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2011年4月の記事

第143回天皇賞(春)(G1) 予想コラム(心情&決断編)

メジロ牧場解散…今こそ恩返しの時

4月27日、報道されたメジロ牧場解散のニュースに接し、私は大変胸を痛めるとともに、これまで目にしてきた多くのメジロの名馬たちへの懐古の念が溢れてきた。

メジロ牧場といえば、開場者たる故・北野豊吉氏の「天皇賞こそ我が牧場の目標」であり、その目標に恥じない幾多の名馬を排出してきた名門牧場であった。

メジロアサマ→メジロティターン→メジロマックイーンの天皇賞親子3代制覇はもちろん、菊花賞・有馬記念馬の村本騎乗メジロデュレン、初の3冠牝馬となった河内騎乗メジロラモーヌ、大久保洋吉&吉田豊の名牝メジロドーベル、そしてメジロライアンの横山典など、どれもみな個性と強さを見せてくれた馬たちであった。

そんなメジロ牧場がついに解散という決断を下さねばならなくなったのは、大局的にはグレードレースにおける距離短縮化の影響であり、いわば「歴史の必然」なのかもしれない。

しかしながら、そんなメジロ牧場の恩恵を多大に受けてきた調教師やジョッキーたちは今も現役として頑張っている。調教師なら先述の大久洋・河内・南井、ジョッキーなら武豊・横山典・吉田豊などである。もちろんすでに一線から退いた者に至っては数え切れないほどいる。(村本など)

奇しくもメジロ牧場が目標とした天皇賞が行われる週に牧場解散のニュースが流れた以上、これまで幾多の恩恵を被ってきた者たちは今こそその恩恵に報いる時だろう。

特に父親も恩恵を受け、自らも恩恵を受けただけでなく故・北野ミヤ氏には孫同様に可愛がられた横山典は、メジロの歴史を競馬史に刻み込む思いをここで結果を残すことによって果たさねばならない!

オカルト的ながら、今回の天皇賞CMは奇しくもメジロマックイーンであり、同馬に騎乗した武豊もローズキングダムで参戦し、同馬を育てた池江郎は2月に引退したものの、その息子たる池江寿は有力馬の1頭トゥザグローリーを送り込んでいる。

したがって、私の決断は・・・

京都11R 第143回天皇賞(春)(G1) 芝3200m
----------------------------------------------
◎…ペルーサ     【58.0・藤沢和・横山典】
○…
ローズキングダム 【58.0・橋 口・武 豊】
▲…
トゥザグローリー 【58.0・池江寿・四 位】

----------------------------------------------
・・・この3頭となった!

おそらく、オカルト予想家なら一番初めに思いつく組合せだろう。

だが、馬の距離性や能力・実績・ローテなど加味しても、この3頭が強力4才陣の中でも一段上位にいるのは間違いなく、鞍上に不安のあるトゥザグローリーでさえ、前走福永騎乗で勝てた馬である限りは、2年連続ダービージョッキーたる四位ならば最低でも馬券対象にならねばいけないだろう。ましてや、結果を出さねばならない武豊と横山典に至っては、必ず勝ち負けまで来なければならないのは当然である。【自らを育ててくれた恩を返せないなどあってはならない】ことだからだ!

どちらが勝つかは勝負のアヤになるが、どちらにしてもこの両人は結果を示さねばならない以上、惨敗はできないのが「人として果たすべき仕事」である。特に実孫のように可愛がられた横山典は、勝って天国の北野氏らに思いを届けねばならない。

…今年の天皇賞は「ジョッキーの心情が試されるレース」と言えるのでは…!

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第143回天皇賞(春)(G1) 予想コラム

内田博…責任を果たせるか…

登録馬23頭。フルゲート18頭。サラ系4歳以上オープン 定量 芝3200m 右・外

優先出走馬名【斤量・厩舎・予定騎手】(前走騎手)
※現時点の一言コメント
----------------------------------------------地方馬、外国馬
ジェントゥー   【 58.0・仏 国・ブ フ 】
----------------------------------------------社台系生産馬
エイシンフラッシュ【 58.0・藤原昭・内田博 】
父 King's Best    性別 牡 馬主 平井豊光
母 ムーンレディ     馬齢 4歳
生産牧場 社台ファーム 産地 千歳市
※強豪4才世代ダービー馬…鞍上も文句なしで有力馬の一角。
ペルーサ     【 58.0・藤沢和・横山典 】
父 ゼンノロブロイ   性別 牡 馬主 山本英俊
母 アルゼンチンスター  馬齢 4歳
生産牧場 社台ファーム 産地 千歳市
※藤沢和には珍しい天皇賞挑戦…問題は厩舎&鞍上の勢いがないことだが…
トゥザグローリー 【 58.0・池江寿・四 位 】←福永
父 キングカメハメハ  性別 牡 馬主 (有)キャロットファーム
母 トゥザヴィクトリー  馬齢 4歳
生産牧場 ノーザンファーム 産地 安平町
※人気馬も臨時騎乗が武豊の子分なのが問題…鞍上自体は強化だろうが…
ローズキングダム 【 58.0・橋 口・武 豊 】
父 キングカメハメハ  性別 牡 馬主 (有)サンデーレーシング
母 ローズバド      馬齢 4歳 母の父 サンデーサイレンス
生産牧場 ノーザンファーム 産地 安平町
※メジロマックイーンの鞍上で本来ならド鉄板…問題はアシスト役になった時だけ!
オウケンブルースリ【 58.0・音 無・浜 中 】
父 ジャングルポケット 性別 牡 馬主 福井明
母 シルバージョイ    馬齢 6歳
生産牧場 ノーザンファーム 産地 早来町
※すでに終わった菊花賞馬。内田博好走なら付随してくるかもしれないが…
----------------------------------------------その他生産馬
メイショウベルーガ【 56.0・池 添・池 添 】
父 フレンチデピュティ 性別 牝 馬主 松本好雄
母 パパゴ        馬齢 6歳 母の父 Sadler's Wells
生産牧場 三嶋牧場 産地 浦河町
※有力馬一角崩しの筆頭。鞍上が皐月賞勝ったばかりなのがどう出るか…
ジャミール    【 58.0・松元茂・ウィリアムス 】←安藤勝
父 ステイゴールド   性別 牡 馬主 吉田照哉
母 ジャスーラー     馬齢 5歳
生産牧場 福田牧場 産地 浦河町
※鞍上はトップクラスもなぜ安藤勝を降ろすか不明。岩田好走なら奇跡も?
ゲシュタルト   【 58.0・長 浜・藤岡佑 】
父 マンハッタンカフェ 性別 牡 馬主 畑佐博
母 エンドレスウェルズ  馬齢 4歳
生産牧場 細川農場         産地 新冠町
※ビッグウィークの身代わり。たとえ池添が好走しても掲示板までかと…
ビートブラック  【 58.0・中 村・岩田康 】
父 ミスキャスト    性別 牡 馬主 前田幸治
母 アラームコール    馬齢 4歳
生産牧場 ノースヒルズマネジメント 産地 新冠町
※この馬にこの鞍上なのは人材不適所。その鞍上頼みなのが何とも…
マイネルキッツ  【 58.0・国 枝・松 岡 】
父 チーフベアハート  性別 牡 馬主 (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
母 タカラカンナ     馬齢 8歳
生産牧場 ビッグレッドファーム   産地 新冠町
※コスモ2頭の援護付きを上手く活かせれば2着目あるかも…
ヒルノダムール  【 58.0・ 昆 ・藤 田 】
父 マンハッタンカフェ 性別 牡 馬主 蛭川正文
母 シェアエレガンス   馬齢 4歳
生産牧場 橋本牧場 産地 新ひだか町
※前走がドバイのご祝儀。人気になっても買えない存在!
マカニビスティー 【 58.0・矢 作・--- 】
父 ゼンノロブロイ   性別 牡 馬主 備前島敏子
母 サクセスウイッチ   馬齢 4歳 母の父 ブライアンズタイム
生産牧場 山田政宏    産地 日高町
※優先出走馬になっていること自体がおかしな存在。単なる員数合わせ!
コスモヘレノス  【 58.0・菊 川・中 谷 】←ベリー
父 グラスワンダー   性別 牡 馬主 (有)ビッグレッドファーム
母 スターフェスタ    馬齢 4歳
生産牧場 ナカノファーム 産地 日高町
※予定騎手の理由すら不明。代打の代打にしても他に人はおらんのか?
コスモメドウ   【 58.0・畠山重・丹 内 】←松岡
父 King's Best    性別 牡 馬主 (有)ビッグレッドファーム
母 Angel OF THE Gwaun  馬齢 4歳
生産牧場 Abergwaun Farms 産地 愛国
※父馬の長距離適性頼み。マイネルK&エイシンFの付属馬としか…
トウカイトリック 【 58.0・野 中・川 田 】←藤田
父 エルコンドルパサー 性別 牡 馬主 内村正則
母 ズーナクア      馬齢 9歳
生産牧場 土田扶美子 産地 三石町
※藤田の代打はもったいないが福永の代打が四位なのだから年下は仕方がない…
トーセンクラウン 【 58.0・菅 原・江田照 】
父 オペラハウス    性別 牡 馬主 島川隆哉
母 サンデーブレーヴ   馬齢 7歳
生産牧場 山際牧場  産地 三石町
※厩舎からして論外。馬主にご祝儀があれば大穴3着あるかも?
ナムラクレセント 【 58.0・福島信・和 田 】
父 ヤマニンセラフィム 性別 牡 馬主 奈村信重
母 サクラコミナ     馬齢 6歳
生産牧場 八田ファーム 産地 静内町
※三日月だけに3番に入ったら面白そう。鞍上は複勝圏が限界で期待薄!
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すでに有力馬は厳選されている

エイシンフラッシュ、トゥザグローリー、ペルーサ、ローズキングダム……この4頭が優勝候補!
ナムラクレセント、ヒルノダムール、マイネルキッツ、メイショウベルーガ……この4頭が伏兵候補!
オウケンブルースリ、コスモメドウ、ジャミール、ビートブラック……この4頭が大穴候補!
なお、残る6頭が馬券対象に来るとしたらヤラセか奇跡しかないだろう。

優勝候補の問題点

1、トゥザグローリーの鞍上が武豊の子分になってしまったこと=ローズキングダムには追い風。
2、ペルーサの厩舎が天皇賞の実績が良くないこと=ジョッキー的にもあまり信頼はできないのが問題。
3、昨年のダービー制覇後、鞍上の勢いが低下していること=騎手界の悪癖に馴染まされてしまった?

