14  ペルーサ     ( 55.0・藤沢和・牡3/ 栗 ・安藤勝 )
8 15  レッドディザイア ( 55.0・松永幹・牝4/ 鹿 ・四 位 )
8 16  ジャミール    ( 57.0・松元茂・牡4/ 鹿 ・福 永 )

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ローズキングダム出走取消…そりゃそうだろう!

強いて褒めれば枠順が決まってから取消するあたりがさすが(繰り上がり馬が入るのを防ぐため)だが、所詮はジャパンカップで鞍上に恩情を掛けたツケを厩舎が払わされたと言って良い格好。こんなことをしなければならなくなるので、ジョッキーを甘やかすんじゃないと常々言っているのだ。

問題は一体何が逃げるのかだが……

額面上では4番トーセンジョーダンか10番エイシンフラッシュが逃げ馬になると思われるが、内田博騎手はまだしも、三浦ちゃまが逃げるようだとちょっとイヤな雰囲気があると感じるのは私だけではないだろう。何しろ、このコが逃げてレースに勝つなどほとんど見たことがないし、それどころか、中山のダート新馬戦においてこのコの逃げをムリ追いした勝浦ちゃんの馬が潰れたせいで史上最悪の落馬事故を生んでしまった苦い実績が思い出されるからだ。

ただ、さすがにこのレベルだと途中で事故が起きても他馬に迷惑を掛けるような馬と騎手はいないはずなのでそんな心配は少ないだろう。だが、逃げ・先行競馬だと勝てない三浦ちゃまの騎乗特性があるからには、私としては是非ともエイシンフラッシュ(内田博)に逃げて頂きたいと思うところである。(=少なくともエセ天才が逃げて事故が起こる可能性はなくなるから!下手が欲を出すと事故が起きるのが常識だから……)

そうでなくても今年のエイシンさんは、ダービー勝ちに加え、マイルCSまで補填させてもらっているのだから、今回に関しては他馬の引っ張り役をしてもバチはあたらないはず。逃げた時点で今年のダービー馬の連対はなくなるだろうが、三浦ちゃまに引っ張らせてまた何かあったらそれこそ取り返しがつかなくなるよりは数億倍マシだろう。

早くならない今年のペースを考えると……

これら逃げると予想される馬が本質逃げ馬でない以上、序盤からペースが早くなることはまず有り得ない。よって、常識的に考えれば、これらの後ろでゆっくり直線まで待機できる馬が俄然有利となるはず。

そうなると、まず追い込み一手の馬は予想上から消さねばならなくなる。なぜなら、直線一気&大外マクリの追い込み馬=他馬のマーク競馬ができない馬は、遅いペースの直線競馬になっては間に合わないこと間違いなく、あとは思い切ってマクるか、逃げる以外に手がなくなるからだ。

これができるとすれば安藤勝騎手のペルーサしかいないだろうが、如何せん同馬は出遅れ癖だけでなく中山コース未経験馬であり、穴狙い(同馬の1着付け)でも予想しない限り同馬を推すことはやはり非常識でしかない。

今年狙うべきは我慢のできる馬!

スローペースと言っても、レースにおいては必ず仕掛け所が存在するのは周知の通りである。まして2500mの有馬記念となるとその比は一般戦とは大きく違い、一瞬正解かと思える仕掛けでも結果的には誤りとなってしまう場合もあるほどだ。

したがって、ジョッキーたちが折り合いながらしかも仕掛け所を逃さないという2重の視点が必要となり、それだけでも並みのジョッキーでは用なしになるのは必至であり、よって、田中博くんがエリザベス女王杯を勝たせてもらったような訳にはいかなくなる。つまり、単騎で逃げたから必ず粘れるということにならないということだ。

そこで重視されるべきは、鞍上の指示を素直に受け入れ、どんな場合にも反応できる馬、つまり、我慢の利く馬を選択しなければならないことになる。

※したがって、私の有馬記念の決断は……

中山10R 第55回有馬記念(G1) 芝2500m
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◎…7番ブエナビスタ   ( 55.0・松田博・牝4/黒鹿・スミヨン )
○…12番ドリームジャーニー( 57.0・池江寿・牡6/ 鹿 ・池 添 )
▲…1番ヴィクトワールピサ( 55.0・角 居・牡3/黒鹿・デムーロ )

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……以上となる!

非常識が通用する有馬記念だが……

「角居・池江郎・池江寿」…これだけ実績ある厩舎が2頭出しで来られることを思うと、全部が馬券対象から消えるとはとても考えられない。なぜなら、角居厩舎がデムーロ・ルメールという2人のアスリートを押さえていること、また池江郎厩舎が岩田康・ウィリアムスというこちらもアスリートを押さえていること、おまけに池江寿厩舎の2頭とも中山コースに良積を誇る馬たちであるからだ。

しかし、先にも書いたように、三浦ちゃまが連対するようでは「ヤラセ」がミエミエになってしまうし、現状で引退厩舎たるフォゲッタブルやトゥザグローリーが連対するとはとても思えないし、何より、ブエナビスタが連対を逃すことが一番に考えられない。

これらを踏まえて考察して上記3頭が残ったという次第……奇しくも中山コースに実績を持つ3頭になったのが何とも心強いところだが、池添くんの腕次第というのが問題と言えば問題なのだが……

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第55回有馬記念(G1) 予想コラム・その2

中山コースが合いそうな馬なら…

オウケンブルースリ(音無)・ダノンシャンティ(松田国)・トゥザグローリー(池江郎)・ペルーサ(藤沢和)・メイショウベルーガ(池添)・ルーラーシップ(角居)・レッドディザイア(松永幹)……以上7頭がトリッキーな中山コース初経験馬

ヴィクトワールピサ(角居)・ドリームジャーニー(池江寿)・トーセンジョーダン(池江寿)……以上3頭が中山コース2勝以上の馬。【もう1頭コスモラピュタ(高橋祥)が2勝以上してる…】

これら全10頭を見るに、まず目に付くのが2頭出し厩舎(角居&池江寿)が絡んでいること。特に、池江寿厩舎の2頭の良績には要注意である。

ただし、昨年の覇者ドリームジャーニーは休養明けの不安があり、上がり馬トーセンジョーダンには格的不安と鞍上不安がつきまとっているのが問題。

私的な観点と心情ながら、もしこの2頭のどちらかを選べと言われた場合、私は文句なくドリームジャーニーを推奨する……なぜなら、もちろん鞍上に対する信頼度と馬自体の実績に差があるからだ。

また、ただでさえ疑惑の裁定として生涯語り継がれるブエナビスタ降着があった後に、いくら中山コース巧者の上がり馬として伏兵視されているトーセンジョーーダンとはいえ、同馬が連対した場合はどう贔屓目に見ても「偽装天才三浦ちゃまのヤラセ」という感が拭えなくなってしまう。

仮にヤラセじゃないとしても、スミヨン・デムーロ・ルメール・ベリー・ウィリアムスといった本物の外国人アスリートよりも三浦ちゃまを先着させてしまっては、『ほらね。国費を使っている競馬学校出はやっぱり馬に恵まれている!』と言われるのは確実である。

ただでさえ年内で地上波の競馬ワイド中継をなくされて楽しみを減らされるところに、そんな「ヤラセもどき」が匂わされてしまっては、ファンが競馬から離れてしまうことは目に見えてしまう。

そんなことになるくらいだったら、いくら休養明けでもドリームジャーニーの方が先着すると考えた方が数段マトモな予測であり、また「より公正な競馬」であるはず。したがって、池江寿厩舎2頭出しで狙える存在は、「池添ジョッキーが親の厩舎であるメイショウベルーガから降りて乗ってくるドリームジャーニーとなる」ということになる。

ドリームジャーニーの2着……これが第1の推奨である!

三浦ちゃまには可哀相な推測だが、それもこれも2年目以降の成績が天才というにはあまりにもかけ離れ過ぎてしまった自業自得のせい。

甘い競馬学校の教育の中でどんなに良い成績だったか知らないが、所詮天狗なった「中央ジョッキー界の亀田兄弟」など競馬ファンは誰も認めはしない。ジムのおかげでチャンピオンになった者と主催者のおかげで勝たせてもらっている者など「目くそ鼻くそ」としか思ってないからだ。

なにより、長谷川穂積やイチローといった本物とは格段に差があることをマスコミはさておき、世間の誰もが認識しているからだ。

一時「ほしのあき」が悪女のように取り上げられたが、私には彼女こそが良い被害者であると思えてならない。ニセモノを本物と持ち上げたマスコミ報道に、騎乗技術を知らない素人娘が騙されたようなものだからだ。

ということで、どんな結果になってもトーセンジョーダンだけはたとえ死んでも推奨は出来ないし馬券を買う気もない。それ以上に、【トーセンジョーダンが連対したらこのブログを閉鎖すること】をここに断言しておく!

ヤラセで勝たせる競馬や連対を果たさせるレースなど、いくらトリッキーな中山コースであってももう絶対に見たくない。そんな競馬はシーザリオに負けさせるための桜花賞だけでたくさんである!

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第27回ラジオNIKKEI杯2歳ステークス(G3) 予想コラム・土台編

札幌王者vs社台系&その他

フルゲート16頭。登録16頭。阪神芝2000m
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生産牧場 ノーザンファーム 産地 安平町
ユニバーサルバンク( 55.0 松田博・スミヨン)
 父  ネオユニヴァース    性別 牡 馬主 (有)サンデーレーシング
母の父 ドクターデヴィアス   生年月日 2008年4月16日 
ウインバリアシオン( 55.0 松永昌・福 永)
 父  ハーツクライ      性別 牡 馬主 (株)ウイン
母の父 Storm Bird  生年月日 2008年4月10日 
アドマイヤコリン ( 55.0 橋 田・藤岡祐)
 父  ディープインパクト   性別 牡 馬主 近藤利一
母の父 ブライアンズタイム   生年月日 2008年3月8日 
レッドセインツ  ( 55.0 角 居・四 位)
 父  ディープインパクト   性別 牡 馬主 (株)東京ホースレーシング
母の父 Selkirk     生年月日 2008年2月17日 
プレイ      ( 55.0 斎藤誠・---)
 父  ロックオブジブラルタル 性別 牡 馬主 岡田繁幸
母の父 サンデーサイレンス   生年月日 2008年1月29日 
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生産牧場 社台ファーム 産地 千歳市
コティリオン   ( 55.0 橋 口・ルメール)
 父  ディープインパクト 性別 牡 馬主 金子真人ホールディングス(株)
母の父 トニービン     生年月日 2008年2月18日 
ハーバーコマンド ( 55.0 加 用・ウィリア)
 父  マンハッタンカフェ 性別 牡 馬主 谷掛龍夫
母の父 Kendor    生年月日 2008年2月27日 
ノヴァグロリア  ( 55.0 音 無・佐藤哲)
 父  ネオユニヴァース  性別 牡 馬主 (株)グリーンファーム
母の父 フレンチグローリー 生年月日 2008年1月30日 
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イデア      ( 55.0 河 内・デムーロ)
 父  ジャングルポケット 性別 牡 馬主 畑佐博
母の父 サンデーサイレンス 生年月日 2008年3月11日 
生産牧場 富田牧場     産地 浦河町
ビップセレブアイ ( 55.0 清水久・岩田康)
 父  ゼンノロブロイ   性別 牡 馬主 鈴木邦英
母の父 サクラローレル   生年月日 2008年3月3日 
生産牧場 まるとみ冨岡牧場 産地 浦河町
ゴットマスタング ( 55.0 木 原・国分恭)
 父  フジキセキ     性別 牡 馬主 後藤進
母の父 Sadler'S Wells  生年月日 2008年3月27日 
生産牧場 日の出牧場    産地 浦河町
ナリタキングロード( 55.0 荒 川・川 田)
 父  ディープインパクト 性別 牡 馬主 (株)オースミ
母の父 フサイチコンコルド 生年月日 2008年3月12日 
生産牧場 鮫川啓一     産地 浦河町
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ダノンバラード  ( 55.0 池江郎・武 豊)
 父  ディープインパクト 性別 牡 馬主 (株)ダノックス
母の父 Unbridled 生年月日 2008年2月19日 
生産牧場 ケイアイファーム 産地 新ひだか町
マーベラスカイザー( 55.0 柴田見・和 田)
 父  マーベラスサンデー 性別 牡 馬主 笹原貞生
母の父 Woodman   生年月日 2008年4月29日 
生産牧場 松田牧場     産地 新ひだか町
ショウナンマイティ( 55.0 梅田智・浜 中)
 父  マンハッタンカフェ 性別 牡 馬主 国本哲秀
母の父 Storm Cat 生年月日 2008年4月2日 
生産牧場 矢野牧場     産地 新ひだか町
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オールアズワン  ( 55.0 領 家・安藤勝)
 父  ネオユニヴァース  性別 牡 馬主 宮川純造
母の父 ナリタブライアン 生年月日 2008年3月6日 
生産牧場 オリエント牧場 産地 新冠町
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札幌2才チャンピオンであるオールアズワンがここから始動。

