スポーツ大陸があかした星野野球
≪もう選手を意気消沈させないでくれ…≫
今回のスポーツ大陸(NHK)の放送を見て、北京オリンピックでの敗戦を監督自身が語ったところによると、以下の3点が要因らしい…明言はしてないが、どう見ても選手の活躍不足としか受取れない内容だった。
【1】選手の調子を最高に持って行けなかった…
【2】信頼した投手が打たれてしまった…
【3】思った以上に打者が打てなかった…
敗戦の責任は監督が背負うもの。どんなに優秀な選手でも、全て監督の采配で動くのだから当然のことだろう。もちろんメダルを取れなかった責任を選手のせいにはしないし、できない。だが、敗戦のポイントとして上記3点を挙げてしまっては、結局全てが選手のせいということになってしまうのは否めない。だからこそ監督とは、ベストの状態でない選手を見抜き、少しでも好調な選手を起用するのが鉄則なのである。
今回の北京オリンピックにおいて、星野監督の采配が批難されているのは、まさにこの点において何の手も打たなかったことにある。
【1】においては、別に監督の責任とは言い難い。個人の調子は個人が考えねばならないことだからだ。…逆に、こんなことを気にしているようでは、采配に集中できないことの言い訳だと取られるだろう。また、コーチの責任だとも取れる。
【2】においては、藤川・岩瀬が打たれる可能性も考えておくのが指揮官の務め。まして、藤川・岩瀬を打たないと勝ち目がない他国のチームは、先発投手以上に研究しているはず。特に韓国は、対日本戦における過去のゲーム内容から「接戦に持ち込まないと日本には勝てない」というのを熟知してゲームを進めていた。だからこそ、序盤にリードされてもできる限り点差をつけられないよう小刻みな投手起用をしているのだ。
にも関わらず、あくまで「自分が予定していたローテーションにこだわり過ぎた」のがそもそも誤り。監督として必要な「臨機応変」が全くできないという証明ではないか!
【3】においても問題がある。…今大会の日本は、全試合で得点を取っている。「打者が思ったより打てなかった。」とは何と言う言い草か!
韓国戦で新井が打った先制2ランが好例として挙げられていたが、中畑「迷」代行監督のようなオーストラリア戦の完封負けを防ぐべく、相手投手のデータを収集していた結果は【無得点ゲームなし】ということで立派に仕事を果たしていた。
なのに、打てなくなった選手(村田と阿部)を起用し続けたり、打たれたピッチャーを投げ続けさせたりと、【データより自分の感に固執していた】としか思えない采配では、批難されても当然ではないか!
※…この後に控えるWBCまでは時間がなく、実際に監督を選んでるゆとりがないのは分かる。百歩譲って、このままWBCの監督でも仕方ないのかもしれない。ならば、あくまで自分のやり方を貫くという「自己の信念」と共に、「選手の好不調を見極めて起用する」という野球の原点にも目を向けて欲しい!…大砲など日本に必要ないことだけは、今回の北京オリンピックで重々認識したはず。短期決戦で出し惜しみこそ厳禁であることを再認識して欲しい。
確かに、次回のWBCでは日本の連覇は至難だろうから星野監督でも良いのかもしれない。でも、オリンピック采配の二の舞だけはやめて欲しい。選手がガックリしちゃうし、何より、野球ファンが余計にいなくなっちゃうから!
※…アストロ球団(昔懐かしい少年ジャンプの野球漫画)の標語ではないが、「1試合完全燃焼」の精神で采配してもらいたい。…GG佐藤や村田・阿部・宮本などの打者はまだ良いが、涌井のように予選を好投しながら、最後の韓国戦で打ち込まれたおかげで自信をなくさせるような不様な采配はしないで欲しい!…信念だか何だか知らないが、選手は貴方のオモチャじゃないんだからね!!……ただし、使ってみなければ好不調が分からないのが野球の面白いところ。時には「駒」として考えるのも「チームの勝利のため」には必要!…もっと非情になっても良いんじゃな~い!?
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)







最近のコメント