伏兵候補の問題点

1、全4頭とも社台系じゃないこと=信頼度が低い。
2、個々で特性が分かれているので一緒に好走しそうにないこと
=ナムラCは先行馬なのは良好。ただし何しろ鞍上が中途半端な技量なのが大問題。
=ヒルノDの好走は4才馬好走の裏付け。したがって優勝候補4頭が消せなくなるのが問題。
=マイネルKは実績一番。ただ今年の松岡は伏兵馬しか乗ってないので穴目にしかならないのが…
=メイショウBの問題は鞍上と厩舎の関係。皐月賞勝った息子の次走が親の厩舎では信頼度ゼロで…

大穴の利点

1、オウケンBは、エイシンFの好走があれば2・3着目が有り得るかもしれないこと。
2、コスモメドウは、マイネルKの好走があれば3着目が有り得るかもしれないこと。ただし、厩舎を考えると掲示板でも上出来なので限りなく大穴らしい大穴かと…
3、ジャミールはウィリアムス頼み。
4、ビートブラックが大穴馬の一番手。今の岩田康なら勝たせても不思議がない?

総合的な最有力馬はエイシンフラッシュ

鞍上、厩舎、生産牧場、ローテにおいて優勝候補に挙げた4頭を診た場合、最有力はエイシンフラッシュと判断せざるを得ない。
何しろ本来最有力に成り得たトゥザグローリーが、こともあろうに「うるせえよ!」の四位になってしまったので危なっかしいことこの上ないからだ。
【来たら「またご祝儀かよ!」と言われるのは間違いないし、事実、来たらそうだとしか思えない…したがって今回は「責任果たしの2着までが限界」の存在でしかない】
しかも、このジョッキーが武豊の子分であるのは周知の事実で、それだけでもローズKのアシスト役と見なせるところ。ただでさえ皐月賞を制したばかりの池江寿厩舎ということもあり、今回はお休み時と見なすのが当然で(「調教師まで親の恩恵かよ!」となってしまうのは如何なものかと…)、自然、信頼度が低下せざるを得ない。

また、ペルーサの藤沢和厩舎自体が天皇賞・春においては良い実績が残せてないので、こちらも必勝とまでは成り得ない存在。おまけに、関東開催が開催不能になった途端、すっかり成果を残せなくなってしかったジョッキーというのも問題。

問題はローズKだが、こちらは四位のアシストまで考えられる状況なので、本来なら同馬を最有力にするのが妥当だろう。
だが、今の武豊という存在自体は複勝圏までしかあてに出来ないジョッキーでしかなく、事実、それを裏付けるように今年の武豊の勝率・連対率は福永より悪いのである。あの上手さの欠片もないのに周囲の恩恵だけで勝たせてもらっているジョッキー以下という信じられない成果なのだ。
これは、昨秋ローズKが勝ちきれなかった責任の半分以上がジョッキーにあることを裏付けているものといえるだろう。
そんなジョッキーである以上、如何な何でも私には本命には出来ない。よって、エイシンフラッシュを最有力と判断した次第。

…正直、あのジャパンカップの繰上り1着は「天才の仮面が剥がれた瞬間」だとしか私には思えない。
あの裁定は、ボクシングやハンドボールに顕著に見られる完全なホームタウン・デシジョン(贔屓判定)でしかないのだから!
【それでも武豊は競馬学校史上で一番上手いジョッキーである…勝たなくても評価される世界の一番という意味ではあるが…】

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第71回皐月賞(G1) 結果コラム

CM大嘘の見事なガチ1・2着に泣いたのは…

↑で「CM大嘘」と書いたのは、「どこが『常識は敵だ』なんだ?1・2着ガチガチじゃねぇかよ!」の意味。

これだったら、5重勝単式のCM台本【ステキな金縛り】の「金」がオルフェーブル(金細工)のことだと気付くようにそちらのCMを早めに流して欲しかった……と、オカルト予想家の友人が嘆いてた。(苦笑)

しかも、ついでというか何と言うか、競馬中継の最中に次週の天皇賞・春のCM馬がメジロマックイーンだったのを見た友人は、馬券を買った直後にも関わらず、慌てて母の父メジロマックイーンの仔同士馬券(12-14)を買い足し、そして、見事にというか案の定というか、伊藤伸&田中勝はそのレベル通りに馬群の中へと沈んでしまった。(苦笑x2倍)

でも、私は「CMは結構大きなヒントをくれてた」と思えてならない。なぜなら、結果的に池江寿厩舎の1・3着というのは桜花賞での松田博厩舎の1・3着と一緒になってしまったからだ。これって充分「非常識」だと思いません?(厩舎が偏りすぎるくらい偏った結果)

…ってなことで、次回からは私もCMを研究し直してみようかと思った次第!
でも、オカルト予想でガチガチだとお手上げだけどね……(再々苦笑)

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1着…12番オルフェーブル【57.0・池江寿・池 添】
直線半ばで先頭に立ってから、食い下がろうとするダノンバラードを突き放し、残り100mはマイロードひた走りの完勝劇。兄・ドリームジャーニーを超えた瞬間!

それにしても今年の池添は素晴らしいの一語。これで次世代のリーダーに踊り出たと言っても良いだろう。ただし、本気で勝ちに来た時の岩田康や内田博には勝てないだろうけど……(最近の内田博はちょっと中央化してるのが気掛かりだけどね!)

2着…4番サダムパテック【57.0・西 園・岩田康】
敗れはしたものの最後はしっかり中を突いて2着死守。ただ、私的な見解であるが、前走の弥生賞で前目の競馬をしたのがやや災いしたかもしれない。なぜなら、折り合いは付いているように見えたが、東スポ2才で見せた弾けるような豪脚までには至らなかったから。

1番人気に推されながら3連覇ならずは無念だったろうが、きっちり馬群を捌いてきたのはさすがと言える騎乗と脚だった。それに、ちゃんとミホノブルボンのゼッケン馬として連対したしね!

3着…2番ダノンバラード【57.0・池江寿・武 豊】
ラジオNIKKEI2才勝ちは伊達ではなかった。今回は安藤勝と内田博が実力を出せなかったこともあり、3着をキープできたのは幸い。

池江郎から池江寿への転厩馬なので期待してなかったが、ここで馬券対象に残るのは「さすが馬の能力、さすが武豊の仕事ぶり」といえるだろう。

4着…15番デボネア   【57.0・中 竹・佐藤哲】
最後に伸び脚をみせての4着入線は見事。これでダービーの出走権を獲れたことは、中竹&佐藤哲にしてはすこぶる健闘したといえるだろう。何よりも馬主さんへの面目躍如はお見事だ!

5着…5番ナカヤマナイト【57.0・二ノ宮・柴田善】
鞍上最後のクラシックチャンスで人気になった同馬だが、さすがに共同通信杯以来の競馬では掲示板までが限界だったようだ。
だが、今回はちょっと着差は付けられたが、まだ本番たるダービーが残っているのでそこでの巻返しに期待したい。

是非とも小牧場に夢を運んで欲しいと思う次第!

珍しい光景に瞬間震えた!

何に震えたか……それは、幸を降りたエイシンオスマンに騎乗した後藤が、「これでどうだ!」と言わんばかりの大逃げを打ったこと。
当然のように直線入り口で他馬に捕まってしまったが、ここ10年以上、後藤が大逃げを打つ姿を見てなかったのでとても胸のすく思いがした。

正直なところ、どうしてNJT勝馬が皐月賞などに出てきたのか意味不明だったが、自爆目的の大逃げをしてくれたことで人気馬が能力通りの脚を使える展開を作り出したことは、後藤にしては上出来の仕事っぷりだと拍手したくなった。

多すぎる馬券の組合せを省く観念から、今のクラシックはフルゲートが18頭となり、ある意味どの出走馬にも好走するチャンスが高まったといえる。それだけに、あきらかに無謀な逃げにしか見えない乗り方など中々できるものではない。

そんな中で後藤が打った大逃げは、昔(フルゲートが24頭だった時代)の競馬を思い起こさせてくれ、その瞬間だけながら心を躍らせてくれた気風の良いものだった。
(たまに裏開催の平場戦などで見かけることはあるが、それでもそんな状況のジョッキーの姿は、気風の良さではなく、単にスタートからもがいているだけの光景でしかない。(郷原ちゃんや小島太一坊やが好例…『たまには残せよ!』と言いたくなる!)

「やればできるんだな…」と、つくづく感心した次第。
皐月賞の印象よりもこちらの方が私の心に残ってしまったのは如何なものかとも思うけどね。(再々々苦笑)

予想は見事に外れたが、とても納得できる結果にスッキリした気持ちになった第71回皐月賞であった!(3連単5万円台というのは美味しい配当だけどね…やや悔!)

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第71回皐月賞(G1) 予想コラム(決断編)