札幌2才S以来の休養明けだが、早仕上げ(朝日杯FSのセイウンワンダー)の実績ある領家厩舎だけに馬体面での懸念はさほど気にしなくても良さそう。ただ、デビュー戦で6人気グランプリボスに敗れているように「レース感」の不安はあるので、鞍上安藤勝騎手の手腕でどこまで持って来れるかが予想の目安になるだろう。

このオールアズワンに対して組織力で対抗してくる社台系生産馬、順調さでその他の馬。

「生産牧場 ノーザンファーム 産地 安平町」は5頭いるが、ここでも鞍上個人の恵まれ感がたっぷり見える無傷の2連勝馬ウインバリアシオンが代表馬になりそう。
3ヶ月休養明けの同馬がここで連対できるなら今後の期待が高まるのは確かだが、とにかく同馬の問題は厩舎の仕上げ。実績がないだけに未知数なのがどちらに転ぶかに興味が尽きない。

残る馬たちでは、起用予定ジョッキーが藤岡祐・四位くんといった鞍上なので、これらの騎手であれば有馬記念前に余計な起用とも思えるユニバーサルバンクに期待できるかもしれない。
ただ同馬の場合、これまで通りの先行スタイルでは連対までは厳しそうなので、スミヨン騎手の追いの技術で溜めの競馬をした時に嵌るか否かに注目だろう。

一方「生産牧場 社台ファーム 産地 千歳市」は、鞍上がルメール・ウィリアムスという外人ジョッキーを予定しているところだけが望み。特に、こちらも有馬記念前の余計な騎乗変更に思えるルメール騎手予定の橋口厩舎がどんな結果を見せるのかが楽しみなだけ。

その他では、無傷の2連勝馬ショウナンマイティに期待が集まりそう。
2戦とも浜中くんで勝っているだけに鞍上に関する経験不安は少なそうだが、それだけに同馬の課題はまだ実績のない厩舎がどんな仕上げを見せるかだろう。
生産牧場の願い・思いをどこまで広げられるか、また今後の自厩舎の発展を広げられるかがここに懸かっていると思われるだけに興味は尽きない。

これ以外の馬ではちょっと家賃が高そう。

前走ダノンバラードが順当に勝っていればかなりの期待ができたかもしれないが、残念ながら同じ新ひだか町生産のマーベラスカイザーに差されているようではとても連対など期待できない。
同馬だったら、鞍上未熟ながらも1戦1勝馬ナリタキングロードやアドマイヤコリンの一発に期待した方が良さそうだし、こと鞍上だけでデムーロ騎手のイデアの3着穴突っ込みを考えた方がマシかもしれないし、何よりルメール騎手に騎乗変更して臨む橋口厩舎コティリオンの一発が一番怖いだろう。

有馬記念にも馬を出している厩舎(角居・橋口・音無・松田博・池江郎)がこの結果によって有馬でどうなるかがとても興味あるところ。

レッドセインツ(四位)・コティリオン(ルメール)・ノヴァグロリア(佐藤哲)・ユニバーサルバンク(スミヨン)・ダノンバラード(武豊)と、騎手だけ見たら本命サイドに推せそうなのがとても面白そうなところ。特に技量上位の外人2人には興味以上に馬券的妙味がありそうで楽しみでならない!

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第55回有馬記念(G1) 予想コラム・その1

一見ブエナビスタvs3才馬の図式だが……

フルゲート16頭。中山芝2500m。
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ブエナビスタ   ( 55.0 松田博・スミヨン)
ヴィクトワールピサ( 55.0 角 居・デムーロ)
ルーラーシップ  ( 55.0 角 居・ルメール)
フォゲッタブル  ( 57.0 池江郎・岩田康)
ペルーサ     ( 55.0 藤沢和・安藤勝)
エイシンフラッシュ( 55.0 藤原英・内田博)
ローズキングダム ( 55.0 橋 口・武 豊)
オウケンブルースリ( 57.0 音 無・横山典)
メイショウベルーガ( 55.0 池 添・蛯 名)
レッドディザイア ( 55.0 松永幹・四 位)
ドリームジャーニー( 57.0 池江寿・池 添)
トーセンジョーダン( 57.0 池江寿・三 浦)
ジャミール    ( 57.0 松元茂・福 永)
ネヴァブション  ( 57.0 伊藤正・後 藤)
ダノンシャンティ ( 55.0 松田国・---)
トゥザグローリー ( 55.0 池江郎・---)
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その他登録馬
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モンテクリスエス ( 57.0 松田国・---)
アルコセニョーラ ( 55.0 畠山重・武士沢)
コスモラピュタ  ( 55.0 高橋祥・津 村)
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今年の出走予定3才馬といえば、ペルーサ・ローズキングダム・ヴィクトワールピサ・ルーラーシップ・エイシンフラッシュ・ダノンシャンティ・トゥザグローリーの7頭もいる。

16頭中7頭が3才馬で占められる有馬記念など異例中の異例で、おそらくぶッちぎりの単勝人気になるであろうブエナビスタの相手が一見3才馬である可能性は限りなく高そうに思える。

しかし、現役3才有力馬が一堂に会したジャパンカップでブエナビスタに完敗したのは事実であり、よって、一見ブエナビスタの相手が3才馬と思える今年の出走予定陣にあっても全面的に3才馬の2着確定とは言えない。
また、過去の有馬記念が上手い騎手の騎乗配置ではなく、馬の能力・調子・距離成績を除く中山コース実績の良し悪しで決まっていることを一番に考慮しなければならない。

したがって、一見すると今秋の実績から推察される「ブエナビスタvs3才馬の図式」が必ずしも当て嵌まらないことは肝に銘じておくべきである。

ちなみに現状登録されている時点の外人ジョッキーは・・・
デムーロ=ヴィクトワールピサ(3才・角居)
ルメール=ルーラーシップ(3才・角居)
スミヨン=ブエナビスタ(松田博)
・・・以上の3人だが、ここに短期免許取得中のベリー&ウィリアムス騎手が他馬に乗せてもらえるかが関わってくると予想される。

ベリー&ウィリアムス騎手が空いている馬にそのまま乗ってきた場合、普通に考えられる配置は・・・
ベリー =ダノンシャンティ(3才・松田国)
ウィリアムス=トゥザグローリー(3才・池江郎)
・・・と思われるが、正直両者の技量に見合った配置とは言えない。何しろダノンシャンティは骨折休養明けでムチャはできない今後期待の馬であるし、トゥザグローリーは有馬に出れる資格はあるものの所詮ペルーサに完敗している馬だからだ。

ただ、同日の未勝利戦より遅いタイムのオグリキャップ優勝でも分かる通り、有馬記念が本当の実力No.1決定戦でないこともあるので、こうした「騎手の技量に見合わない騎手配置」も一概に来ないとは言い切れないことだけには気をつけておきたい。
とはいえ、骨折休養明けのダノンシャンティと引退目前厩舎でもあるトゥザグローリーが3着以内に来れるようでは大波乱必至だろうが・・・

とにかく、現状ブエナビスタの相手(1・2着馬)が3才馬と限定するのは避けるべきである!

何しろ有馬記念といえば、古くはダイユウサクやメジロパーマー、近年のマツリダゴッホのように勝ち馬ですらとんでもない鞍上と馬が来る場合があるのだから・・・

しかし、いくらメンバーを揃えるためとはいえ、ペースメーカー役のコスモラピュタはまだしも、モンテクリスエスやアルコセニョーラは登録があったのにはビックリした!……『どうかしてるぜぇ!』だね。

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第62回朝日杯フューチュリティステークス(G1) 結果コラム

グランプリボスの切れ脚に喝采!

1着…グランプリボス(55.0 矢 作・デムーロ)

4コーナーで一瞬挟まれかけながら鋭く差し切ったところに喝采……それだけに同馬の一瞬の切れ脚と勝負根性には驚嘆の思い。サクラバクシンオーの仔で距離性を不安視した点を反省させられた。

また同馬の勝利によって2つのことが証明された形になり、1つは如何にレーヴディソールが強いか、もう1つはオールアズワン(札幌2才勝ち馬)が如何に能力を秘めているかということ。

なお、矢作厩舎にとって待望のG1勝利となったのも微笑ましい限りである。

2着…リアルインパクト(55.0  堀 ・ベリー)

終始馬群の中で我慢しながらの競馬……何とか鞍上強化正解を出した格好だが、ベリー騎手が今週から初来日であったことが惜しまれる。ただでさえ独特な中山コースだけにもう1週でも早く騎手がコース経験があったならと思われてならない。

しかしながら、さすがにアイルランド2位ジョッキーは伊達ではなく、好位で競馬のできた3着馬をゴール前で捕らえきったのはさすがである。

また前日の阪神カップをスミヨン騎手で連覇したように、今週の堀厩舎が目標仕上げをきっちり果たせたことも良かった。

3着…リベルタス(55.0 角 居・福 永)

好枠を利して最内先行マークの完璧な競馬で3着……卒のないレースができる馬の能力をしっかり出せた結果であり、この鞍上にしては上出来の内容である。

ただ、万全の位置取りで少差3着だけに、もしルメール騎手であったら最低2着は確保していたことだけは否めず、今回もやはり鞍上恵まれ感が漂っていることが残念である。

※サダムパテックの4着は少々無念の感あり・・・

それでも、同馬をマークしていたグランプリボスが勝ち馬となったことで能力の高さは充分に示したことは間違いない。

前走完勝から「まさか3着から外れることはないだろう」と考えていたのだが、いくら馬の能力が高くても中山コースで終始外目を回されてしまってはさすがにこんな結果になっても仕方ないだろう。

しかしながら、3着馬を除いて1~5着までが全員外人ジョッキーで占められたことが同馬の救いではないだろうか……なぜなら、今回の4着は「展開のアヤ」によるものと見れるからだ。もしかしたら、前走の完勝によってスミヨン騎手の中にわずかな油断があったのかもしれない。

仮に今回の1・2着騎手が競馬学校卒の騎手であったなら、馬券対象から外れることは絶対になかっただろうし、やはり現時点で同馬がクラシック最有力候補であるのは間違いないだろう。

★今回の結果で思い至ったこと・・・

朝日杯勝ち馬の父がサクラバクシンオーということからしても、今年はマイラー・中距離適性の高い馬に分のあったレース=マイラー系中心の朝日杯だったと思える。

まだ初年度産駒しか出していないので明言はできないが、今回の結果によってディープインパクトやハーツクライ産駒が如何に仕上がりの早い馬を出せるかというは証明したと言えるだろう。

また、近走目立っていたレース上でのゴタゴタもなかったのは幸いだった。

ただ、せっかく馬の能力では世界に追いついた感があるのに騎手の差はいかんともし難いというのが一層あきらかになったのが私的には悔まれてならない。やはり「天才」の登場を待つだけでなく、より一層の騎手養成の改革を図って欲しいと思わされた2010年度の朝日杯FSだった!