枠順発表で苦笑

皐月賞の枠順が決まった……以下、一言コメントを入れて記載する。
枠 番 馬名【斤量・厩舎・騎手】
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1・1 ステラロッサ   【57.0・角 居・川 田】
…最内となって脚質的に直線で内を突けるかがポイント。
1・2 ダノンバラード  【57.0・池江寿・武 豊】
…デビュー時より騎乗変更なしは良好も問題は↑と同じ。
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2・3 ノーザンリバー  【57.0・浅 見・四 位】
…武豊の子分騎乗で来たらヤラセ。出走自体が不思議で買い目なし。
2・4 サダムパテック  【57.0・西 園・岩田康】
…先行馬なら好枠も同馬にはちと厳しい枠かも。でも1番人気だろう。
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3・5 ナカヤマナイト  【57.0・二ノ宮・柴田善】
…目標がここか、それとも次か…それが取捨のポイント。
3・6 ダノンミル    【57.0・藤原英・内田博】
…浜中・川田の騎乗馬が内田博に…額面鞍上強化と診れば狙い目大。
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4 7 ロッカヴェラーノ 【57.0・中村均・吉田豊】
…別路線馬で最大の惑星的存在。ただし4番馬と一対の可能性あり。
4 8 ビッグロマンス  【57.0・河 野・北村宏】
…登録から馬券対象外。CMの「常識は敵だ」がハマればこれかもね!
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5 9 カフナ      【57.0・池江寿・丸 山】
…問題は厩舎3頭出し・鞍上若造の点。穴目ならこれ以上の存在もないのだが…
5 10 エイシンオスマン 【57.0・松永昌・後 藤】
…直前鞍上変更で幸が可哀相。厩舎・騎手の信頼度低く馬主頼みの馬。
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6 11 ベルシャザール  【57.0・松田国・安藤勝】
…皐月賞を勝ってないのが騎手の七不思議。本気で勝つ騎乗するかが問題。
6 12 オルフェーブル  【57.0・池江寿・池 添】
…牡馬実績悪い鞍上のジンクス解消なるか否かは全ては厩舎次第!
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7 13 リベルタス    【57.0・角 居・横山典】
…厩舎が一流なのが唯一の買い目。福永の代打に横山典も来たらヤラセ。
7 14 フェイトフルウォー【57.0・伊藤伸・田中勝】
…末脚確実も不安は厩舎と鞍上。CMハマれば同馬が一番怖い存在かも!
7 15 デボネア     【57.0・中 竹・佐藤哲】
…先行がハマれば面白い存在。技量はさておき鞍上の位置取りが全て。
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8 16 トーセンラー   【57.0・藤原英・蛯 名】
…きさ賞馬も鞍上弱化で不安大。前走デムーロの代打が蛯名では来たらヤラセ。
8 17 プレイ      【57.0・斎藤誠・松 岡】
…全ては展開次第。開幕馬場を活かせれば一発ありそう。思い切りが鍵!
8 18 オールアズワン  【57.0・領 家・藤 田】
…枠順・調子・鞍上の全てで見劣り。同馬が馬券に来たら競馬辞める!
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私の最終決断は・・・
東京11R 第71回皐月賞(G1) 芝2000m
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◎…11番ベルシャザール  【57.0・松田国・安藤勝】
○…9番カフナ      【57.0・池江寿・丸 山】
▲…5番ナカヤマナイト  【57.0・二ノ宮・柴田善】
△…12番オルフェーブル  【57.0・池江寿・池 添】
X…4番サダムパテック  【57.0・西 園・岩田康】

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本命=ベルシャザール
ホープフルSの1着が同馬で2着ナカヤマナイト、3着フェイトフルウォー、4着カフナ、5着プレイと、何と5頭が今年の皐月賞に出走している。
たしかに前走のマイナス馬体は不安だが、ローテション的にも同馬には何の不安も感じられないし、そもそも厩舎・土台(牧場・馬主)・鞍上の信頼度は最も高い存在なので本命とした。

対抗=カフナ
若葉S2着で出走権を得た同馬だが、3頭出し池江寿厩舎で鞍上が若い丸山とあっては人気は低いだろう。
しかしながら、同馬と丸山の相性の良さ、自在性のある脚質、ここまでのローテに問題が少ない点はとても好感が持てるもの。無欲の一発があるとすれば同馬と考えて思い切って対抗に抜擢。

単穴=ナカヤマナイト
能力的には◎と互角だが、ローテを考慮した場合、共同通信杯以来なのは一枚割り引かねばならないところ。
今年が鞍上にとって最後のクラシック制覇のチャンスと思われるが、今回は単穴までとした。

△・X=オルフェーブルサダムパテックの不安点
人気を分け合うサダムパテックとオルフェーブル。
だが、どちらも気性面と脚質面での不安があるのは否めない。

オルフェーブルの場合は枠順の不安はない。
だが、鞍上の牡馬クラシック成績が良くないのが気掛かりでならない。何しろあの松永幹夫(現調教師)ですら牡馬クラシックではメジロブライトを負けさせ続けた「相性」というものが騎手にはあるから。【河内・岡部時代は牡馬の東高西低はあったが、競馬学校出中心時代は逆に西高東低だったのに全くクラシックはダメで3着精一杯だったのは「相性の有無」としか言えない。ただ、対抗にカフナを挙げているので同馬の好走が怖いんだけどね…苦笑】
サダムパテックには鞍上不安はない。
だが、同馬は末脚を活かすのが特徴なので、内枠4番というのは有利といえないのが気掛かり。【4番がCMのミホノブルボンのゼッケンなのは怖いけどね…苦笑】

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第71回皐月賞(G1) 予想コラム

今年の人気推察!

登録32頭。フルゲート18頭。サラ系3歳牡・牝オープン 定量 2000m 芝・左

優先出走18頭。【斤量・厩舎・予定騎手(前走騎手)】…前走レース着順
----------------------------------------------社台系生産馬
-白老町-
フェイトフルウォー【 57.0 ・伊藤伸・田中勝(田中勝)】…京成杯1着
父 ステイゴールド     性別 牡 馬主 (有)社台レースホース
生産牧場 (有)社台コーポレーション白老ファーム 産地 白老町
サダムパテック  【 57.0 ・西 園・岩田康(岩田康)】…弥生賞1着
父 フジキセキ       性別 牡 馬主 大西定
生産牧場 (有)社台コーポレーション白老ファーム 産地 白老町
オルフェーヴル  【 57.0 ・池江寿・池 添(池 添)】…スプS1着
父 ステイゴールド     性別 牡 馬主 (有)サンデーレーシング
生産牧場 (有)社台コーポレーション白老ファーム 産地 白老町
-安平町-
ノーザンリバー  【 57.0 ・浅 見・四 位(武 豊)】…アーC1着
父 アグネスタキオン    性別 牡 馬主 林正道
生産牧場 ノーザンファーム 産地 安平町
プレイ      【 57.0 ・斎藤誠・松 岡(松 岡)】…弥生賞2着
父 ロックオブジブラルタル 性別 牡 馬主 岡田繁幸
生産牧場 ノーザンファーム 産地 安平町
ステラロッサ   【 57.0 ・角 居・川 田(リスポ)】…スプS3着
父 ハーツクライ      性別 牡 馬主 (有)社台レースホース
生産牧場 追分ファーム 産地 安平町
カフナ      【 57.0 ・池江寿・丸 山(丸 山)】…若葉S2着
父 キングカメハメハ    性別 牡 馬主 金子真人ホールディングス(株)
生産牧場 ノーザンファーム 産地 安平町
エイシンオスマン 【 57.0 ・松永昌・ 幸 ( 幸 )】…NJT1着
父 ロックオブジブラルタル 性別 牡 馬主 平井豊光
生産牧場 (有)ノーザンレーシング 産地 安平町
-千歳市-
トーセンラー   【 57.0 ・藤原英・蛯 名(デムー)】…きさ賞1着
父 ディープインパクト   性別 牡 馬主 島川隆哉
生産牧場 社台ファーム 産地 千歳市
ベルシャザール  【 57.0 ・松田国・安藤勝(安藤勝)】…スプS2着
父 キングカメハメハ    性別 牡 馬主 (有)社台レースホース
生産牧場 社台ファーム 産地 千歳市
リベルタス    【 57.0 ・角 居・福 永(福 永)】…スプS13着
父 ディープインパクト   性別 牡 馬主 金子真人ホールディングス(株)
生産牧場 社台ファーム 産地 千歳市
ダノンミル    【 57.0 ・藤原英・内田博(浜 中)】…若葉S1着
父 ジャングルポケット   性別 牡 馬主 (株)ダノックス
生産牧場 社台ファーム 産地 千歳市
ロッカヴェラーノ 【 57.0 ・中村均・吉田豊(岩田康)】…すみれ1着
父 マンハッタンカフェ   性別 牡 馬主 吉田照哉
生産牧場 社台ファーム 産地 千歳市
----------------------------------------------その他生産馬
ナカヤマナイト  【 57.0 ・二ノ宮・柴田善(柴田善)】…共通杯1着
父 ステイゴールド     性別 牡 馬主 和泉信一
生産牧場 沖田牧場 産地 日高町
ダノンバラード  【 57.0 ・池江寿・武 豊(武 豊)】…共通杯9着
父 ディープインパクト   性別 牡 馬主 (株)ダノックス
生産牧場 ケイアイファーム 産地 新ひだか町
ビッグロマンス  【 57.0 ・河 野・北村宏(田中勝)】…共通杯11着
父 グラスワンダー     性別 牡 馬主 西村專次
生産牧場 ヒカル牧場 産地 新冠町
デボネア     【 57.0 ・中 竹・佐藤哲(佐藤哲)】…弥生賞3着
父 アグネスタキオン    性別 牡 馬主 H.H.シェイク・モハメド
生産牧場 ダーレー・ジャパン・ファーム(有) 産地 日高町
オールアズワン  【 57.0 ・領 家・藤 田(安藤勝)】…弥生賞8着
父 ネオユニヴァース    性別 牡 馬主 宮川純造
生産牧場 オリエント牧場 産地 新冠町

-回避待ち時の繰上り抽選馬(該当4頭)-
ショウナンマイティ【 57.0 ・梅田智・浜 中(浜 中)】…弥生賞4着
父 マンハッタンカフェ   性別 牡 馬主 国本哲秀
生産牧場 矢野牧場 産地 新ひだか町
コティリオン   【 57.0 ・橋 口・小牧太(小牧太)】…毎日杯2着
父 ディープインパクト   性別 牡 馬主 金子真人ホールディングス(株)
生産牧場 社台ファーム 産地 千歳市
トキノゲンジ   【 57.0 ・梅田康・安藤光(安藤光)】…毎日杯15着
父 プリサイスエンド    性別 牡 馬主 中野正則
生産牧場 小倉牧場 産地 浦河町
ユニバーサルバンク【 57.0 ・松田博・---(四 位)】…若葉S4着
父 ネオユニヴァース    性別 牡 馬主 (有)サンデーレーシング
生産牧場 ノーザンファーム 産地 安平町

1番人気はサダムパテックだろう!
東スポ2才も完勝(東京コース)経験があり、朝日杯FS1番人気馬で、弥生賞勝ち馬である同馬が1番人気になるのははぼ確実。もちろん鞍上も皐月賞2連覇中の岩田康なので文句なし。
唯一の不安は厩舎がクラシックにまだ実績がないことくらい。

牧場・馬主・厩舎は文句なしのオルフェーブルだが…
とにかく嵌らないと惨敗まである気性と、牡馬を御すのが上手くない競馬学校出の池添である分がサダムパテックに人気で劣る部分。厩舎は文句なし一級なのでそこに活路を見出すしかなさそうだが…

牧場・馬主だけが期待のフェイトフルウォー
伊藤伸&田中勝…普通ならここに出走できるのが不思議な厩舎・鞍上の組合せ。おそらく思った以上の人気にならないのが同馬。なぜなら京成杯以来のレース間隔にも不安があるからだ。
厩舎に関してはクラシックなど論じるのもおこがましいレベルだが、唯一のチャンス目としては過去に田中勝が皐月賞を勝たせてもらった経験があること。この鞍上がお手馬で臨むクラシックなど滅多にないのでそこに一縷の希望を託すしかないだろう。