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第5回阪神カップ(G2) 結果コラム

天才じゃない!

1着…キンシャサノキセキ(57.0  堀 ・スミヨン)

出足の悪い馬がスタートから先頭集団ピッタリの4番手競馬……これでは結果連覇されても仕方ない王道の内容。騎手が本物だとこうも違うものかと驚かされるばかりで、デムーロ騎手を除いてこれまで同馬に乗っていた「乗り役」が一体何をしていたのかと呆れてしまったほど。

ブエナビスタもスミヨン騎手だから有馬記念もほぼ確勝であると思わざるを得ない!

2着…レッドスパーダ(57.0 藤沢和・横山典)

10ヶ月ぶりで先手を取らせてもらえたのに逃げ切れないのは完全にジョッキーの腕の差。なぜなら、藤沢和厩舎は休養明けでも馬を仕上げてくる厩舎だからだ。

行かねばならないどこぞの天才騎手が何を思ってか中団後方で馬を走らせていたことでも分かるように、他の日本人ジョッキーの援護を受けたにも関わらず逃げ切れないのは、所詮横山典くんも競馬学校卒の低レベルのジョッキーであるという証明である。

だが、思い起こせばそれも当然である。新馬で乗った武豊くんからロジユニヴァースを回してもらってダービーを勝たせてもらったことといい、安藤勝騎手からブエナビスタを回してもらいながら2着ばかりの結果といい、古くはサクラローレルを天皇賞・秋で3着にしてしまったことといい挙げれば限がないからだ。ただ、所詮柴田善くんの後輩なのだから仕方ないのだろう・・・

3着…マイネルフォーグ(57.0  宮 ・ルメール)

いくら1400mが適距離の馬とはいえ、こんな馬を定量G2戦で3着に差し込ませるとは、「さすがは名手ルメール!」の言葉しか浮かばない。

過去同馬に乗ったジョッキーたちはもちろん、競馬学校第1期生たちも彼ら外国人ジョッキーの騎乗ぶりをしっかり観察・研究した方が良い。もっと彼らのビデオをよく見るべきである。見て学ぶだけでも競馬学校より何倍も上手くなるはずだ!

※競馬学校出に天才などいないことを証明したリーチザクラウン!

リーチザクラウンの後方待機競馬には単に呆れただけでなく、この騎手が天才と呼ばれていたことがすべて虚像だったと思わされた感があった。

たしかに繰り上がりでジャパンカップを勝たせてもらった厩舎とジョッキーが勝てないの納得できる。だが、馬の脚質を殺して乗った騎手の判断にはほとほとマイッタとしか思えなかった。

「名手が乗ると5馬身差がある」、「馬7分・騎手3分」という格言があるのは日本だけであり、こんな格言が罷り通っているのは、中央競馬の騎手レベルが世界に通用してないという裏返しであることを恥と思って欲しいのだが・・・

定量G2戦でマイネルフォーグを3着に持ってこれる腕が世界のレベルだろうが、それでもルメール騎手は「名手」であって「天才」ではない。なぜなら、彼はスミヨン・デムーロ・ペリエ騎手たちと同じセンスを持っていただけでなく、センスと同じくらいの努力の末に今の技量を身につけたジョッキーだからだ。

おそらく「天才」と呼ばれて良いのはデットーリ騎手だけ。何しろ17才で世界で通用してしまう技量を持っていたのだから・・・

これに比べると、これまで日本人騎手で「天才」と呼ばれた者が如何に低レベルであったかを思い知らされ、まだ昔のジョッキーの方がここ一番での騎乗ぶりがしっかりしていたように思えてならない。このままでは、日本の競馬学校の上手いというレベルが如何に低いかというのが世界の常識になってしまうだろう。

それを防ぐためには、例えば競馬学校を出た後、見習期間の3年間を地方競馬の厩舎で育成させる期間にし、そこで地方の弱い馬に乗って好走させられるようになるまで精神を鍛え上げるとか、もしくは、今後のために最悪でも競馬学校の教官にもっと実績のある上手い元ジョッキーを迎えるべきである。厳しい指導はケガをしないための教育にはなるだろうが、上手いジョッキーをより上手くするものにはならないからだ。

それなのに、今の卒業生より上手くない騎手を教官職に宛がっているようだから上手くもないどこぞの2代目天才くんが『ようやく一人前になれた気がする…』などと見る目のある人が呆れるようなコメントを垂れ流してしまうのだ。(…レーヴディソールは○原くんでも○島くんでも勝てる馬。単に恵まれただけの【競馬界の水島ヒロ】と思われるのがオチ!…ちょっとさすがにこれは言い過ぎた……少なくとも2代目は「自分」で馬に乗っているのだ。「誰かに書いてもらった」と思われている人間ではなかった!)

ただし、上手くないジョッキーがこんな調子になるのも、今のマスコミによる持ち上げと主催者による競馬学校卒ジョッキーの優遇扱いがあるからだろう。だから、「ブエナビスタのジャパンカップ降着はヤラセだ!」と大方のファンから文句を言われるのではないだろうか。何より、今のままでは馴れ合いで複勝圏を確保するジョッキーばかりが育ち、世界に通用する騎手など育成できる訳がない!

より高いレベルで戦える騎手の育成のために、一日も早く競馬学校の教育課程を見直すべきであることを目の当たりにさせられた感のある今年の阪神カップだった!

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第62回朝日杯フューチュリティステークス(G1) 予想コラム・決断編

ベリー騎手の技量や如何に!

中山11R 第62回朝日杯フューチュリティステークス(G1) 芝1600m
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◎…10番サダムパテック  ( 55.0 西 園・スミヨン )
○…5番リアルインパクト ( 55.0  堀 ・ベリー )
▲…16番タツミリュウ   ( 55.0 矢野英・江田照 )

----------------------------------------------

今さら競馬学校卒日本人ジョッキーが外人ジョッキーに勝てないのは当然のことだが、問題は「勝って良い、勝たせてもらえる外人ジョッキー」が存在すること。

その意味で、デムーロ騎手とルメール騎手が今年G1を勝たせてもらえないのだと思えてならない。これが過去いっぱい勝たせてもらった恩返しなのか、それともこれが主催者の意向なのかは定かではないが・・・という訳で、本来負けるはずのないアスリート騎乗のリフトザウイングスとグランプリボスは消しとした。

そうなると残る二人(スミヨンとベリー)が自然中心となり、当然彼らの騎乗馬が「◎・○」で、やはり圧倒的勝ち方だったサダムパテックを本命とするのが筋と見たわけ。

そこで面白みのある3着目として期待したのが「▲」タツミリュウ・江田照くん!

正直残った馬ならどれでも良い状態だと思えたが、せめて今後に期待の持てる無傷の馬の好走がないといけないと考え同馬を推奨することにした。

大穴なら安藤光ジョッキーのトキノゲンジ、無傷の馬なら遥かに江田照くんより上手い内田博ジョッキー、伏兵だったらレーヴディソールの2着馬アドマイヤサガスの小牧太ジョッキーなども候補に浮かんだが、全て元地方ジョッキーであるのが問題に思えたのでタツミリュウ一発に期待したという次第。

ただ、先週の阪神JFは誰が乗っても勝てるレーヴディソールが優勝したが、もしかしたら今週のサダムパテック1着は確実とは言い切れない部分があると思えてならない。
何しろ、来週の有馬記念がほぼスミヨン騎手のブエナビスタの確勝レースである上に、今秋のG1戦におけるスミヨン騎手のやりすぎ感、そしてジャパンカップ降着時の「ジョッキーはアスリートである意」の発言のツケを払わされるかもしれない不安があるからだ。

波乱が起こるとすればそんな事情の何かが絡んできそうな気がしてならないが、やはりこれまでの馬の実績を見るにつけ同馬の「◎」は仕方ないと思うのだが・・・果てさてどんな結果になることやら・・・興味は尽きない!

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第5回阪神カップ(G2) 予想コラム・土台編

3才馬vs古馬の共演
登録26頭。フルゲート18頭。定量 芝1400m戦
優先出走
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レッドスパーダ   (57.0 藤沢和・横山典)
父 タイキシャトル   4牡 馬主 (株)東京ホースレーシング
牧場 下河辺牧場 産地 日高町
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エイシンタイガー  (57.0 西 園・岩田康)
父 コロナドズクエスト 4牡 馬主 平井豊光
牧場 水上習孝  産地 新ひだか町
----------------------------------------------
ガルボ       (56.0 清水英・池 添)
父 マンハッタンカフェ 3牡 馬主 石川一義
牧場 高村伸一  産地 様似町
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ショウナンアルバ  (57.0 二ノ宮・四 位)
父 ウォーエンブレム  5牡 馬主 国本哲秀
牧場 桑田牧場  産地 浦河町
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ビービーガルダン  (57.0 領 家・安藤勝)
父 チーフベアハート  6牡 馬主 (有)坂東牧場
牧場 坂東牧場  産地 平取町
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テイエムアタック  (57.0 柴田光・和 田)
父 テイエムオペラオー 6牡 馬主 竹園正繼
牧場 テイエム牧場新冠分場 産地 新冠町
----------------------------------------------
キンシャサノキセキ (57.0  堀 ・スミヨン)
父 Fuji KISEKI    7牡 馬主 吉田和美
牧場 Arrowleave Joint Venture 産地 豪国
オセアニアボス   (57.0 矢 作・小牧太)
父 Red Ransom    5牡 馬主 (株)グランプリ
牧場 Strawberry Hill Stud   産地 豪国
----------------------------------------------
スズカコーズウェイ (57.0 橋 田・藤岡祐)
父 Giant'S Causeway 6牡 馬主 永井啓弍
牧場 グランド牧場 産地 静内町
ヤマカツマリリン  (55.0 小島貞・小林徹)
父 グラスワンダー   6牝 馬主 山田和夫
牧場 岡田牧場   産地 静内町
----------------------------------------------
サンカルロ     (57.0 大久洋・吉田豊)
父 シンボリクリスエス 4牡 馬主 (有)社台レースホース
牧場 (有)社台コーポレーション白老ファーム 産地 白老町
----------------------------------------------
ゴールスキー    (56.0 池江郎・福 永)
父 ネオユニヴァース  3牡 馬主 (有)社台レースホース
牧場 追分ファーム 産地 安平町
----------------------------------------------
アーバニティ    (57.0 古賀慎・藤 田)
父 マンハッタンカフェ 6牡 馬主 (有)社台レースホース
牧場 社台ファーム 産地 千歳市
ファイングレイン  (57.0 長 浜・ウィリア)
父 フジキセキ     7牡 馬主 (有)社台レースホース
牧場 社台ファーム 産地 千歳市
リーチザクラウン  (57.0 橋 口・武 豊)
父 スペシャルウィーク 4牡 馬主 臼田浩義
牧場 社台ファーム 産地 千歳市
プロセッション   (57.0  堀 ・---)
父 エルコンドルパサー 7牡 馬主 吉田照哉
牧場 社台ファーム 産地 千歳市
----------------------------------------------
リビアーモ     (55.0 高橋裕・三 浦)
父 アドマイヤベガ   5牝 馬主 (有)サンデーレーシング
牧場 ノーザンファーム 産地 早来町
リザーブカード   (57.0 栗 田・---)
父 サクラバクシンオー 7牡 馬主 (有)サンデーレーシング
牧場 ノーザンファーム 産地 早来町
----------------------------------------------

繰り上がり順
----------------------------------------------
①エアマックール   (57.0 伊藤正・---)
レッドシューター  (57.0 藤沢和・---)
ファリダット    (57.0 松元茂・デムーロ)

④ジュエルオブナイル (54.0 荒 川・---)
④ステラリード    (54.0  森 ・---)
⑥マルブツイースター (57.0 中尾秀・---)
⑦マイネルフォーグ  (57.0  宮 ・---)
⑧ホッカイカンティ  (57.0 柴田人・---)
----------------------------------------------

★リーチザクラウンの逃げを捕らえる役目の3才馬!
ゴールスキーが順調さを活かせるかに懸かっている。
ただ同馬の場合、引退間際厩舎がG2定量戦を勝ちきれるかという不安がつきまとうのは否めず、また私的には、先週G1勝ちした初代恵まれジョッキーがまたしても技量を上回る勝星を積み重ねるのかというのが一番気に入らないところ。
しかし、それでもリーチザクラウンが休養明け+武豊である以上マイルCS3着の同馬が最有力に推されるのも堅い結果になるなら仕方ないかもしれない。

また、もう1頭の3才馬ガルボも1400m戦は2戦1勝2着1回の100%であり、前走大敗と侮っていると痛い目に遭わせられる可能性があるだろう。おまけに、当初津村くん予定だったのを池添くんに変えてきたのも利点といえるかもしれない。

★休養明けも怖いのはリーチザクラウンの逃切り!
安田記念1番人気馬の復帰戦……問題は、馬の仕上がり具合よりも衰え顕著な鞍上が出遅れなどしないかにあるかもしれない。
しかし、この馬の脚質を逃げにしてしまったのが当の本人だけに、今回の1400mであれば一気の逃切りを果たすのが当然とも思えるし、何より短距離戦逃げ馬に騎手の技量は関係ないのでやはり有力馬なのは変わらないだろう。

★別路線組の一番手はリビアーモ!
正直なところ、ハンデ戦1着馬の定量戦であるのが問題だが、1400m距離成績は優秀なので一角崩しがあっても何ら不思議はない。
また何の因果か、ゴールスキーとリーチザクラウンが福永・武豊の両「天才」が配されているところに「3代目天才」まで一緒になるレースなのが気になるところ。
もし外人ジョッキーが「ヤラズ」であった際、和製天才3人の1・2・3着でまとめられるのが怖い。(=人気決着なら周囲を納得させられるだろうから!)

★出れれば人気になるレッドシューター!
出れれば人気になるであろうレッドシューター。ただ問題は、仕上げの早さに定評ある藤沢和厩舎の2走目に加え現在鞍上未定である点である。
しかし、上がり馬としては同馬も有力の一角であり、レースを面白くしたいならぜひとも回避馬が出て欲しいと思う次第。

★巻返しならスミヨン騎乗のキンシャサノキセキ!
1600mではムーア騎手でも惨敗した同馬だが、1400m戦だと話が変わってくるかもしれない。
ただ今秋の堀厩舎は期待ばかりで結果が出てないのが気になるところであり、いくら前走不適距離とはいえ直線でタレ負けしたのを見るとスミヨン騎手でも厳しいことは否めないだろう。

★その他では、当初鞍上未定だったファリダット!
回避待ちで当初鞍上未定だったファリダットが前走起用のデムーロ騎手で来たのが怖いところ。
伏兵の中では鞍上技量トップクラスだけに軽視するのは要注意ではないだろうか。

※復活好走の穴馬券が目立つこのレース。
キンシャサノキセキと違い、同じG1勝ち馬ながらここ数年低迷しているファイングレインが好走してくれると例年の図式に合いそう。
果たしてウィリアムス騎手が阪神コースの短距離戦でどんな結果を見せるのか…私的には大いに興味が湧いているところである。

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第62回朝日杯フューチュリティステークス(G1) 予想コラム・土台編

波乱を呼ぶ日本人ジョッキーは誰だ
登録28頭。フルゲート16頭。馬齢 芝1600m
優先出走12頭
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サダムパテック   (55.0 西 園・スミヨン)
父 フジキセキ         馬主 大西定
牧場 (有)社台コーポレーション白老ファーム 産地 白老町
----------------------------------------------
リフトザウイングス (55.0 橋 口・ルメール)
父 ハーツクライ        馬主 (有)社台レースホース
牧場 社台ファーム 産地 千歳市
----------------------------------------------
グランプリボス   (55.0 矢 作・デムーロ)
父 サクラバクシンオー     馬主 (株)グランプリ
牧場 ノーザンファーム 産地 安平町
リアルインパクト  (55.0  堀 ・ベリー)
父 ディープインパクト     馬主 (有)キャロットファーム
牧場 ノーザンファーム 産地 安平町
アドマイヤサガス  (55.0 橋 田・小牧太)
父 フジキセキ         馬主 近藤利一
牧場 ノーザンファーム 産地 安平町
----------------------------------------------
ロビンフット    (55.0 堀 井・後 藤)
父 ゼンノエルシド       馬主 桐谷茂
牧場 赤石久夫 産地 新冠町
ブラウンワイルド  (55.0 坂口則・浜 中)
父 ワイルドラッシュ      馬主 キャピタルクラブ
牧場 田鎖牧場 産地 新冠町
----------------------------------------------
エーシンブラン   (55.0 坂口則・蛯 名)
父 スウェプトオーヴァーボード 馬主 (株)栄進堂
牧場 栄進牧場 産地 様似町
----------------------------------------------
オースミイージー  (55.0  沖 ・渡 辺)
父 ハーツクライ        馬主 (株)オースミ
牧場 広富牧場 産地 日高町
マジカルポケット  (55.0 領 家・安藤勝)
父 ジャングルポケット     馬主 榊原源一郎
牧場 森永牧場 産地 日高町
----------------------------------------------
トキノゲンジ    (55.0 梅田康・安藤光)
父 プリサイスエンド      馬主 中野正則
牧場 小倉牧場 産地 浦河町
----------------------------------------------
マイネルラクリマ  (55.0 上 原・松 岡)
父 チーフベアハート      馬主 (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
牧場 武牧場 産地 新ひだか町
----------------------------------------------

抽選対象4/5頭
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ワイズリー     (55.0 松元茂・内田博)
父 ムーンバラッド       馬主 前田幸治
牧場 小泉牧場        産地 新冠町
タガノロックオン  (55.0 松田博・---)
父 ロックオブジブラルタル   馬主 八木良司
牧場 (有)新冠タガノファーム 産地 新冠町
----------------------------------------------
タツミリュウ    (55.0 矢野英・江田照)
父 チーフベアハート      馬主 (有)ターフ・スポート
牧場 中島牧場 産地 浦河町
----------------------------------------------
リベルタス     (55.0 角 居・福 永)
父 ディープインパクト     馬主 金子真人ホールディングス(株)
牧場 社台ファーム 産地 千歳市
----------------------------------------------
シゲルソウサイ   (55.0 湯 窪・ 幸 )
父 TALE OF THE CAT     馬主 森中蕃
牧場 F & F Investments 産地 米国
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「社台vsノーザンF=外人ジョッキー中心」の図式!

現状最有力馬は、東京スポ2才S完勝のサダムパテック(社台C白老)。これに京王杯2才S1・2着馬グランプリボスリアルインパクトら(ノーザンF安平町)が挑戦する図式といえる。したがって、ここでの考察ポイントは1つのみで、サダムパテックの1強状態と判断するか否かにある。

仮にグランプリボス・リアルインパクトらがその他より強いと判断した場合(=サダムパテックに肉薄できるのがこの2頭と考えた場合)、3着伏兵食い込みまでが予想限界となる。

次に、仮にサダムパテックの1強状態と考えた場合(=他馬の2着争いと考えた場合)、グランプリボス・リアルインパクトらにその他の馬がどこまで来れるかが予想となり、つまるところ、サダムパテックの1強状態であればこそ2着以下が波乱になる可能性が生まれることになる。

しかし、現状の騎手配置を考えた場合、残念ながら外国人ジョッキーに太刀打ちできる馬に騎乗している日本人ジョッキーがいない。何らかの援護や強調点(=展開上の有利さ・日本人ジョッキー間の鞍上強化等)がなければとてもじゃないがグランプリボス・リアルインパクトらに先着できそうもない。

鞍上のレベル差を補う何かを秘めている馬……それこそ該当馬が大きく絞られることになる。

私的ながら現状で該当馬を絞り込んだ場合は以下の馬たちと見ている・・・
マジカルポケット
タツミリュウ
リベルタス
ワイズリー

これら4頭がサダムパテックの2着争いに食い込んでくるか否か……波乱があるならここまでと見ているのだが果てさてどうなることやら!?

また、この他で気になる馬はリアルインパクトを降ろされた後藤くんが乗り戻す唯一の3勝馬ロビンフット
前走京王杯2才S6着馬ながら上がりタイムがレースで一番速く、吉田隼くんで上がり一番を活かせなかった馬を先輩がどこまで持ってこれるのか。また、先週は他人の馬で悉く負けまくった後藤くんが果たして今回はどんな巻き返しを見せるのか……馬の能力もさることながら後藤くんの騎乗ぶりが注目されるところである。

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第62回阪神ジュベナイルフィリーズ(G1) 結果コラム

本物!レーヴディソール

1着…レーヴディソール(54.0 松田博・福 永)

この鞍上が折り合い専念で直線は鞭を使わず……この馬は本物であることを証明。

出遅れ気味が今後の課題(=好スタートした時に引っかからないか)のみ。現時点で来年のクラシックを獲り損ねるとしたら、この気性が災いした時か、もしくはこの馬と同等レベルの実力を持つ牝馬が出てきた時(…レッドディザイアのような馬)しかないだろう。

2着…ホエールキャプチャ(54.0 田中清・池 添)

好スタートからスローペースの内でじっと折り合いながら直線勝負で馬群を割る……ファンタジーSの豪脚は伊達ではなかったことを証明。ファンタジーSで出遅れたジョッキーの衰退を証明した形でもあるのが切ないところか?