今年一番の一発馬=ナカヤマナイト
社台でない中では一番怖い(クラシックを勝てるかもしれない)存在が同馬。なぜなら共同通信杯勝ち馬で厩舎・馬主が一流だからだ。
同馬の問題は、アシストの期待できない個人牧場であることと、鞍上が引退間近の柴田善である点がどんな結果になるのかまだ分からない部分であること。
しかしながら、最後まで牧場面の不安は残るとしても、こと鞍上に関しては「ある意味最高の状況」といえるのではないだろうか。なぜなら、徒党を組んでレースを行う競馬学校出の中で最長老である柴田善だからだ。

後藤の木刀事件でも分かるように、競馬学校出は基本的に先輩優先(年功序列)主義であり、ここで柴田善にご祝儀を与えることは翻って自分の引退時にご祝儀を受けられる立場を作ることになるからだ。要するに、第1期生の長老たるジョッキーに最後のはなむけを第2期生(横山典)以下のジョッキー全員がアシストしてくれる可能性があるということ。

馬主面(凱旋門賞2着馬馬主で競馬界での貢献度も大きい方)からしても、ダービーを持っていくかもしれない存在であり、私は今年一番の一発馬と思っている次第。
ただし、これをやると「叔父さんソックリ」なのであまりに臭すぎるのがちょっと気になるところだが…最高なら春2冠馬という目をあるけどね…苦笑】

重賞勝ち馬で全く期待薄なのは以下の3頭…
重賞勝ち馬ながら、ノーザンリバー・エイシンオスマン・トーセンラーの3頭に関してはともかく1着にはならないだろう。
距離性からも信頼できないエイシンオスマンはもちろん、トーセンラーなどはモロに「騎手がアスリートから公務員への鞍上弱化」なのでいくらきさらぎ賞勝ち馬といっても馬券対象になるのも不思議な存在。
また、ノーザンリバーはアーリントンC勝ち馬で皐月賞に出ること自体が不思議な存在。おまけに本来掲示板すら疑わしいのに、いくら2回もダービーを勝っているジョッキーとはいえ、前走の親分ジョッキー武豊から子分ジョッキー四位(タニノギムレットを3着に負けさせたジョッキー)への騎乗変更とあってはいくらなんでも買い目にならない。

上記の3頭を複勝対象とするくらいなら、まだ武豊のダノンバラードの2・3着を狙うのが妥当である。
すでに他の日本人ジョッキーからもマークされない騎手になってしまったが……(契機となったのはジャパンカップでウオッカを降ろされた時。日本一上手いはずの騎手が実は競馬学校出での一番だったにすぎないことが明確になった瞬間)
ついでながら、上記と同じ見解から藤田に変わるオールアズワンも買えない。同馬が馬券対象になるならダノンバラードも怖い存在になるからだ。

よって複勝の穴馬は以下の馬たち…
プレイ      …弥生賞2着
デボネア     …弥生賞3着
ショウナンマイティ…弥生賞4着
ベルシャザール  …スプS2着
ステラロッサ   …スプS3着
ダノンミル    …若葉S1着
カフナ      …若葉S2着
ユニバーサルバンク…若葉S4着
コティリオン   …毎日杯2着
ロッカヴェラーノ …すみれ1着
ダノンバラード  …共通杯9着
…以上11頭が穴馬(馬券)候補となるだろう。
ただし、ベルシャザールとダノンミルの2頭はあまり美味しくない存在だろうが……?

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第42回読売マイラーズカップ(G2) 結果コラム

やっと上手い騎手たちで収まったことに納得!

1着…17番シルポート【57.0・西 園・小牧太】

単騎逃げで後続を完封。スタートからゆっくり先手を取れた上に番手で岩田康がペースを落ち着かせてくれたのが今回の勝因。

本当は技量があるのに、中央に来てから一皮剥けてない小牧太の足りない部分を元地方ジョッキーたちが上手くアシストしてくれたのが幸いした格好。【騎手はより緊張感のある中で結果を残した者ほど上手くなる】という好例になったのが私的には大納得。

2着…7番クレバートウショウ【57.0・崎 山・岩田康】

シルポート有利の流れを作りながら好位でレースを進め、その上自らも連対するという鞍上の見事なレース操作がハマった格好。

なぜガルボを降りたのか分からなかったが、公務員競馬学校出ジョッキーたちとはさすがに技量が違うところを見せてくれたのは大いにスッキリさせてくれた。(ありがとう岩田康!おかげで馬券獲れました!感謝x100万馬券)

3着…11番ダノンヨーヨー【57.0・音 無・内田博】

これまでとは違って早目から好位でレースを進める格好。それでもテン乗り内田博の意識が「脚を残すことに集中していた」のは位置取りを変えなかったことで分かり、鞍上が間違った乗り方をした訳じゃないのは明確だった。

しかし、岩田康が作った緩急のないペースにハマってしまったのが惜しまれるところ。最後は馬の地力でハナ差3着まで詰め寄ったが、今回はそこまでが精一杯となってしまった。逃げ・先行馬有利な流れの中で1番人気たる最低の仕事はできた格好だが、さすがの内田博でも相手技量が互角以上の岩田康のペースにハマってはここまでが限界。

本当に天才?天災の間違いだろ=武豊&福永&三浦

やっぱり競馬学校出が如何に「甘ちゃんの集まりか」を如実に示した内容。

半主役がアパパネ蛯名(同僚公務員ジョッキー)だったこともあり、ハナっから脇役徹しの競馬で終了。

それにしても、最初からニセ天才と分かっている福永や三浦はまだしも、今回のリーチザクラウン武豊はあまりに見せ場がなさ過ぎ。オイルマネーのお抱え馬主になったのも敗戦要因(国内生産牧場保護の観念のため)だろうが、結局のところリーチザクラウンという馬の気性を御し切れないというのを明確に見せてしまったのが残念でならない。

確かに昨年辺りから「世代交代推進役」に徹している状況もあるが、あまりに極端すぎるジョッキー成績降下には彼の技量にしてはあまりに酷すぎる内容。

しかしながら、武豊ジョッキーはこれまでやり過ぎるくらいに成果を上げているので、現状の急激な衰退もことジョッキー個人としては全くその経歴を傷付けるものではない。

思うに、武豊ジョッキーの衰退は競馬界としては仕方ない状況としても、問題は、彼の存在を脅かすべき後輩ジョッキーたちが今一つどころか今3つほど成長してくれないことだろう。

その主たる原因が、福永・後藤などの「技量がないくせに徒党と恩恵で勝たせてもらっているジョッキーたちの過剰な優遇」にあるのは否めないところ。おまけに、期待した三浦が天狗になり過ぎて墓穴を掘り、これから若手を底上げすべき立場にあった藤岡佑がその未熟さから一流厩舎から見放されてしまったのが何より手痛い。

今では、関東では松岡一人。関西では川田と浜中の二人しか中堅・ベテランの牙城に迫る者がいなくなってしまった。【ましてや松岡などは、関東のジョッキー順番制に巻き込まれてしまってスムーズに技量を活かせない状態になっている】

とにかく、もう今年は仕方ないので、一日も早く柴田善や横山典らが引退してくれることを祈るばかりである!【ナカヤマナイトでクラシックを勝ってもらうのが一番宜しいんじゃありませんでしょうか…!?横山典はダービーも勝たせてもらったし、息子までデビューしてるのだからもう充分でしょ!】

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第42回読売マイラーズC 予想コラム(決断編)

アパパネが大外で何着になるか!

思うに、アパパネが後のヴィクトリアマイルでブエナビスタと一騎打ちしたければ「ここは連対以上」が必要と思われるところ。だが、たとえ今回連対できなくても、本番のG1レースに向けて上がり目のある結果であれば問題ないのが現実的ではないだろうか・・・ともあれ、初の古馬対戦で56.0kgを背負った上に大外枠に入ったことは、少なからず不利であるのは事実であろう。

よって、私の決断は・・・

阪神11R 第42回読売マイラーズC(G2) 芝1600m
----------------------------------------------
◎…11番ダノンヨーヨー  【 57.0 音 無・内田博 】
○…7番クレバートウショウ【 57.0 崎 山・岩田康 】
▲…8番ガルボ      【 57.0 清水英・吉田豊 】

----------------------------------------------

・・・以上とした!

◎=ダノンヨーヨーは、ここが立て直しの一戦だけに勝負掛かりと診てのもの。なぜなら、もしここが叩き台であれば、わざわざ内田博を起用する意味がないからだ。

○=クレバートウショウは、同馬に岩田康が乗ることが不可解でならない怖さがあるから。もちろん同馬を見れば4番ロードバリオスも怖い存在になるし、そのロードバリオスに前走乗っていた福永が乗るゴールスキーも人気通りに怖い存在になるのは百も承知。

ただし、これは私の決断なので、今回は思い切って岩田康の乗る穴馬の好走を期待したのである。【要は、福永や北村宏の乗る人気馬・伏兵馬を狙うくらいなら、たとえ凡走したとしても「勝ち負けの乗り方のできる騎手」を推した方がマシだと思った次第!】

▲=ガルボは、とにかく安定した成績と先行力を評価してのもの。当初は鞍上変更を疑問視していたので軽視したのだが、鞍上の一発の怖さを考えた場合、やはり一番注意しなければならない存在と思い直した次第。【それにクレバートウショウ岩田康が好走すると予想する限りは、同馬の好走が一番有り得ると判断したから!】

馬券対象として怖いのは昨年の勝ち馬リーチザクラウン…

前走中山記念3着という中々の脚を見せた同馬。しかも、仮に同馬が1・2着に好走したと考えた場合、クレバートウショウの3着目という一番有り得る穴目( …人気薄馬の3着食い込み )が発生するのもより怖さを感じるところである。【前走武豊の騎乗馬同士が好走する=引き連れてくるの意

したがって、本来なら「◎リーチザクラウン、○ダノンヨーヨーorガルボ、△クレバートウショウ」という予想をすれば良いのだろうが、今のリーチザクラウンには危険な要素が2つあるので思い切って推すことができなかった。それは、「1、馬主が変わってしまった」、「2、今の武豊が果たして勝てるのか」という2つの不安から。

馬主の問題はまだしも、今の武豊はあきらかに乗れてない状態であるのは誰もが認めるところであるはず。これが「世代交代推進役」に転じてしまったせいなのか、それとも「ウオッカ降ろされ→ローズキングダム恩情繰上り1着のツケ」のせいなのかは定かではないが、これまでの武豊の実績からすればあまりにも今年の成績は酷すぎるだろう。

今年に関しては、こと騎手の勢いという面からすれば、13番ゴールスキー福永の好走による2番ライブコンサート藤田と4番ロードバリオス北村宏の【前走福永騎乗馬の好走】の方が可能性が高いかもしれない。

これほど酷い武豊はないといえるので、今回はアパパネ蛯名と共に思い切って消すことにした次第!