3着…ライステラス(54.0 和田道・デムーロ)

この枠順にも関わらず好スタートからきっちり流れに乗って直線抜け出すも切れ脚の差で3着……牡馬のG2戦を好走した能力もあるが、やはり本物のアスリートは腕が違うことを証明。

今後は内田博騎手に戻ると思われるが、日本人同士ならトップ騎手を背にできるこの馬の今後も期待大。

4着…アヴェンチュラ(54.0 角 居・和 田)

直線伸びてきたが流れに乗れず届かずの4着……枠順最内でスローペースになったことで展開が向かなかったが、休養明けで良い末脚を見せられたのは大きな収穫。あとはジョッキーを上手く調整できれば2・3着馬に肉薄できるのは間違いないだろう。

5着…ツルマルワンピース(54.0 橋 口・安藤勝)

流れに乗って追い出したがさすがに上位までは厳しかった……ペースが向いたこともあるが、上手く折り合えたのが好走の要因。ただし、今回は鞍上が日本人トップの騎手だったことが掲示板に乗れたのも明白。今後はスプリント戦中心に大きなレースに臨んでいくのが理想だろう。

9着ダンスファンタジアの引っかかりは残念……滞在調教で馬体もすこぶる良く見えたが、半歩出遅れた後に向正面で勝ち馬を煽るくらいに行き脚を使ってはこの結果もやむを得ないところ。

ただ何より問題は、いくら牝馬上手のジョッキーとはいえ初代天才が降りた馬が2着に好走したのはあきらかな「世代交代or他の騎手との技量接近」を証明したこと。厩舎の責任も半分あるが、もうこのジョッキーを神格化することはできないだろう。(もちろんG1戦での話だが…)

※11着リトルダーリンが今後どうなるかにも興味あり……四位くんのアドマイヤセプターを9Rエリカ賞でコカしただけでなく、ここでも入着賞金(8着入賞)すら稼げなかった責任の半分はあきらかにジョッキーの腕のせい。

土曜のジョーカプチーノをテン乗りできっちり勝ちきらせたジョッキーを見るにつけ、やはり吉田豊くんの方が技量上位であるのは明白。縁故で勝星積み重ねと思われるのが残念でならない。(「チャックラ前が開きました…えへへ」という面白さを持っているのは捨て難い存在なのだが…)

★鞍上の技量を補って余りある能力でレーヴディソールの1強体制確立……段違いの強さを見せた同馬だが、今後末脚頼みになってしまうのが一番怖いところ。末脚勝負は故障の原因になりやすいので、どうか上手くレースの流れに乗れるようになって欲しいものである。

これで、姉レーヴダムール2着の雪辱・兄レーヴドリアンの弔い戦・ブエナビスタのジャパンカップ賞金の補填まで果たし、同馬の未来が輝いて見えた今年の阪神JFといえるだろう!

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第62回阪神ジュベナイルフィリーズ(G1) 予想コラム・決断編

この馬を3着にしたら○○だ!

阪神11R 第62回阪神ジュベナイルフィリーズ 芝1600m
----------------------------------------------
◎…11番レーヴディソール ( 54.0 松田博・福 永 )
○…14番ダンスファンタジア( 54.0 藤沢和・武 豊 )
▲…7番リトルダーリン  ( 54.0 角 居・後 藤 )

----------------------------------------------

今年の阪神JFにおいて、「◎」レーヴディソールがもしも2着に負けたら、すべての責任は騎手にあるだろう。

 厩舎に対してはジャパンカップの補填。そして先日亡くなった兄馬レーヴドリアンの弔い。現時点で牡馬の重賞馬をなぎ倒してきた能力……すべて同馬の勝ちをアシストする材料ばかりしかないのだ。
 普段自身のコラムで述べているように、どうか馬の脚を引っ張らない「十全な騎乗ぶり」をぜひ見せてもらいたいものである。

横山典くんでも良かったはずのダンスファンタジアが相手筆頭。

 今、武豊くんを起用することは、こと騎手の観点からするとあまり良い事とは思えないが、如何せんこの馬以外に「◎」に勝てそうな馬がいないからには対抗に推さざるを得なかった。
 馬券的に面白みのない予想になったが、他の馬の起用ジョッキーで多くの不可思議な点があるからにはやむを得ない状況だろう。

何でもありの3着ならば、ここが一番不思議という理由で「▲」リトルダーリン

 当初、四位くんの代役でアドマイヤセプターに騎乗予定だった後藤くんが、アドマイヤセプターの抽選モレによって騎乗馬がいなくなってしまった。ところが、本来なら岩田康騎手で臨むべきところのリトルダーリンに何とこの子が起用されていたのには甚だ驚いてしまった。
 ここまで馬に恵まれたからには、後藤くんは絶対に何らかの結果を見せねばならないだろう。

その他で人気になっている馬たちは鞍上の起用が問題。

 その他の人気馬としてアヴンチュラホエールキャプチャがいるが、何度考えても理に合わない騎手起用なのが不安でならない。もしこれで休養明けの不利まで抱えたアヴェンチュラが好走してしまったら、前走騎乗した池添くんはもとより、今回2頭出しとして同厩舎リトルダーリンに乗せられた後藤くん、引いては角居厩舎の馬に多く騎乗してきた武豊&四位くんの面目が立たなってしまうのではないだろうか。何より、もしここで好走した後も和田くんを使ってやらないとおかしくなってしまう。
 それなら消すにこしたことはないだろう。何しろ彼は、「穴馬で好走する典型的一発屋。しかもG1では2着まで」を絵に描いたジョッキー役だからだ。

 また、そういうことであれば後藤くんがリトルダーリンに乗った理由も納得できる。なぜなら彼も2着までが限界のジョッキーだから。
 したがって、今年の2頭出しの角居厩舎は3着までと読まざるを得ない状況になっているのだ!(…そうじゃなくても、このレベルのジョッキーであればG1で3着争いできそうというだけでも上出来だろうが!)

血統だけならグルーヴィクイーンにも興味が湧いたが、何しろこの馬格のなさと鞍上の技量では、さすがにレーヴドリアンに乗せてもらった松田博厩舎に肉薄することは失礼だろう。

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第62回阪神ジュベナイルフィリーズ(G1) 予想コラム・土台編2

人気になるようなら思い切って…

抽選待ち…16分の7頭(変動あり)
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ハピシン     【 54.0 田所秀・酒 井 】
父 ルールオブロー       馬主 副島義久
母 フランチェスカ   母の父 ブラックタイアフェアー
生年月日 2008年03月12日  生産牧場 田中スタッド 産地 浦河町
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ツカサリボン   【 54.0 田所秀・--- 】
父 キングカメハメハ      馬主 中務幸雄
母 エターナルシャイン 母の父 ノーザンテースト
生年月日 2008年02月16日  生産牧場 折手牧場 産地 新ひだか町
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アドマイヤセプター【 54.0 橋 田・後 藤 】
父 キングカメハメハ      馬主 近藤利一
母 アドマイヤグルーヴ 母の父 サンデーサイレンス
生年月日 2008年03月14日  生産牧場 ノーザンファーム 産地 安平町
グルーヴィクイーン【 54.0 庄 野・--- 】
父 キングカメハメハ      馬主 (有)サンデーレーシング
母 イントゥザグルーヴ 母の父 サンデーサイレンス
生年月日 2008年04月10日  生産牧場 ノーザンファーム 産地 安平町
マリアビスティー 【 54.0 矢 作・--- 】
父 ハーツクライ        馬主 備前島敏子
母 ダリンダ      母の父 Nureyev
生年月日 2008年02月25日  生産牧場 ノーザンファーム 産地 安平町
クリアンサス   【 54.0 松永幹・--- 】
父 Redoute'S Choice     馬主 (有)サンデーレーシング
母 フラワーパーク   母の父 ニホンピロウイナー
生年月日 2008年02月07日  生産牧場 (有)社台コーポレーション白老ファーム 産地 白老町
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ヤマニンパピオネ 【 54.0 松永幹・--- 】
父 スウェプトオーヴァーボード 馬主 土井肇
母 ヤマニンメルティ  母の父 ジェイドロバリー
生年月日 2008年03月24日  生産牧場 錦岡牧場 産地 新冠町
タガノラヴキセキ 【 54.0 河 内・田中博 】
父 フジキセキ         馬主 八木良司
母 タガノシャルマン  母の父 トニービン
生年月日 2008年02月28日  生産牧場 八木牧場 産地 新冠町
ゼフィランサス  【 54.0  昆 ・藤 田 】
父 キングヘイロー       馬主 (有)村田牧場
母 モガミヒメ     母の父 カコイーシーズ
生年月日 2008年03月26日  生産牧場 村田牧場 産地 新冠町
オースミマイカ  【 54.0  昆 ・--- 】
父 ディープインパクト     馬主 (株)オースミ
母 グレイトグレイス  母の父 グルームダンサー
生年月日 2008年04月02日  生産牧場 若林牧場 産地 新冠町
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リトルダーリン  【 54.0 角 居・--- 】
父 ディープインパクト     馬主 金子真人ホールディングス(株)
母 エリモエクセル   母の父 ロドリゴデトリアーノ
生年月日 2008年02月28日  生産牧場 エクセルマネジメント 産地 えりも町
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バラードソング  【 54.0 牧 浦・--- 】
父 ハーツクライ        馬主 (株)グリーンファーム
母 ソロリサイタル   母の父 Rahy
生年月日 2008年04月24日  生産牧場 社台ファーム 産地 千歳市
レインボーシューズ【 54.0 鹿戸雄・田中勝 】
父 コマンダーインチーフ    馬主 吉田哲哉
母 メイクイットベター 母の父 サンデーサイレンス
生年月日 2008年04月12日  生産牧場 社台ファーム 産地 千歳市
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デルマドゥルガー 【 54.0 堀 井・中 谷 】
父 リンカーン         馬主 浅沼廣幸
母 アドマイヤアイリス 母の父 ジェイドロバリー
生年月日 2008年05月23日  生産牧場 ファニーヒルファーム 産地 日高町
トツゼンノハピネス【 54.0 音 無・--- 】
父 ネオユニヴァース      馬主 小田切光
母 ヴィーナスコロニー 母の父 Nureyev
生年月日 2008年05月17日  生産牧場 天羽牧場 産地 日高町
トーセンソニア  【 54.0 小桧山・--- 】
父 ファンタスティックライト  馬主 島川隆哉
母 ヘニーズソング   母の父 Unbridled'S Song
生年月日 2008年02月06日  生産牧場 ダーレー・ジャパン・ファーム(有) 産地 日高町
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期待度からアドマイヤセプターが一番面白そうだが、問題は、この馬の鞍上が四位くんから後藤くんに代わることで「あって2着まで」の存在になってしまったのが問題だろう。

 今年の後藤くんと言えば、ローズキングダムでダービー2着・アニメイトバイオで秋華賞2着と一見好騎乗している印象がある。
 だが、ことG1レースにおいてはお手馬でないとアタマの獲れないジョッキーであることは周知の事実であり、札幌2才Sで休養明けのアヴェンチュラに先着されてるのを考えると、新場戦の圧勝のみに期待を懸けるのはかなり危険と思わざるを得ない。
 つまり、後藤くん起用という時点でアドマイヤセプターが複勝までの存在になってしまったと言える。
 また、騎手予定が分かっているアドマイヤセプターが複勝圏までしか狙えないとなると、さすがに他の馬が勝てる要素があるとは到底思えない。
 よって、もう1頭の期待馬リトルダーリンが抽選されたとしても、ドンデン返しで岩田康以上のジョッキーが配されない限りもちろん勝つまでの期待はできないだろう。

 したがって、1勝馬でここを勝つ馬のはほぼ無理と診るべきで、もしも勝ち馬が出るようであれば、その馬が牝馬クラシックを席巻するのは間違いないだろう!

しかしながら、今年の阪神JFで人気を2分するジョッキーが初代天才と2代目天才というのが色んな意味で興味を惹く要素になっていると思えてならないのは私だけだろうか・・・3代目不在だけどね……(苦笑)

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第62回阪神ジュベナイルフィリーズ(G1) 予想コラム・土台編

レーヴディソールvsその他の図式!