しかしながら、武豊よりユーイチの方が勝率・連対率で上にいるという事態が起こるとは思ってもみなかった・・・この原因は、「競馬学校における平均的騎乗術を第一とする指導」と、それを助長する「レース裁定の基準の捉え方にある」のは間違いない。いうなれば、「アスリートや天才は学校教育では生まれない・・・だから自然と上手くなくても勝たせてもらえるジョッキーが生まれてくる」ということだ。( 最初がユーイチ、そしてつい最近まで三浦。ただし三浦の場合は、せっかく上手さを持っているのに自らの高言で自滅したようなもの…苦笑 )

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第42回読売マイラーズカップ(G2) 予想コラム

アパパネの着順次第?

登録40頭。フルゲート18頭。サラ系4歳以上オープン 別定 1600m 芝・右外
優先出走馬名=16頭【斤量・厩舎・予定騎手(前走騎手)】
----------------------------------------------社台系生産馬
アパパネ     【 56.0 ・国 枝・蛯 名(蛯 名)】
父 キングカメハメハ  性別 4牝 馬主 金子真人ホールディングス(株)
生産牧場 ノーザンファーム 産地 安平町
ダノンヨーヨー  【 57.0 ・音 無・内田博(北村友)】
父 ダンスインザダーク 性別 5牡 馬主 (株)ダノックス
生産牧場 ノーザンファーム 産地 安平町
アブソリュート  【 57.0 ・宗 像・田中勝(田中勝)】
父 タニノギムレット  性別 7牡 馬主 薗部博之
生産牧場 社台ファーム 産地 千歳市
ショウワモダン  【 59.0 ・杉 浦・---(後 藤)】
父 エアジハード    性別 7牡 馬主 山岸桂市
生産牧場 社台ファーム 産地 千歳市
リーチザクラウン 【 58.0 ・橋 口・武 豊(武 豊)】
父 スペシャルウィーク 性別 5牡 馬主 西山茂行
生産牧場 社台ファーム 産地 千歳市

※アパパネ…今季初戦。今後のG1戦の叩き台なら4着以下もある!
※ダノンヨーヨー…巻返し期待。最近大人しい内田博が本気なら連軸確定?
※アブソリュート…鞍上頼み。次週皐月賞の伏兵騎乗予定なのが問題!
※ショウワモダン…不利+無理。3着に来たらヤラセ。それ以前に出走する気あり?
※リーチザクラウン…取捨が鍵。G1獲りは無理も厩舎で馬券対象になれそう!

----------------------------------------------その他生産馬
-西園厩舎管理馬-
キングストリート 【 57.0 ・西 園・後 藤(四 位)】
父 キングカメハメハ  性別 5牡 馬主 百万武夫
生産牧場 タイヘイ牧場 産地 新ひだか町
シルポート    【 57.0 ・西 園・小牧太(武 豊)】
父 ホワイトマズル   性別 6牡 馬主 百万武夫
生産牧場 タイヘイ牧場 産地 静内町
コスモセンサー  【 57.0 ・西 園・松 岡(松 岡)】
父 キングカメハメハ  性別 4牡 馬主 (有)ビッグレッドファーム
生産牧場 川越ファーム 産地 浦河町

※キングストリート…ショウワモダンを降りた後藤が結果出せるかが問題!
※シルポート…小牧再騎乗は良いが問題は↑の引張り役かもしれないこと?
※コスモセンサー…↑を上手く利用できれば穴目も第2の引張り役なのが問題!

-外国産馬-
エイシンアポロン 【 57.0 ・岡 田・---(蛯 名)】
父 Giant'S Causeway  性別 4牡 馬主 平井豊光
生産牧場 Silk and Scarlet Syndicate 産地 米国
ライブコンサート 【 57.0 ・白 井・藤 田(福 永)】
父 Singspiel 性別 7せ 馬主 グリーンフィールズ(株)
生産牧場 Mrs J. Chandris 産地 愛国
-産地 三石町-
ロードバリオス  【 57.0 ・藤原英・北村宏(福 永)】
父 ブライアンズタイム 性別 6牡 馬主 (株)ロードホースクラブ
生産牧場 ケイアイファーム 産地 三石町
キョウエイストーム【 57.0 ・中 川・---(蛯 名)】
父 スウェプトオーヴァーボード 性別 6牡 馬主 田中晴夫
生産牧場 田湯牧場 産地 三石町

※エイシンアポロン…実績充分も鞍上未定では現状買い目薄!
※ライブコンサート…福永・岩田康の動向に左右されるのが問題!
※ロードバリオス…上り馬も代役が北村宏ではよくて3着限界!
※キョウエイストーム…人気薄も侮るなかれ的存在。誰が乗るのか楽しみ!

-産地 その他-
ガルボ      【 57.0 ・清水英・岩田康(岩田康)】
父 マンハッタンカフェ 性別 4牡 馬主 石川一義
生産牧場 高村伸一 産地 様似町
ショウリュウムーン【 55.0 ・佐々晶・浜 中(浜 中)】
父 キングカメハメハ  性別 4牝 馬主 上田亙
生産牧場 高村牧場 産地 浦河町
スマイルジャック 【 57.0 ・小桧山・三 浦(三 浦)】
父 タニノギムレット  性別 6牡 馬主 齊藤四方司
生産牧場 上水牧場 産地 鵡川町
ダンツホウテイ  【 57.0 ・本 田・北村友(北村友)】
父 マンハッタンカフェ 性別 6牡 馬主 山元哲二
生産牧場 大典牧場 産地 静内町
ドリームバレンチノ【 57.0 ・加 用・---(松 山)】
父 ロージズインメイ  性別 4牡 馬主 セゾンレースホース(株)
生産牧場 ビッグレッドファーム 産地 新冠町

※ガルボ…全て騎手頼み!
※ショウリュウムーン…展開次第も好調。問題は2度好走できるか?
※スマイルジャック…前走同様に今回も主催者の思惑次第。福永とワンセット?
※ダンツホウテイ…ダノンヨーヨー降ろされ騎手でヨーヨーの着順次第!
※ドリームバレンチノ…買い目なし。登録だけの可能性大!

-3分の2頭抽選-
インペリアルマーチ【 57.0 ・音 無・---(福 永)】
父 ネオユニヴァース  性別 4牡 馬主 (有)キャロットファーム
生産牧場 ノーザンファーム 産地 安平町
ゴールスキー   【 57.0 ・池江寿・福 永(リスポリ)】
父 ネオユニヴァース  性別 4牡 馬主 (有)社台レースホース
生産牧場 追分ファーム 毛色 黒鹿毛 産地 安平町
セイコーライコウ 【 57.0 ・鈴木康・---(柴田善)】
父 クロフネ      性別 4牡 馬主 竹國弘
生産牧場 明治牧場 産地 新ひだか町

※インペリアルマーチ…出ればダノンヨーヨーの援護できる存在?
※ゴールスキー…巻返し一番手。主催者お抱え騎手で出れば有力!
※セイコーライコウ…新聞屋馬主で柴田善頼みも買い目なし!
----------------------------------------------

今後のG1戦線の叩き台レースだが…

ここを使ってマイルG1戦に臨むのがマイラーズCのレース意義だが、ここで走っても本番ではあまり期待できないのがこのレースの大方の特徴。
今年の場合、中山記念でヴィクトワールピサとの戦いを避けた【=厩舎の好判断】アパパネが何着を目指すかで高低配当になるはず。

同馬の場合、この後ヴィクトリアマイル出走予定なのでそこを勝ちたければここで本気は出せないが、既にヴィクトリアマイルにはブエナビスタが参戦表明しているので、同馬の実力と鞍上の技量ではとてもヴィクトリアマイルを勝てる可能性は低い。よって、ここを本気で走って勝ち負けする可能性が高いと見るのが妥当であり、現時点での馬券対象最有力馬である。

西園厩舎の3頭登録に興味津々…

果たして小牧太が粘るのか、松岡が穴をあけるのか、それとも後藤がこの逃げ馬たちを上手く利用して好走するのかに興味津々。

私的ながら、G1馬を降りて臨む予定の後藤が結果を出さねばならない状況なのだが、何しろ「腕より徒党が命」の後藤なので、蛯名先輩の引き立て役に回るかもしれないのが不安なところ。
また、馬主さん的にはシルポートが好走してもOKなので、別に後藤が凡走しても何ら不思議はない。
四位で来たら一発が怖い存在なのだが…後藤予定でより取捨が難しそうだ

前走東京新聞杯組の騎手起用が面白そう…

東京新聞杯1着はスマイルジャックだったが、勝ち馬より人気上位だったのがダノンヨーヨーとゴールスキーで、今回はこの両馬の鞍上が一方は内田博、一方が福永乗り戻しというのが面白い。

まともな騎手技量で判断すると鞍上が内田博になるダノンヨーヨーの巻返しの可能性大なので、もしダノンヨーヨーが好走した場合、三浦・福永のどちらかが馬券から消えることになるのが問題。なぜなら、今回の主役はアパパネ・蛯名なので、ダノンヨーヨーが馬券対象になると残る馬券対象が1席だけとなり、主催者お抱え騎手のどちらか一方が掲示板以下になるのが既に見えているから。

つまり、ここは両方消すか、福永を残すかがポイントになるということ。
今の三浦は「お抱え」のくせにもう勝たせてもらってないし、それ以上に小桧山と池江寿厩舎を比較すること自体おこがましいこと。ただ、翌週の「皐月賞に池江寿厩舎が3頭出しになっている」のが気になるので、まさかの三浦3着以内があるのかが…???

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第71回桜花賞(G1) 結果コラム

馬強く、騎手上手し…結局松田博厩舎の桜花賞勝ち!

1着…8番マルセリーナ【55.0・松田博・安藤勝】

向正面で前が詰って安藤勝が手綱を絞る仕草があり、「これはさすがに勝てないだろう…」と思っていたら、何と何と、素早く立て直し、焦らず馬群で我慢して中を突くという見事な騎乗で桜花賞を奪取!

もちろん馬自身が気力を削がなかった「芯の強さ」があるからこそではあるが、これが本物のジョッキーの勝つための乗り方であるのを見せられた観ありで、とても競馬学校出にはマネできない上手さであった。

しかも、これがエルフィンS以来の実戦なのだからなおさら驚くばかり……まだ「確勝」とまでは言い切れないが、それでも同馬がオークスも制する可能性が極めて高いと思われる次第!

2着…16番ホエールキャプチャ【55.0・田中清・池 添】

枠順とスタートで後手を踏んだ影響で外を回るしかなかったのが惜しまれるところだが、それでも2着を確保したのは上出来の内容。

関東厩舎なのに池添騎乗という点に「内田博を除く関東ジョッキーの人材不足」を見せられたのは残念だが、池添はよくやったと思う次第……本当に牝馬クラシックだけは優秀なジョッキーである。

3着…17番トレンドハンター【55.0・松田博・岩田康】

ホエールキャプチャと同じくこちらもスタートでやや後手を踏む。しかしながら、その能力の高さを見せての3着入線で下位の馬とは一段上の力量差を見せた。

ただし、この後の期待も高まる同馬だが、ここまでのローテーションにおいて期間を詰めて臨んでいるのを考えるとさすがにオークスで上位2頭を倒せるかは微妙だろう。

※それにしても、今年の松田博の牝馬のレベルには恐れ入る……ここにレーヴディソールがいたらと思うと「如何に厩務員さんが凄いか!」に驚かされるばかりである。
しかもレーヴディソールの鞍上が一番下手クソというのだからなお凄い!

それにしても「社台系生産馬」は強い!……伊達に日本の生産界に君臨している訳じゃないとつくづく感心させられるばかりだ。

★4着以下はもうクラシック対象外!

「混戦桜花賞」と謳われた今年の桜花賞だったが、結果は人気の3頭で決まるという堅い内容で、レース前のレーヴディソール1強体制が、今後は3強体制になっただけ。

ダンスファンタジア・フレンチカクタス・デルマドゥルガーなど期待された馬たちもいたが、これで彼らのクラシック制覇の夢は秋華賞まで持ち越されることになるだろう。しかも、それもほぼ叶わない夢になる可能性は極めて高い。なぜなら、公称6ヶ月の骨折といわれているレーヴディソールが秋には戻ってくるからだ。

次のオークスは、3強の1頭が距離不適正で消えることを願って臨むしかない……もしくはトレンドハンター辺りの不出走を期待するしかないだろう。
考えるほどに、岩田康&安藤勝の壁は高そうなのが問題に思えてならないが…!

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第71回桜花賞(G1) 予想コラム(決断編)

2度とないチャンスに…!!

本来なら今年の牝馬3冠はレーヴディソールで確定していたはず。ところが何の因縁か同馬が骨折( 本当…? )、一転して混戦桜花賞となってしまった。

同馬の存在が如何に大きかったかを表す好例が今年人気に推されている馬たちのローテーションに反映されており、普通ならチューリップ賞・フィリーズレビューなどトライアル上位馬が高評価されるところなのに、今年は同馬に肉薄したことのあるクイーンC直行組が人気となっている。

古くから言われていることに「牝馬は調子」という言葉がある。少なくとも間の空くクイーンCからのローテで勝利した馬の記憶が私にはない。ホエールキャプチャやダンスファンタジアが強そうなのは分かるが、何故このローテになったのかを考えた場合、直前のトライアルを使わなかった両馬を私は推奨できない。

そこで私の決断は……
◎=15番フレンチカクタス 【55.0・大 竹・北村宏】
○=17番トレンドハンター 【55.0・松田博・岩田康】
▲=8番マルセリーナ   【55.0・松田博・安藤勝】
△=16番ホエールキャプチャ【55.0・田中清・池 添】

……以上となった。

フレンチカクタスを◎にした理由は2つ……トライアル戦の中で一番高メンバーだったのがフィリーズレビューと思われること。そして、何より鞍上の北村宏にとっては2度とないクラシック獲得のチャンスであることだ。

正直な話、これまで彼の示してきた技量と立場であればクラシックで◎などとても打てたものではない。しかしながら、それだからこそ今回に賭ける彼の意気は尋常ではないのも事実であるはず。生涯最初で最後となるかもしれないクラシック獲得のチャンス……そこに期待した!

藤沢和厩舎の3番手騎手として長い間不遇に耐えてきたジョッキーに神のご加護を!
(橋本宏が現役だったら4番手だった……あ、青木じゃん!)

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第71回桜花賞(G1) 予想コラム(診断編)

人気馬上位9頭の診断

1、エーシンハーバー【55.0・藤岡健・武 豊】…【あって複勝圏!】

フィリーズレビュー5番人気3着で権利獲り成功。この結果だけで比較するなら当レース勝ち馬フレンチカクタスには勝てない計算が立つだろう。

しかし、昨年ダービーとマイルCSを伏兵で持っていった「エイシン系」馬主なのが怖いところで、正直な話、そこだけが唯一好走の拠り所といえる。

ここからは私の推測……ダービーは内田博、マイルCSは岩田康であったことから考えると今回の武豊騎乗はベテランにはなったが、その分勝ち目からは遠ざかったと思わざるを得ない。なぜなら、近年では騎手自身が若手(武豊より年下)、もしくはまだ大きな所(クラシックG1など)を勝ってないその他のベテランに馬を回している・回されている帰来があるからだ。ましてや、何よりの不安点が藤岡健厩舎の管理馬であり、いわば、「エイシン・エーシン系の番手以下馬の配属先厩舎」なのが大きな不安要素だろう。

2、スピードリッパー【55.0.鹿戸雄・蛯 名】…【関連馬の好走が好走条件!】

1勝馬ながら安定した成績を保っており、過去の桜花賞でも2着したシーズトウショウに酷似している存在といえるだろう。

しかし、同馬の鞍上が前走のままであれば信頼できたのだが、どう診ても北村宏⇒横山典⇒蛯名とあっては良くて3番手までとしか思えない。つまり、付属馬の付属的立場にあるのではとても大きな期待は懸けられないだろう。

3.ダンスファンタジア【55.0・藤沢和・横山典】…【人気の割りに安定度低い!】

クラストゥス⇒横山典というのは今回に関しては鞍上弱化とはいえない。なぜなら、他も全員が日本人騎手なので横山典なら充分通用できる騎手レベルに下がっているからだ。

しかし、勝つか馬券対象外かの両極端が同馬の成績面における特徴であり、これはことクラシックG1においては不利であると言わざるを得ない。まして、いくら先輩とはいえどもクイーンCで休養明けだったフレンチカクタスに、しかも元(今も)所属騎手の騎乗なのに先着されているようでは信頼度は低いと判断せざるを得ない。

ダンスインザムードの仔だけに親子制覇の期待は懸かるが、平等に比較してもさすがに勝つまでには至らないだろう。

4、ドナウブルー【55.0・石 坂・福 永】…【まず抽選通ってからの話!】

怖い、怖い存在なのが同馬である。なぜなら鞍上が福永だからだ。

たしかに対戦成績から比較するとスピードリッパー程度と見なせるのだが、如何せん鞍上が福永とあってはそんな比較など全てひっくり返してしまう操作が加えられる可能性があるからだ。

もしここにレーヴディソールがいたら必勝であったことは誰もが承知のこと。それだけに本来なら乗り馬不在であるのが普通の騎手であるのに、抽選対象なのにこれだけの馬がまだ残っている・残しておかれる騎手の半端ない恵まれ度が怖いのだ。とはいえ、全ては抽選を通ってからのことなのだが……

5、トレンドハンター【55.0・松田博・岩田康】…【全てを負かすなら同馬?】

初芝が重賞勝ちという期待値ばかりが目に付く同馬。鞍上技量も1・2位なのは間違いないし、おそらくホエールキャプチャ・マルセリーナと人気を3分するだろう。

しかし、同馬にも不安がない訳ではない。それが生産牧場がホエールキャプチャと同じであることと厩舎がマルセリーナと同じであることだ。特に同厩舎たるマルセリーナの鞍上たる安藤勝との駆け引きをどう判断するかが難しいところ。

ただし、他の2頭とはローテ的に間が空いてない分で優位とも思えるだけに、同厩舎の社台系生産馬を負かせるかも知れない。

6、ハブルバブル【55.0・池江寿・藤 田】…【一応複勝対象馬?】

まだ3走しか経験してないのにフラワーCで2着確保は立派なもの。それだけに伸びしろもある反面、フラワーCのレベルが低かった場合は複勝圏内も厳しくなるかもしれない。そうでなくても池江寿厩舎なのに藤田起用なのは、彼しか空いてなかったというのは明白であり、トレンドハンターが好走した場合の付属馬と考えるのが妥当だろう。

もし期待するとしたら、藤田が一か撥かの乗り方をした場合のみではないだろうか。

7、フレンチカクタス【55.0・大 竹・北村宏】…【援護の有無でどこまで!】

今年の牝馬トライアルは、レーヴディソールとの戦いを避けた他の有力牝馬のおかげで、レベル的にはフィリーズレビューが一番高かったといえる。その勝ち馬であるからには立派な桜花賞候補といえるだろう。だが、同馬の問題となるのは新興厩舎&北村宏のコンビであることだろう。

ただし、これ以上の不安はないといえばそれまでだが、近年のトップクラス騎手の動向を考えた場合、ここで同馬に戴冠を譲るということは充分に考えられるところ。言い換えれば、もし人情競馬(ヤラセではない心情的なアシスト)があるとすれば、おそらく引退する手前まで2度とクラシック勝ちのチャンスなど回ってこない鞍上のために競馬学校・厩舎・主催者の合意が成り立つのが同馬…という意味である。

クイーンCでホエールキャプチャに敗れているが、当時の同馬は休養明けなのに1番人気だった藤沢和厩舎のダンスファンタジアに先着しているのである。これはそれまでの北村宏であれば考えられないこと。何しろ師匠厩舎馬に先着したのだから…!