阪神・右・外回り・芝1600m・フルゲート18頭。
優先出走…11頭
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レーヴディソール 【 54.0 松田博・福 永 】
父 アグネスタキオン   馬主 (有)サンデーレーシング
母 レーヴドスカー   母の父 Highest Honor
生年月日 2008年04月08日  生産牧場 ノーザンファーム 産地 安平町
ラテアート    【 54.0 斎藤誠・--- 】
父 サクラバクシンオー  馬主 (有)サンデーレーシング
母 ラテルネ      母の父 トニービン
生年月日 2008年03月10日  生産牧場 ノーザンファーム 産地 安平町
アヴェンチュラ  【 54.0 角 居・和 田 】
父 ジャングルポケット   馬主 (有)キャロットファーム
母 アドマイヤサンデー 母の父 サンデーサイレンス
生年月日 2008年03月07日  生産牧場 ノーザンファーム 産地 安平町
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ダンスファンタジア【 54.0 藤沢和・武 豊 】
父 ファルブラヴ      馬主 (有)社台レースホース
母 ダンスインザムード 母の父 サンデーサイレンス
生年月日 2008年04月02日  生産牧場 社台ファーム 産地 千歳市
フォーエバーマーク【 54.0 矢野英・吉田豊 】
父 ファルブラヴ      馬主 青山洋一
母 リトミックダンス  母の父 ダンスインザダーク
生年月日 2008年01月27日  生産牧場 社台ファーム 産地 千歳市
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ツルマルワンピース【 54.0 橋 口・安藤勝 】
父 キングカメハメハ    馬主 鶴田任男
母 ツルマルグラマー  母の父 フジキセキ
生年月日 2008年03月05日  生産牧場 市川牧場 産地 浦河町
マルモセーラ   【 54.0 木 原・田中健 】
父 クロフネ       馬主 まるも組合
母 マイクロス     母の父 タマモクロス
生年月日 2008年03月12日  生産牧場 江渡繁治 産地 浦河町
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ホエールキャプチャ【 54.0 田中清・池 添 】
父 クロフネ        馬主 嶋田賢
母 グローバルピース  母の父 サンデーサイレンス
生年月日 2008年02月24日  生産牧場 千代田牧場 産地 新ひだか町
マイネイサベル  【 54.0 水 野・松 岡 】
父 テレグノシス     馬主 (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
母 マイネレジーナ   母の父 サンデーサイレンス
生年月日 2008年04月11日  生産牧場 高橋 修  産地 新ひだか町
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ピュアオパール  【 54.0 戸 田・内田博 】
父 ロックオブジブラルタル 馬主 (有)ユートピア牧場
母 ピュアブラウン   母の父 Indian Charlie
生年月日 2008年04月26日  生産牧場 ユートピア牧場 産地 登別市
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ライステラス   【 54.0 和田道・デムーロ 】
父 ソングオブウインド  馬主 (有)スピードファーム
母 ファンタスティコ  母の父 スピードワールド
生年月日 2008年03月10日  生産牧場 スピードフアーム 産地 新冠町
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①騎手上手い順……
5…ライステラス
4…ツルマルワンピース・ピュアオパール
3…ダンスファンタジア・フォーエバーマーク・マイネイサベル
2…ホエールキャプチャ・レーヴディソール・アヴェンチュラ
1…マルモセーラ

0…ラテアート(論外)
②厩舎格順……
5…アヴェンチュラ・レーヴディソール・ダンスファンタジア
4…ツルマルワンピース・ピュアオパール
3…ホエールキャプチャ・フォーエバーマーク・ライステラス
2…マルモセーラ・マイネイサベル

0…ラテアート(論外)
③ローテション順……
3…ホエールキャプチャ・マイネイサベル・ライステラス
2…ツルマルワンピース・マルモセーラ・ダンスファンタジア・フォーエバーマーク
1…レーヴディソール・アヴェンチュラ

0…ピュアオパール・ラテアート(論外)

優先出走馬11頭中、論外のラテアートを除く10頭が連対対象!
上記の合計……
11点=ライステラス
10点=ツルマルワンピース・ダンスファンタジア
8点=アヴェンチュラ・ピュアオパール・フォーエバーマーク・ホエールキャプチャ・マイネイサベル・レーヴディソール
5点=マルモセーラ

これが今回のメンバーの基礎保持点で、これに馬の潜在能力(期待値)が加わったものが総合評価点となる。
 未知数の潜在能力をどう判断するかが今回の問題だが、生産牧場の影響力を考えた場合、当然ながらレーヴディソールとダンスファンタジアの加点が伸びるのは止むを得ない。特にデイリー杯2才Sの勝ち馬レーヴディソールは、鞍上の未熟度を差し引いても期待値が伸びてくる。(ここで言う期待値とは人気度であり、対戦比較での成績が大きくモノを言う)
 鞍上の未熟さは減点材料だが、藤沢和厩舎の良血ダンスファンタジアが世代交代推進役でジャパンカップの繰り上がり優勝ジョッキーとあっては、外面的状況からしてもレーヴディソールの連軸は動かせそうもない。
 したがって、レーヴディソールを連対させなかったらそれこそジョッキーは面目丸潰れになる。

※なお今回は繰り上がり抽選馬が多いため1勝馬の土台編は後日に掲載することにします。

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再考…競馬を観る側が欲すること

大局は2つ

もうすぐ今年の競馬も終わろうとする中、競馬を観戦する側が本当に見たい競馬とは何かを再考してみた。すると、大局的に2つの事柄に集約されていると考えるに至った。

①…強い馬たちが実力通りの競馬をしてくれる!

 古くは、阪神大賞典におけるナリタブライアンvsマヤノトップガンの一騎打ち。今年に関しては、天皇賞(秋)におけるブエナビスタの完勝劇が好例である。

 つまるところ、馬券を買う上ではどんな予想をしてても、こうした本当に強い馬たちがその実力を遺憾なく発揮して勝ったり、もしくは凌ぎを削り合うレースを見せてくれれば、たとえ馬券が外れても見ている側は大いに納得できる。

 要するに、純粋に馬券の勝ち負けを超えた強さを見せてくれるレース内容であり、「ギャンブルではなく、スポーツとしての競馬」を明確に見せてくれることだ。

②…馬の力を騎手が見事に引き出した競馬!

 人気の有無に関わらず、馬の持てる力を100%、もしくは120%(過去に無い走り)を騎手のアシストによって引き出されたレースということ。

 古くは、マイルチャンピオンシップにおける的場現調教師のアグネスデジタルの激走や先の1番人気トランセンドなど、120%や100%の馬の実力を出し切った人馬一体のレースであること。つまり、人気馬であればその実力に見合った結果を騎手が残し、人気薄であれば騎手の好騎乗によって1着を獲るレースということだ。

 要するに、馬の実力を阻害しないように騎手がしっかり乗れているかどうかが基本で、過去の福永・岡部・武豊騎手などが、もう勝てないだろうと思っていた馬を勝たせてしまうような結果を見せられた場合である。

 しかし、最近のレースでは、上記の2つの内容に見合うレースというのが本当に少なくなってきているように思えてならない。新馬戦や平場戦はともかく、特にグレードレースにおいて上記①・②に該当するレースが少なくなっている。

 今年のグレードレースにおいて①に該当するものを挙げるなら、京都大賞典のメイショウベルーガvsオウケンブルースリくらいだろうし、また、②に該当するものを挙げようと考えたがすぐには思い浮かばず、多少時間が掛かって思い浮かんだのが天皇賞(秋)だった。

 つまるところ、騎手に関してコレが十全と思われるレースが、今の中央競馬ではほとんど見られないということである。

 この要因は多々あるが、私が辿り着いた結論は、【 馬の能力に見合った騎手が配置されていない 】・【 馬と一体性のある騎手がいない 】ということだ!

 昔とは仕組みが違うので比較にはならないが、例えばテイエムオペラオーやナリタトップロードには馬の実力より遥かに見劣りする鞍上が乗せられていたが、彼らの場合、ともに所属厩舎の馬というそれこそ騎手の技量以上の背景があり、彼らでなければならない理由がそこにはしっかり存在していた。

 だが、今回のキングスエンブレムや近走のリルダヴァルには、「なぜこの騎手を乗せるのか?」という疑問しか出てこない。少なくとも、ヴァーミリアンとキングスエンブレムは騎手の起用が逆であるのが当然だったろう。

 つまり、ある特定のジョッキーばかりが、その未熟な技量にも関わらず起用されている傾向が大いに目立つのだ。だからこそ、②に該当するレースがほとんど見られなくなっているのだ。

 見る側と乗る側では考え方は違うだろうが、私の基準とする「上手いジョッキー」というのは、いざココ一番のレースでしっかり勝ちきることの出来るジョッキーだと思っている。

 これができる者が一流と呼ばれるにふさわしいジョッキーであり、ジョッキーがアスリートとして存在している理由だと考えている。

 人気馬を人気通りに走らせることのできる者。たとえハナっから勝負にならない馬に乗っていても、しっかり騎手としての見せ場・仕事のできる者。これがジョッキーがアスリートとして存在している理由であり、軽装で危険なレースに臨んでいるからアスリートと呼ばれる訳ではない。(…だったらサーカス団員の方がもっと立派なアスリート。何しろ、観客に自分の仕事をしっかり見せているのだから!)

 今年は特に外国人ジョッキーの活躍が目立っているが、それもこれも全ての根源は、「ある特定のジョッキーが技量に見合わない馬に乗っていること」、もしくは「能力が足りないと思われた馬をアスリートたる外国人ジョッキーが十全に引き出してしまった」からである。それだけ、騎手の起用に大幅な偏重があるという証拠だろう。

 ジャパンカップの降着判定をうんぬんする前に、センスのあるジョッキーをより高見に導くための機会と厳しい指導を行うこと(=一時干すくらいの厳しさが必要)。また、技量がしっかり身につくまで時間をかけて育てる意識が必要ではないかと、最近特に思えてならない・・・・・・アシストつきの逃切り大穴競馬など馬券的な話題にはなっても、結局のところ騎手にとっては百害でしかない。なぜなら、そこには技量のあるジョッキーのヤラズが絡んでくるのだから!(…クイーンスプマンテの勝ったエリザベス女王杯がその最たる例!)

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第11回ジャパンカップダート(G1) 結果コラム

海外に行くのは辞めた方がいいと思う…

1着…トランセンド(安田隆・藤 田)

1番人気に応えて、トランセンドの藤田くんが王道の先行競馬で後続を完封し、安田隆厩舎は嬉しい初G1勝ちとなったが、それもこれもメンバーに恵まれていたことだけは否めず、これからが調教師としての技量を問われることになるだろう。

但し、海外挑戦をほのめかしたようだが、正直それは辞めた方が良いだろう。現状、この馬の能力では航空運賃がもったいないだろうから!

2着…グロリアスノア(矢 作・小林慎)

惜しかった……このメンバー構成だったら、できればこちらの騎手に勝たせてやりたかった。とは言え、今回一つ分かったことは、同厩舎のマカニビスティーにデムーロ騎手が乗ったことはグロリアスノア好走の伏線であったこと。

好走した小林慎くんには申し訳ないが、もしグロリアスノアにデムーロ騎手が乗っていたら、矢作厩舎の初G1勝ちだったろう。これだけは紛れもない事実!