しかしながら、もちろん北村宏一人の技量ではとても勝つ競馬などできる訳がないので、同馬の関しては一体誰が・どこの厩舎がアシストに回ってくれるのかが大きな勝利条件となるだろう。

8、ホエールキャプチャ【55.0・田中清・池 添】…【1番人気なら危険?】

最強牝馬レーヴディソールに半馬身差まで迫ったが同馬。当然ながらレーヴが居なくなった以上は上位人気になるのは間違いない。

しかし、クイーンCから桜花賞直行というローテには正直疑念を持たざるを得ない。たしかに騎手に関しても特に問題はないし、そのクイーンCでフレンチカクタスやダンスファンタジアたちを敗っているので実力上位であるのは認めるのだが、如何せん過去にこのローテで結果を出した馬を私は記憶しておらず、どうしても不安の方が高くなってしまうのだ。

歴史を積み重ねるクラシック戦線の中で同馬が勝つことによってまた新しい歴史が刻まれるかもしれないが、もし人気が被るようなら疑って診るのも一考だろう。

9、マルセリーナ【55.0・松田博・安藤勝】…【エルフィンS以来がどう出る?】

牧場は社台F。厩舎は松田博。鞍上は安藤勝……これでチューリップ賞を勝っていれば大本命になっていただろう。

しかし、不幸なことに同馬はエルフィンS以降にレースを使っていない不安が残る。たしかに2戦目のシンザン記念でドナウブルーに先着するという能力の高さを見せているが、順調さが求められるクラシック戦線においてはやはり不利と言わざるを得ない。

同厩舎であるトレンドハンターとの兼ね合いとローテ的な不安もあるだけに、いくら安藤勝騎乗といえどもさすがに必勝とまでは……

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第71回桜花賞(G1) 予想コラム

騎手不信用の新時代桜花賞の始まり
サラ系3歳牝オープン 定量 1600m 芝・右 外

優先出走16頭の≪利点⇔弱点≫
----------------------------------------------社台系生産馬
マルセリーナ   【 55.0・松田博・安藤勝 】(前走=安藤勝)
父 ディープインパクト 性別 牝 馬主 (有)社台レースホース
生産牧場 社台ファーム 産地 千歳市
≪未知の魅力一番⇔厩舎の勢いに翳りが…≫
ダンスファンタジア【 55.0・藤沢和・横山典 】(前走=クラスト)
父 ファルブラヴ    性別 牝 馬主 (有)社台レースホース
生産牧場 社台ファーム 産地 千歳市
≪牧場・厩舎一流⇔騎手面で北村宏に優先権がありそうで…≫
フォーエバーマーク【 55.0・矢野英・吉田豊 】(前走=吉田豊)
父 ファルブラヴ    性別 牝 馬主 青山洋一
生産牧場 社台ファーム 産地 千歳市
≪牧場・馬主・騎手は問題なし⇔距離性不安なのが…≫
スピードリッパー 【 55.0・鹿戸雄・蛯 名 】(前走=横山典)
父 ファルブラヴ    性別 牝 馬主 吉田勝己
生産牧場 ノーザンファーム 産地 安平町
≪牧場・馬主・成績安定⇔昨年やり過ぎ騎手&ダンスFと一対なのが…≫
ラテアート    【 55.0・斎藤誠・松 岡 】(前走=松 岡)
父 サクラバクシンオー 性別 牝 馬主 (有)サンデーレーシング
生産牧場 ノーザンファーム 産地 安平町
≪牧場優秀⇔いくら松岡でも出ること自体???で…≫

----------------------------------------------その他生産馬
トレンドハンター 【 55.0・松田博・岩田康 】(前走=岩田康)
父 マンハッタンカフェ 性別 牝 馬主 飯田正剛
生産牧場 千代田牧場 産地 新ひだか町
≪騎手能力なら勝ち目筆頭⇔厩舎の勢いに翳りが…≫
ホエールキャプチャ【 55.0・田中清・池 添 】(前走=池 添)
父 クロフネ      性別 牝 馬主 嶋田賢
生産牧場 千代田牧場 産地 新ひだか町
≪馬の実績一番⇔ローテ疑問・騎手の立場がやや微妙なのが…≫
フレンチカクタス 【 55.0・大 竹・北村宏 】(前走=北村宏)
父 タイキシャトル   性別 牝 馬主 (株)ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン
生産牧場 服部牧場 産地 新ひだか町
≪馬に勢いあり⇔厩舎の実績未知数+騎手の実力不安が…≫
サクラベル    【 55.0・牧 浦・吉田隼 】(前走=浜 中)
父 サクラプレジデント 性別 牝 馬主 (株)さくらコマース
生産牧場 新和牧場 産地 新ひだか町
≪馬主実績良し⇔弱点のみで出ること自体???で…≫

ハブルバブル   【 55.0・池江寿・藤 田 】(前走=リスポリ)
父 ディープインパクト 性別 牝 馬主 金子真人ホールディングス(株)
生産牧場 パカパカファーム 産地 新冠町
≪馬主・厩舎A級⇔騎手テン乗り+前週重賞勝ちしたばかりで…≫
ライステラス   【 55.0・和田道・四 位 】(前走=岩田康)
父 ソングオブウインド 性別 牝 馬主 (有)スピードファーム
生産牧場 スピードフアーム 産地 新冠町
≪チューリップ賞2着⇔格段の鞍上弱化なのが…≫
マイネショコラーデ【 55.0・吉 田・和 田 】(前走=蛯 名)
父 ロージズインメイ  性別 牝 馬主 (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
生産牧場 ビッグレッドファーム 産地 新冠町
≪重賞勝ち⇔弱点のみでこれが馬券対象に来るなら蛯名が先着しそうで…≫
メデタシ     【 55.0・音 無・浜 中 】(前走=浜 中)
父 ディープインパクト 性別 牝 馬主 小田切有一
生産牧場 アサヒ牧場 産地 新冠町
≪厩舎A級⇔四位まで引き連れて来そうなので…≫

デルマドゥルガー 【 55.0・堀 井・内田博 】(前走=内田博)
父 リンカーン     性別 牝 馬主 浅沼廣幸
生産牧場 ファニーヒルファーム 産地 日高町
≪騎手本気なら一発あり⇔戦績数過多&厩舎B級なのが…≫
エーシンハーバー 【 55.0・藤岡健・武 豊 】(前走=武 豊)
父Cozzene   性別 牝 馬主 (株)栄進堂
生産牧場 Hopewell Investments LLC & Nick Bentley 産地 米国
≪馬主一流⇔厩舎B級・騎手がもう世代アシスト役なのが…≫
マルモセーラ   【 55.0・木 原・田中健 】(前走=田中健)
父 クロフネ      性別 牝 馬主 まるも組合
生産牧場 江渡繁治 産地 浦河町
≪重賞勝ち⇔ローテ・厩舎実績・騎手G1未実績が…≫
----------------------------------------------

抽選該当は2/7頭も鞍上未定2頭は除外 ≪利点⇔弱点≫
----------------------------------------------
ドナウブルー   【 55.0・石 坂・福 永 】(前走=リスポリ)
父 ディープインパクト 性別 牝 馬主 (有)サンデーレーシング
生産牧場 ノーザンファーム 産地 安平町
≪巻き返しなら脅威⇔あまりにヤラセが過ぎるが…≫
ツルマルワンピース【 55.0・三 浦 】(前走=福 永)
父 キングカメハメハ  性別 牝 馬主 鶴田任男
生産牧場 市川牧場 産地 浦河町
≪解説不要⇔福永2世への騎乗変更で来たらヤラセ2倍では…≫
カフェヒミコ   【 55.0・柴田善 】(前走=柴田善)
父 Bandini   性別 牝 馬主 西川恭子
生産牧場 Katsumi Yoshizawa 産地 米国
≪解説不要⇔選出されて勝ったら騎手へのご祝儀なのが…≫
ウッドシップ   【 55.0・藤岡佑 】(前走=藤岡佑)
父 クロフネ      性別 牝 馬主 小林英一
生産牧場 出口牧場 産地 日高町
≪解説不要⇔これが来るなら武豊が来るのが…≫
ニシノステディー 【 55.0・田中勝 】(前走= 幸 )
父 グランデラ     性別 牝 馬主 西山茂行
生産牧場 西山牧場 産地 むかわ町
≪解説不要⇔主催者が一番怖れるオイルマネーなので…≫
----------------------------------------------

レーヴ不在も抜けているホエールキャプチャ!?

馬の実績では一歩抜けて見えるホエールキャプチャ。
ただし、クイーンCからの参戦というのは少々懸念される材料だろう。歴代の挑戦馬たちがローテ上における調整の難しさのせいなのか好走できてないからだ。
しかしながら、馬の対戦実績で一歩リードしているのは確かであり、田中清厩舎のお手並み拝見というのが取捨の基軸となるだろう。

フレンチカクタスとトレンドハンターは…

ホエールキャプチャと同じ新ひだか町生産馬であるこの2頭。
騎手比較してしまうとトレンドハンターに軍配が上がるのだが、何しろ近年の騎手傾向を考えると「競馬学校に愛の手を!」が見え隠れしているのが気になる所。
フレンチカクタスの北村宏にしてみれば、元自厩舎以外でのG1勝ちのチャンスなど今後ないかもしれないだけに必死で勝ちに行こうとする気概だけは負けないはず。
しかしながら、本来勝つための乗り方を知らない競馬学校出ジョッキーなので、対トレンドハンターということであれば岩田康の手控えがないと先着は厳しいだろう。

社台系ならマルセリーナとダンスファンタジアだが…

鞍上が本気で乗りに来た場合、未知の魅力も含めてマルセリーナの方が断然強そうに感じる。ただし、何しろレーヴディソールがいなくなったというのに2頭も桜花賞に出走馬を送り出す松田博厩舎なのがちょっと疑わしさを覚えてしまう所。
だからといって、ことダンスファンタジアと比べるとマルセリーナが人気になるのはほぼ確実。もちろん鞍上の差もあるが、それ以上に藤沢和センセーとしての気持ちが横山典などよりも子飼いだった北村宏に傾くのが人情だと思えるし、それに横山典も世代アシスト役の一人なので、別にここで勝たなくてももういつでも調教師になって今年騎手になった息子に跡を継がせるのが息子のためになると思えるから。(…孫まで一流ジョッキーになれるとは限らないし!)

怖いのは抽選された時のドナウブルーか!?