3着…アドマイヤスバル(中尾秀・小牧太)

人気薄好走した訳だが、JBCクラシックの着順からするとこの3着も至極妥当な結果と言えるだろう。まして、3着争いの相手が展開恵まれ・騎手テン乗りのバーディバーディという時期引退厩舎なのだ。この馬と3着争いして負けてるようでは、このジョッキーも馬主さん見放されていただろう。

4着…バーディバーディ(池江郎・池 添)

この馬の好走には正直ビックリ……惜しむらくは、予定通りに松岡騎手で臨んで欲しかったところ。池添くんも下手ではないが、テン乗りで信用できるほどの腕は持ってない。何しろ、オークスを斜行して勝たせてもらったレベルであり、すでにこの年で人の馬に乗ってG1を勝たせてもらっている「関西の柴田善」なのだ。

松岡騎手が乗っていたら、大穴3着もあったかもしれない・・・

5着…シルクメビウス(領 家・田中博)

昨年の実績から連対まで期待していたが、言い訳は「枠順が悪かった」ではどうしようもない。この馬の脚質上、好位をキープするのは難しいだろうが、勝負どころの3コーナー手前で他馬に内に押し込められていたのには本当にガッカリした。

昨年のエリザベス女王杯で、ブエナビスタを負けさせるために仕込まれた馬クイーンスプマンテで超x100恵まれG1勝ちしたジョッキーの技量が「こんなもの」なのは分かるが、今回の5着はあきらかに馬の脚をジョッキーが潰してしまった最低の騎乗ぶり。

しかしながら、『上手く乗れなくてスイマセン』のコメントを出したところに、私は非常に殊勝な言葉だと感心してしまった。

「良いんだよ、田中くん。掲示板に載れただけでも君にしては上出来だったよ」と褒めて上げたくなった・・・(苦笑)

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絶対に言わねばならないこと!

大敗したアリゼオのダート使い・・・

この馬にダートを使うようにジョッキーが進言したという話がテレビで流された時、私は「はァー?何バカな進言してるんだ!」と疑わずにはいられなかった。なぜなら、そんな進言をして結果が悪かった場合、競馬界だけでなくファンを巻き込んだ最低の行為をしていることになるからだ。

はっきり言わせてもらおう!

【○永くん、君が1000勝以上の勝星を挙げられてるのは、全てお父さんの威厳と実績のおかげ。お父さんとお母さんがマスコミと馬主さんたちに多くの恩情を掛け、彼らから感謝されているから君が勝たせてもらっているにすぎない。】

【君に本当の騎乗技術があり、馬の本質を見極められるジョッキーであれば、少なくともあと1000勝は勝星を上積みしていなければならないだろう。何しろ、騎乗数で武豊を上回りながら彼の1/3しか勝ててないのだから。】

【君の勝星など実質松岡騎手の半分しか価値がなく、実際のところ、君など単にマスコミが作ってくれたニセ天才ジョッキーでしかない!単なるJRAの騎手側の広報役でしかない者が、調教師に愚かな進言などするな!そんな君が馬の起用法を進言するなど言語道断どころか馬券を買うファンの迷惑でしかない。】

【君と言う存在があるから「自分は天才なんだ」とド勘違いするジョッキーが出てくることを肝に銘じ、2度と余計な進言などせず、一日でも早く競馬学校の教官職に就きなさい!君のジョッキーとしての技量は、はっきり言って三浦くんより下手なのだから!】

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第63回鳴尾記念(G3) 結果コラム

かわいそう…リトルアマポーラ!

1着…ルーラーシップ(角 居・岩田康)

ダービー5着は伊達じゃないというモロ出しの内容。今後の問題は、それなりの実績あるジョッキーをちゃんと起用して行けるかだろう。

2着…ヒルノダムール( 昆 ・藤 田)

やはり展開に左右される脚質が課題で2着まで。

それにしても、どうしてこの馬を追い込み一手の脚質にしてしまったのかがちょっと悔まれるところ……皐月賞はそれが嵌って2着だったかもしれないが、もっと前で競馬が出来ない限り、レーヴドリアンと大差ない将来が待っているように思えてならない。

3着…リルダヴァル(池江郎・福 永)

いくら勝ちたくても、同騎手を起用している間はこの馬もG2・3で2着までが限界だろう。今回にしてもよくぞ3着に来れたものだと内心拍手ものだった。

しかし、この馬は来年以降にちゃんと転厩先が決まってからが勝負で、今回の3着は時期引退厩舎にしてはよくやったと言えるだろう。

厩舎のやる気ゼロだったリトルアマポーラ・・・

休養明け3戦目を向かえ、今回は勢いに乗って好走するかと思いきや、四位くんの代わりが幸くんで、しかも最終追い切りにも乗らず、おまけに最終追い切りが見習い騎手というのでは話にならない厩舎のやる気のなさ。

まあ、菊花賞を取らせてもらった厩舎事情を思えば、今回の大敗も妥当と言えば妥当なのだが、騎乗変更が分かっているのだから、せめて最終追い切りくらいは幸くんに手綱を取らせておくべきではなかったかと思わずにいられない。

しかしながら、どうして恵まれ騎手が手綱を取って好走した馬は続けて好走してくれないのだろう?・・・これだから、ヤラセだと思われるのだろうし、競馬学校の教官をもっと騎手実績のある者にしろと思うのだ!

※名手と呼ばれた父親の騎乗ぶりを憶えているだけに、【今の元名手の子供は実力3分の1しかない】と思えてならない。

また、こんなことだから3面記事でしか話題にならない天災新人ジョッキーが出てくるようになるのだ。

馴れ合いの中でしか通用しない騎手界を危ぶむべしと思った今年の鳴尾記念である!(…まあ、おかげで馬券が取れる場合もあるのだが・・・苦笑)

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第44回スポーツニッポン賞ステイヤーズS(G2) 結果コラム

実に残念な吉田隼くんの将来…

1着…コスモヘレノス(菊 川・松 岡)

あっとおどろく松岡騎手のイン突きマーク競馬が嵌った。但し、これが最初で最後の重賞勝ちになる可能性が高そう・・・しかし、今年の3才馬はレベルが高い!

2着…ジャミール(松元茂・安藤勝)

勝ち馬が同じアルゼンチン共和国杯で負かしていた馬だけに、この2着は同馬が如何にジリ脚かを証明した格好。

必ず何かに先着されてしまう辺りがステイゴールドそっくり。ということは、この馬はヨーロッパの深い芝コースで是非とも走って欲しいと思う次第。

3着…ネヴァブション(伊藤正・後 藤)

この馬らしく、また後藤くんらしく3着微差の馬券対象確保。(…本当は、モンテクリエスに差されてたんじゃないかと……まさか?)

その他……

デムーロ騎手は見事に負け役を果たすという早仕掛け。やっぱり、現時点では引退厩舎に余計な恩恵はまだ早過ぎるということだろう。

トウカイメロディは……もう将来的な期待は鞍上変更しか残っていないだろう。

競馬学校卒で、しかも兄の方が圧倒的に追える(=技量上位)という弟ジョッキーでは、武兄弟の生き写しというのが関の山も道理。まあ、弟に先にG1取られる今年のサマージョッキーシリーズ騎手よりはいくらかマシな程度ではないだろうか。

とにかく、技量レベルは石橋脩くん並みと思っていれば間違いなく、調教師の判断として同馬に同騎手をあてがっているうちは、トウカイメロディは天皇賞前のジャガーメイルだと思っていれば良いだろう。

いやはや、また一人、競馬学校出のアタマ打ちジョッキーが増えてしまったのが何とも残念でならない……「せっかくデムーロ騎手が負け役を買って出てくれてるのに…?」と思わずにいられない今年のステイヤーズSだった!!

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ブエナビスタ降着に思うこと・・・

問題は良い騎手を生むこと

ブエナビスタの降着判定・・・これが長く語り継がれることだけは間違いない。なぜなら、今回の降着によって、牝馬ダービー勝ち馬などよりあきらかに強い馬であることを証明したからだ。

何しろ、今回参戦した日本馬たちは、間違いなく現在最高の能力を持つ馬たちが集まっており、そんなメンバー相手に完勝したブエナビスタの実力は疑うべきものではないからだ。

しかし、降着自体に関しては、これを誰かの責任と捉えるのは少々行き過ぎだと思えてならない。

たしかに、馬の脚色からしてもブエナの完勝はあきらかで、2着ジョッキーが「あれは仕方がない」と諦めていれば降着はなかったかもしれない。だが、1度目はまだしも、2度目の斜行はあきらかに前をカットしており、日本の裁定では降着になっても止むを得ないことは誰もが認められるはず。(…何億がパーとかいう話は論外!)

裁定員も状況は把握しており(主催者なのだから…)、入線順位通りブエナの勝ちとしておけば丸く収まっていたことは分かっていただろう。それでも通常の裁定判断に従ったことは、寛容さ以上の厳格さ・公正さであったと、私は大いに裁定員たちを評価したいと思うところ。

「規則に準じること」…これこそ裁定員の存在意義であり、ルールを捻じ曲げて周囲を丸く収めるよりも、状況に流されない判定こそが唯一の拠り所でなければいけないと思うからだ。(過去には山ほど「何故?」と思える判定はあるが、今回に関しては納得できる判定だと思う)

当然、スミヨン騎手など不満いっぱいだろうが、レースを見た誰もブエナが負けたとは思っていないし、騎手のミスだとも思っていない。だから、今回は「ディープインパクトを失格にした凱旋門賞裁定の割を喰らった」とでも諦めてもらうしかあるまい。(…これも語弊はあるが・・・)

つまるところ、これが開催地ごとの判断基準の誤差だと認識して欲しいのだ。

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日本中央競馬は、国費でジョッキーを育成するという国家単位の騎手育成組織体を持っている。しかし、それが却って突出したセンスを持つ者の個性を殺し、現在では、一律ナンボのジョッキーしか生み出せない最悪のジレンマ状態に陥っている。

海外の騎手たちは良い馬に乗せてもらうためには、あくまで自分の技量で結果を出さねばならない。当然、最終局面であるゴール前で手を引くジョッキーなどいる訳もなく、その基準で考えるならスミヨン騎手の言動は正しいものかもしれない。

本当ならば、マキシム・ギュイヨン騎手のような本当の天才(=あくまで勝つことで結果を残す騎手)が登場して欲しいのだが、大変残念なことに、武豊以降にそれを期待したジョッキーが悉く周囲に淘汰されてしまった。言うなれば、的場現調教師のようなここ一番できっちりアタマを取るジョッキーではなく、掲示板で賞金を稼いでいくジョッキーばかりが尊重される風潮が騎手界に蔓延してしまった。

本来、「馬の力を十全に引き出す」という言葉を言えるのは、あくまでそうした優秀な馬に乗れるだけの技量を提示して見せたジョッキーだけが語れるもので、恵まれて馬を回してもらっている程度のジョッキーが口にして良い言葉では無い!(…自覚せよ!)

この責任の一端は、我々ファンにもあり、主催者が「彼は天才だ」と推奨した者の初めの活躍をマスコミもろとも諸手を上げて受け入れてしまった……もっと冷静に技量向上を見てやる意識があったなら、優秀な者に対して、もっと厳しく高いレベルを追わせる意識付けをさせる言葉を掛けていたなら、おそらく本人も天狗になることなく、デビュー時の勝星を落とさずにいられたかもしれない。

一つだけ言えることは、「馬は血筋で走っても、騎手に血筋は通用しない」ということだ。

ハングリー精神のないところにアスリートは生まれない。だが、ハングリー精神を本人が養い、堅持していくことはできる。「負けん気」がその原動力なのだが、こればかりは本人の資質だけでなく、育成する側の配慮がなければ生まれない。

将来、日本は良い馬だけじゃなく、良いジョッキーも生まれると言われるようになれば、こうした降着問題も自ずから消えていくのではないかと、私は思わずにはいられない・・・

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第63回鳴尾記念(G3) 予想コラム・土台編

注目は3才馬も今回は古馬が怖い!?