もちろん鞍上が福永だから。
鞍上がこの騎手なので抽選をくぐり抜ける可能性も高そうだし、何より出てきた方が期待値からより混戦を演出できるので売上げ向上の利点も発生しそうだから。
前週にあれだけやりたい放題やらせてもらったジョッキー(純粋な彼の技量で重賞1・1・2・2着など不可能=ヤラセみえみえ)だけに出れたとしても普通いらないハズなのだが、何しろ福永なのでどんな仕込み方で勝たせてもらっても全く不思議じゃないのが怖い。
現時点で全く買う気はないが、勝たせてもらうという意味で最も怖い存在なのが同馬だろう。

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競馬人気衰退の危機

個人ジョッキー持ち上げに対する危機感のなさ

先の震災のため、先週も土日に重賞4つが組まれる特別な週間だったが、その内容はあまりに露骨すぎる特定ジョッキーの補填レースになってしまった。

近年、日本のジョッキーが短期免許の外国人ジョッキーに勝ちまくられていることに対し、競馬学校の教育方針の誤りではないかと問われる声が叫ばれているが、先週の競馬はまるでそうした声を逆なでするような酷い結果になってしまった。

いわずもがなの「レーヴディソール戦線離脱によるメグマー(恵まれ)福永への補填」である。【土曜日は日経賞・中山牝馬Sの2重賞を連続勝ち。日曜日は大阪杯・ダービー卿CTともに2着という内容で、先々週、高松宮記念をリスポリ騎手が勝ち、その後行なわれた毎日杯では圧倒的人気だったトーセンレーヴが3着に敗れるという「バランスある競馬」が行なわれた矢先にこの始末である】

私は、こうしたジョッキーとして本当に上手くもない者があまりに恵まれすぎることで他のジョッキーの成長を阻害し、勝つための騎乗ではなく、レースにおいて如何に徒党を組むかばかりが進歩してしまう点を危惧するのである。

こうした露骨な特定ジョッキーへの補填ばかりがなされていと、馬の能力や実績で予想する純粋な競馬ファンはどんどん競馬から離れていき、最後には「馬券を当てることのみを目的とする者」だけが競馬を見るだけになり、結局日本の競馬が衰退する道を辿ってしまうからだ。

せいぜいテイエムオペラオーと和田のコンビのように、強い馬に乗ったおかげでジョッキーが勝たせてもらっている状況であればまだ周囲は納得するだろうが、如何せん勝つための騎乗法を知らない単なるマスコミ受けするジョッキーだから勝たせるというのはあまりに酷すぎる状況だろう!

福永くんが恵まれているのはもう誰もが分かっていること。まして騎乗技術が上手くないことは周知の事実である。本当に上手ければ牡馬クラシックを今まで勝ってないなどということがある訳がないからだ。

そんなジョッキーが、1流半とはいえ外人ジョッキーであるリスポリ騎手ですらやれなかった同日2重賞勝ちをしただけでも苦笑モノなのに、翌日曜の2重賞もともに2着するという不可解な好走をしているのである。これが特定ジョッキーへの補填といわずして何であろう……これはあきらかに主催者たるJRAの「危機意識の薄れ」以外の何物でもない!

こんなマネをしているようだから『競馬はヤラセ。勝つジョッキーに他のジョッキーがわざと道を開けていることでそれが分かる…』などと評されるのである。そして、引いては今の外国人ジョッキーに容易くひねられる下手クソ騎手ばかりがのさばってしまう体たらくに陥ってしまったのだ。

数年前、とある好素質を持った新人ジョッキーがいたが、その子のジョッキー意識はデビューの時点で、「武さんの馬に乗ったら10回中9回勝てる」などと言ってしまう大きな勘違いをしているのである。これが騎手育成の誤りである良い証拠!

騎手とは本来アスリート(運動神経に長けた者のみに与えられる称号)である。だが、今の日本競馬のジョッキーは単なる乗り役でしかなく、このままではとても世界に通用するジョッキーの育成など不可能である。それどころか単なる徒党団体に成り下がってしまうだろう。

「人馬一体」という言葉が競馬の本当の姿であるならば、こうした特定ジョッキーへの補填など言語道断であるのは誰もが納得できるはず。

競馬衰退への道を辿らせる薄れた危機意識をすぐに改善しなければいけない……そのためには本当に上手いジョッキーが実力に見合った馬に乗せられることがまず実行されねばならない基本事項である。

私は、先週の福永補填重賞丸出しの中にその危惧を見出したので不安に駆られるばかりである………

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第55回産経大阪杯(G2) 予想コラム(決断編)

打倒4才馬なるか…

濃厚なメンバーだった日経賞に劣らない好メンバー揃いの今年の大阪杯。日経賞は4才馬の1・2・3を崩せなかったが、コチラの方が一角崩しの可能性は高そうだ。だが、たとえ4才馬の牙城が崩せなかったとしても、私的にはダークシャドウの好走だけはさせて欲しくないと思っている。なぜなら、技量もない鞍上にこれ以上恩恵を与えるのは競馬離れを促進させるだけにしかならないからだ。
【そんなことはさすがにないとは思うが……】

今回の大阪杯は例年になく好メンバーが集まっており、出走馬15頭のうちで……
1番ヒカルカザブエ (横山典)
3番ミッキードリーム(和田)
4番タッチミーノット(三浦)
6番トーホウアラン (岩田康)
9番イケドラゴン  (柴田善)
11番ナニハトモアレ (藤岡佑)
12番オペラブラーボ (蛯名)
13番ダークシャドウ (福永)
14番ダイワファルコン(北村宏)

……以上9頭までは鞍上技量・能力面で消すことができそうである。

残る6頭が馬券対象と考えられるが、この中で……
10番ダノンシャンティ (安藤勝)
15番エイシンフラッシュ(内田博)

……この2頭が59Kgであるのはやはり不利と言わざるを得ない。
厩舎2頭出しであるエイシンフラッシュはまだしも、本来「ドバイの恩返し」の観点からもダノンシャンティの好走期待は高いのだが、さすがにこの59Kgの斤量で勝つまでを期待するのは厳しいだろう。
また今回はあくまでいトライアル戦であり、定量となる次戦以降に期待するのが正着と見て怖いながらも掲示板までと判断した。

したがって、今年の大阪杯における私の決断は……
◎…5番キャプテントゥーレ(小牧太)
○…8番ヒルノダムール  (藤 田)
▲…7番ドリームジャーニー(池 添)
△…2番リディル     (武 豊)

……以上となった。

本来ならヒルノダムールを◎と見るのが近走の対戦からも妥当だろう。しかし、同馬の課題はその脚質的な仕掛け所の難しさにある。どんな相手でも好戦するがどんな状況でも勝ちきれないでいる。
能力的にはここでも上位間違いなしだが、また届かずがあるとすれば当然同馬の脚質を封じる展開ができるキャプテントゥーレが最右翼とみてこの順番と読んだ次第!

果てさて日経賞の再現(◎~△順番通り)なるか……小牧太の果敢さに期待する今年の大阪杯となりそうだ。

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第59回日経賞(G2) 予想コラム(決断編)

武豊、久々の好走なるか…!?

今年の日経賞の出走頭数は10頭。しかしながら、用なしと思われる馬が2・3頭しかおらず、馬の質的には非常に濃いメンバー構成となっている。

その中でも注目されるのは、トゥザグローリー・ペルーサ・マイネルキッツの58Kg組3頭であり、特にレーヴディソールの故障で一見不運と見なされそうな福永騎乗トゥザグローリーの取捨が難しそうである。
また、59Kgが嫌われる要素ながら、最終レースも人気馬が予定されている武豊の取捨も気をつけねばならないだろう。

したがって、予想方法としては【用なしと思われる馬を消して行く削除法】が正着となるだろう。

能力的に消せそうな馬は!

まずは能力的に疑問のある馬として、2番エーシンジーライン(岩田康)・3番トーセンクラウン(江田照)・8番ドットコム(内田博)・10番トップカミング(蛯名)は消すしかない。
これらに別定戦で3着に来られるようでは、いくら競馬学校出が下手クソでもあまりに酷すぎることになるからだ。

次に、「これに来られたらバンザイ(お手あげ)」の筆頭に上がるのが4番ビッグウィーク(四位)だろう。なぜなら、59Kgの不利以上に鞍上が川田の先輩とはいえ代役だからだ。
今さら四位の技量など問うまでもないが、何より問題なのが同じ59Kgでお手馬ローズキングダムに武豊が乗っているからには、ローズキングダムの好走がなければ同馬が馬券対象に入って来れないと思われるからだ。【よってビッグウィークは消し!】

したがって、残る馬券対象馬は「1、5、6、7、9」の5頭となる。

展開的に消せそうな馬は!

残る5頭の中で馬券的に最も美味しい存在は7番ミヤビランベリ(吉田豊)である。しかし、同馬の問題はここが阪神外回りコースであることだろう。
このレースがいつもの中山コースであれば、直線の短さが有利に働く逃げになったかもしれない。だが、直線の長い阪神外回りではかなり厳しい逃げになるのは必至。
ただでさえ同馬の逃げを上手く利用したいビッグウィークなどがおり、しかもそのビッグウィークが武豊の「おひきジョッキー」(=武豊が能力互角かそれ以上の馬に乗っている場合、引っ張り役になる子分的な騎手)であるからには早目に捕まえに来られる可能性が高い。これではさすがに同馬の穴目は厳しくなり、よって同馬も消し馬の対象と見なすしかないだろう。

したがって、残る4頭による私の決断は……
◎…1番 トゥザグローリー
○…5番 ペルーサ
▲…9番 ローズキングダム
△…6番 マイネルキッツ

……以上となった!

正直この4頭の鞍上を比べた場合、◎には武豊を推すのが妥当ではないかと思ったが、やはり59Kgが不利な材料であるのとここが本番ではないことを考えると今回は単穴までにしか推せなかった。
何より、こと馬の調子を考えた場合、いくら鞍上弱化とはいえ、恵まれ福永の恵まれっぷりがここでは際立ちすぎている。
もしここでトゥザグローリーを3着以下にしたら、本当にこのジョッキーはどうしようもない者になってしまうので下手クソジョッキーなのは分かっているが、ここまで馬に恵まれてしまっては◎に押さざるを得ないだろう。

○にしたペルーサの結果が私の最も興味あるところ。
安藤勝が勝つ気で乗ってくれば一番良い結果が出る馬だろう。だが、何しろ毎日王冠の時のように出遅れを理由に鞍上が本気で追わない可能性がある今回、逆に横山典を起用したことは少なからず悪い起用ではないはずだ。
本気の安藤勝には及ばずとも本気で追う横山典であれば、少なくともこの中では3番目には上手いはず。よって、ダービーの失態をここで穴埋めするくらいの結果は残して欲しいと思った次第…この思考から対抗とした。【ジョッキーの世代交代役の仕事をしないことを祈るのみ!】

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