フルゲート18頭。登録馬23頭。芝1800m
優先出走
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ショウリュウムーン( 53.0 佐々晶・---)
父 キングカメハメハ   3牝 馬主 上田亙
牧場 高村牧場 産地 浦河町
ティアップワイルド( 56.0 西 浦・---)
父 ワイルドラッシュ   4牡 馬主 田中昇
牧場 小林仁  産地 浦河町
フミノパシフィック( 56.0 西 浦・---)
父 ボストンハーバー   5牡 馬主 谷二
牧場 谷口牧場 産地 浦河町
メイショウタメトモ( 56.0 武 田・---)
父 ジョリーズヘイロー  5牡 馬主 松本好雄
牧場 斉藤英  産地 浦河町
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トウショウウェイヴ( 56.0 大久洋・吉田豊)
父 ステイゴールド    5牡 馬主 トウショウ産業(株)
牧場 トウショウ産業(株)トウショウ牧場 産地 静内町
シルポート    ( 56.0 西 園・酒 井)
父 ホワイトマズル    5牡 馬主 百万武夫
牧場 タイヘイ牧場 産地 静内町
ダンツホウテイ  ( 56.0 本 田・---)
父 マンハッタンカフェ  5牡 馬主 山元哲二
牧場 大典牧場   産地 静内町
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アドマイヤメジャー( 56.0 友 道・ルメール)
父 アグネスタキオン   4牡 馬主 近藤利一
牧場 ノーザンファーム 産地 早来町
バトルバニヤン  ( 57.0 池江郎・---)
父 ジャングルポケット  6牡 馬主 津村靖志
牧場 ノーザンファーム 産地 早来町
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セイカアレグロ  ( 56.0 稲 葉・---)
父 ブラックホーク    5牡 馬主 久米大
牧場 シンユウフアーム 産地 新冠町
ゴールデンダリア ( 57.0 二ノ宮・---)
父 フジキセキ      6牡 馬主 田中八郎
牧場 大栄牧場 産地 新冠町
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アクシオン    ( 57.0 二ノ宮・武 豊)
父 サンデーサイレンス  7牡 馬主 中田徹
牧場 坂東牧場 産地 平取町
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セイクリッドバレー( 56.0 高橋裕・川 田)
父 タニノギムレット   4牡 馬主 吉田勝己
牧場 ノーザンファーム 産地 安平町
ルーラーシップ  ( 55.0 角 居・---)
父 キングカメハメハ   3牡 馬主 (有)サンデーレーシング
牧場 ノーザンファーム 産地 安平町
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ヒルノダムール  ( 55.0  昆 ・藤 田)
父 マンハッタンカフェ  3牡 馬主 蛭川正文
牧場 橋本牧場 産地 新ひだか町
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リトルアマポーラ ( 55.0 長 浜・四 位)
父 アグネスタキオン   5牝 馬主 (有)社台レースホース
牧場 (有)社台コーポレーション白老ファーム 産地 白老町
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マルカシェンク  ( 58.0 河 内・---)
父 サンデーサイレンス  7牡 馬主 河長産業(株)
牧場 社台ファーム 産地 千歳市
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モンテクリスエス ( 56.0 松田国・---)
父 シンボリクリスエス  5牡 馬主 毛利喜昭
牧場 下河辺牧場 産地 門別町
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回避待ち繰り上がり順
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①リルダヴァル   ( 55.0 池江郎・福 永)
父 アグネスタキオン   3牡 馬主 (有)サンデーレーシング
牧場 ノーザンファーム 産地 安平町
②フローテーション ( 56.0 橋 口・---)
父 スペシャルウィーク  5牡 馬主 臼田浩義
牧場 社台ファーム 産地 千歳市
③エムエスワールド ( 56.0 湯 窪・---)
父 ステイゴールド    7牡 馬主 松屋隆士
牧場 貞広賢治 産地 鵡川町
④フライングアップル( 56.0 藤沢和・---)
父 Rahy       6牡 馬主 山本英俊
牧場 McKee Stables, Inc. 産地 米国
⑤マッハヴェロシティ( 56.0 武 藤・---)
父 マンハッタンカフェ  4牡 馬主 井上一郎
牧場 日の出牧場 産地 浦河町
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ショウリュウムーン・ルーラーシップ・ヒルノダムール・リルダヴァルの3才馬が人気の中心と見られる今年の鳴尾記念……だが、この3才馬たちはそれぞれに不安点を抱えているのが問題である。

ショウリュウムーンとルーラーシップは、現状ともに鞍上未定であること。
ヒルノダムールは、レースにおいて展開に左右される馬であること。
リルダヴァルは、回避待ちの上に転厩後が勝負となる引退厩舎の馬であること。

これなら、古馬陣の方に分があると判断するのが正道で、そうなるとその筆頭は、鞍上四位くんで臨むリトルアマポーラになるだろう。何しろエリザベス女王杯であわや3着を演出した大好走ジョッキーを降ろすからには、このレベル落ちのG3別定戦で馬券対象から外れるとは思えないからだ。

もちろん、間違いなく人気になるリトルアマポーラだけに馬券的な面白みは少ないが、現状のジョッキー変動を推察した場合、同馬とリルダヴァルは特に注意すべき組合せになるだろう。
(前走リトルアマポーラに騎乗したジョッキーがリルダヴァルに乗ってくるから…そうでないと降ろす意味も筋も通らない!)

ジョッキーの技量に沿うならば、鞍上ルメール騎手予定のアドマイヤメジャーを一押しと診るのだが、今年の短期免許外国人ジョッキーは例年の活躍とは異なり、まるで安藤勝騎手のように他人に有力馬を回してやる世代交代推進役のような仕事をしている部分が多々ある。いくらアスリートとはいえども、「郷に居らば郷に従え(=地元のルールに従え)」の理屈に順応せざるを得ないからだろう。
(凱旋門賞のディープインパクト失格も今回のジャパンカップのブエナ降着も根本は同じ……異常なのは、中東の笛とワールドベースボールクラシック時のボブ・デービットソン主審の判定くらいなもの!)

とにかく、現状における私の中心馬はリトルアマポーラと診ているが、果てさてどんな結果を出すものやら……2年連続ダービージョッキーの乗り方に大注目の鳴尾記念である!

しかしながら、土曜日の鳴尾記念といい、日曜日のジャパンカップダートといい、今週の藤田くんはともに人気馬(ヒルノダムールとトランセンド)に騎乗するだけに、やっぱり今週の主役は彼なのかもしれない……!

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第44回スポーツニッポン賞ステイヤーズS(G2) 予想コラム・土台編

3才馬vs古馬…来年の長距離戦線を占うレース

フルゲート16頭。登録馬19頭。
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ゴールデンダリア ( 57.0 二ノ宮・---)
父 フジキセキ       6牡 馬主 田中八郎
牧場 大栄牧場      産地 新冠町
ネヴァブション  ( 58.0 伊藤正・後 藤)
父 マーベラスサンデー   7牡 馬主 廣崎利洋
牧場 早田牧場新冠支場  産地 新冠町
ベルモントルパン ( 57.0 和田道・---)
父 アジュディケーティング 6牡 馬主 (有)ベルモントファーム
牧場 ベルモントファーム 産地 新冠町
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シグナリオ    ( 57.0 手 塚・---)
父 ジャングルポケット   6牡 馬主 齊藤四方司
牧場 (有)社台コーポレーション白老ファーム 産地 白老町
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ジャミール    ( 57.0 松元茂・安藤勝)
父 ステイゴールド     4牡 馬主 吉田照哉
牧場 福田牧場 産地 浦河町
ハギノジョイフル ( 57.0 鮫 島・---)
父 タニノギムレット    6せ 馬主 安岡美津子
牧場 村下明博 産地 浦河町
レッドアゲート  ( 55.0 高木登・武士沢)
父 マンハッタンカフェ   5牝 馬主 ディアレスト
牧場 小島牧場 産地 浦河町
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エジソン     ( 57.0 鹿戸雄・---)
父 ティンバーカントリー  4牡 馬主 重松國建
牧場 横井哲     産地 日高町
コスモヘレノス  ( 55.0 菊 川・---)
父 グラスワンダー     3牡 馬主 (有)ビッグレッドファーム
牧場 ナカノファーム 産地 日高町
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マキハタサイボーグ( 57.0 新 川・---)
父 メジロブライト     8せ 馬主 (有)槇本牧場
牧場 槇本牧場  産地 門別町
モンテクリスエス ( 57.0 松田国・---)
父 シンボリクリスエス   5牡 馬主 毛利喜昭
牧場 下河辺牧場 産地 門別町
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ミッキーミラクル ( 57.0 藤沢和・クラスト)
父 シンボリクリスエス   5牡 馬主 野田みづき
牧場 社台ファーム 産地 千歳市
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フォゲッタブル  ( 58.0 池江郎・デムーロ)
父 ダンスインザダーク   4牡 馬主 金子真人ホールディングス(株)
牧場 ノーザンファーム 産地 安平町
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エアジパング   ( 57.0 藤原英・横山典)
父 エルコンドルパサー   7せ 馬主 (株)ラッキーフィールド
牧場 藤原牧場 産地 静内町
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トウカイメロディ ( 55.0 後 藤・吉田隼)
父 チーフベアハート    3牡 馬主 内村正則
牧場 青藍牧場 産地 登別市
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ロードキャニオン ( 57.0 後 藤・蛯 名)
父 アフリート       6せ 馬主 (株)ロードホースクラブ
牧場 ケイアイファーム 産地 三石町
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回避待ち繰り上がり順・・・
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①グラスゴッド   ( 57.0 大江原・---)
父 ジャングルポケット   6牡 馬主 半沢(有)
牧場 中神牧場 産地 浦河町
②ピサノエミレーツ ( 57.0 藤沢和・---)
父 ブライアンズタイム   5牡 馬主 市川義美
牧場 飛野牧場 産地 静内町
③トウショウデザート( 57.0 大久洋・---)
父 デザートキング     4牡 馬主 トウショウ産業(株)
牧場 トウショウ産業(株)トウショウ牧場 産地 静内町
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3才馬かそれとも古馬陣か……例年の課題として年末競馬の初日に行われる存在がこのステイヤーズSである。
現状、今年の3才馬の尖兵役を担うのがトウカイメロディで、古馬陣の代表として迎え撃つのがジャミール・ネヴァブションではないかと私は見ている。

例年のことながら、3才馬はほぼ代表馬が決まっているのに対し、古馬陣は対抗・伏兵・脇役のオンパレードになるのがこのレースの特徴である。

今年の場合、古馬陣は先の2頭に加え、鞍上込みでフォゲッタブルまでが有力候補の一角に入ってくると思われ、残りの古馬たちが伏兵・脇役の立場と診れるだろう。

しかし、それでも今年の中心馬はトウカイメロディであり、兎にも角にも全てのポイントは鞍上の結果次第となるだろう。

ただ、今さら格言を引っ張り出すまでもないが、格言通りに「長距離戦は騎手の腕」と言うことになると、残念ながら同ジョッキーでは逆立ちしても勝てないことになってしまうが…

配当的にはつまらない可能性が高いだろうが、ネヴァブションを除く残り2頭の有力古馬に不安点があるので、順当に今年の3才馬がハイレベルであることを示せる好機であると思えるのだが・・・果てさて!?

是非とも、吉田隼くんが馬の能力を十全に発揮させられることを願ってやまない!

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